生まれてこのかた50年(まだ49年)改め(になりました)

2010年08月07日

きのこ雲と黒い雨

昨夜、ＮＨＫの”クローズアップ現代”で、

”あの日、きのこ雲の下で”が放送されました。

被爆認定患者となっていない地域の方々のお話と
現代の研究とシュミレーションの技術を駆使し
”きのこ雲の下”で何が起こり、
どれだけの被害があったのかを
科学的に追求した番組でした。

原爆投下から65年も経っているのに
苦しみから逃れることが出来ない人々がいる。

何と悲しいことでしょうか。

国民の苦しみを助けることが出来ず
何故、自分達の私利私欲ばかりに走っているのか、
本当にわからない日本の政治家・官僚に
改めて”怒”

ヒロシマナガサキ

戦争の記録・記憶

夢千代日記

続・夢千代日記

新・夢千代日記

posted by Tako at 16:10| 平和

2010年08月06日

広島

ご訪問ありがとうございます。

今日、8月6日は広島に原爆が投下された日。
今朝のＮＨＫの記念式典の中継で、黙祷を捧げました。

秋葉市長は、平和宣言で初めて広島弁の表現を用い、
「こがなあいびせえこたあ、ほかの誰にもあっちゃいけん
（こんな恐ろしいことは、ほかの誰にも起きてはいけない）」
と,被爆者の願いを代弁。

平和記念式典に
初の米国代表として出席したルース駐日大使。
大使館を通じて
「未来の世代のために、
私たちは核兵器のない世界の実現を目指し、
今後も協力していかねばならない」とのコメントを発表し、
第2次大戦のすべての犠牲者に哀悼の意を表した、とのこと。

国連の潘事務総長は、原爆死没者慰霊碑に献花。
あいさつの中で
「被爆者が生きている間に、核兵器のない世界という夢を実現しよう」と呼びけ、
国連トップとして核軍縮・不拡散を主導する決意を国際社会にアピール。

65回目の原爆忌を迎え、
やっと原爆を投下した国の代表が、式典に参加したこと。

決して早くない参加ですが、
これから核軍縮への道が加速していくことを、
切に願います。

過ちを犯し、地獄を作ってしまうのは人間。
でも、それを悔いて正していくのも人間なのですから。

以前に、長崎の原爆について書いたことがありますが、
残念ながら、広島を訪れたことはありません。
必ず子供と訪れ、戦争の無い
核の無い世界がいかに大切かを感じ、考えたいと思っています。

posted by Tako at 13:15| 平和

2010年08月05日

宿坊に泊まってみませんか

私の母の実家は”岩手県二戸市金田一”で
（金田一温泉、金田一京助さんなどが知られています）
本家が”長寿寺”と言うお寺です。

子供の頃、伯父の家に遊びに行き
旅行など親戚一同しましたが、
必ず本家のお寺にも泊まらせて頂きました。

神社仏閣が好きなのは、
子供の頃に見聞きした、
お寺の醸し出す幽玄な空間・楽しい夏休み・お盆・蝉の声を
ふと、思い出させてくれる場所だからなのです。

父の故郷、大阪も祖父が必ず旅行に連れて行ってくれましが、
家族で和歌山県の”高野山”の宿坊に泊まりに行きました。

弘法大師によって開かれた
日本仏教の一大聖地。
高野山全体が、この世とあの世を区切る場所のような
将に”霊験あらたかな世界遺産”。

宿坊に泊まり精進料理を頂き、
ゆっくりとした時間を過ごすのも
大切なことだと思います。

今年の暑い日々も少し、和らぐかも

お寺に泊まろう！｢宿坊特集｣【ぐるなびトラベル】

高野山温泉福智院

高野山の宿坊にお泊りなら

【高野山】奥の院を巡るガイドツアー

世界遺産：高野山～奈良大和路　夏の風物詩を連夜で楽しむ

高野山観光協会音声ガイド機＜音声ガイド＞1台で英語、フランス語、中国語、韓国語、日本語の５ケ国対応

posted by Tako at 18:00| 旅（国内編）

2010年08月04日

大阪＊うまいもんあります＊

私の中では大阪は”旅”というより、
”味”と言う方が適切な表現になります

父が大阪出身の為、子供の頃は
祖父の家に毎年遊びに行きました。

昭和39年に新幹線

も開通し、当時”ひかり号”で、
東京～大阪駅まで3時間10分で到着していました。

現在は無くなってしまいましたが、
当時はビュッフェがあり、
いつも、エビフライを食べていました

エビフライを食べるのが楽しみと同時に
車中から見える”富士山”

も
とても楽しみにしていました。

”大阪の味”

きつねうどん・・・必ず赤い蓋で閉まっている丼で
（けつね）　　　　その蓋を開けた時のお出汁の匂いがタマリマセン

お稲荷さん　・・・きつね（けつね）うどんには必ずお稲荷さん（いなり寿司）が付き物

　　　　　　　　　色は薄いけれどしっかりと油揚げに味が付いた絶品

てんぷら　　・・・俗に言うさつま揚げ。
　　　　　　　　　紅しょうが・たまねぎ・にんじん・ごぼう・魚介類などが
　　　　　　　　　たっぷり入った贅沢な揚げ物。
　　　　　　　　　最近では黒門市場でも中々無いようで、残念です

お好み焼き　・・・謂わずと知れた大阪の名物。
　　　　　　　　　お店は必ず鉄板があり、コテで食べていました。
　　　　　　　　　（当時、家で”コテ”を使っていた東京人はあまりいなく、
　　　　　　　　　　　友達が来てお好み焼きを”コテ”で食べたら驚かれました）　　　

串揚げ　　　・・・東京でもオシャレな串揚げやさんが増えていますが、
　　　　　　　　　大阪の串揚げは駅などのスタンドカウンタで、
　　　　　　　　　キャベツ食べ放題の、下町おやつみたいな感じでしょうか
　　　　　　　　　揚げたての”アツアツ”がとても嬉しい大阪の味

お寿司　　　・・・祖父のすぐ裏にあったお寿司屋さんで、
　　　　　　　　　アナゴ１本そのままと大きな海老の乗った
　　　　　　　　　豪快なお寿司
　　　　　　　　　箱寿司も最高で、江戸前とは又違った美味しさです

たこ焼き　　・・・難波・梅田といった繁華街に行くと必ず食べたたこ焼き
　　　　　　　　　今では東京、いや全国区、いや中国、いや世界に進出
　　　　　　　　　浪速の商売人に拍手

他に、ふぐ、焼肉、ホルモン等など
大阪の胃袋は美味しい

で一杯です

大阪うまいもん30選
　　　　　　　　　　　　　　
大阪”むっちゃオモロい＆ウマい”が満載

ユニバーサル・スタジオ・ジャパンに行こう！！

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
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posted by Tako at 17:12| 旅（国内編）

2010年08月03日

母と娘の不思議な絆

『どうしよう。子供を流産してしまった。
　　　　　　　　　　　　　お母さんには言わないで』

泣きながら目を覚ましたのは、ベニスのホテルのベットの上でした。

その旅行は出発する5日前に、子供を宿していることが解り、
色々考えた末に、決行したヨーロッパ旅行でした。

夫（前）がヨーロッパに長期で出張しており、
その間の休みに、友人と2人で合流し
イタリア、フランス、ベルギー旅行の計画を立てていました。

妊娠したことで、
旅行を逡巡していた私の背中を押したのは
母でした。

『子供が生まれたら、中々行けなくなるから、行ってらっしゃい』と。

ベテランツアコンの学友が一緒だったこともあり、
決行しました。

幸い悪阻も無く、順調に旅行を楽しんでいたのですが、
冒頭のような夢を見て、少しだけ不安でしたが、
フランス、ベルギーと無事に旅行を終え
身重と言うことで、父が成田まで車で迎えに来てくれました。

車中で、旅行の話をしていると
父　：　『イヤー、旅行していた2週間は、意外に早かったな。
　　　　そんな間にも色々な事があるもんだ』と、話し始めたので
私　：　『色々なことって、お母さんに逃げられた？』と冗談で返したら
父　：　『実は、急な腹痛で緊急手術をしたんだ』
私　：　『えっ、何言ってるの？』
父　：　『折角、楽しい旅行をしているのだから、
　　　　　知らせないでと言うので、知らせなかった』と。

突然の父の話に驚きながら、
緊急入院・手術をした日を聞いて、愕然としました。

それは将に、私がベニスで自分が流産し
母には知らせないで、という夢を見ている日だったのです。

しかも、入院してすぐには
痛みの原因がわからず、色々な科を回され
3日後に母が『何でもいいからお腹を切って』
と懇願し、婦人科で手術。
卵巣に癌が見つかったのでした。

その話を友人にしたら、
『卵巣なんて・・・お母様が赤ちゃんを守ってくれたのよ』
と、涙を流して母の痛みを労ってくれました。

成田空港からそのまま、
入院先の病院へ出向き、母を見舞いました。

母の一声は
『どうだった？旅行は楽しかった？』でした。

母は、まだ自分が癌だとは知りませんでした。

つきとめよ、ガン発生の謎

ためしてガッテン！がん