2010年03月04日 | Posted by サイトー at 01:31 | 洋〕→Green Day | この記事のURL |
21Century Breakdown
GREENDAY[ 21Century Breakdown ]★★★☆☆
最初聴いたとき、彼らにいったい何があったのか・・・と思った。歌詞はともかく音的にもうすでにパンクから彼らは完全に手を引いたように感じた。
インディーズのころから知っている自分から言えば、この変化を喜ぶことができなかったが、彼らのようなポップでキャッチーでメッセージ性の強いバンドが、こういった形で大御所になるのはある意味予想内であったというのも事実で、このアルバムが彼らのターニングポイントになるのはまず間違いない。
アルバムとしては、ピアノ等の導入などによって今までのサウンドよりさらに幅が広がっている。しかし歌のメロディラインが今までの使いまわしのような感じがするのは自分だけではないはず。GREENDAYらしいといえばらしいが、使い古された王道のコード進行など彼らがネタを使い切ってしまった感じがしてすこしさびしい気持ちになった。
個人的によく考えられているなと感じたのはタイトルトラックである「21Century Breakdown」。メロディも斬新なポップで、前回のタイトルトラック同様、ライブの主力になるのは必然だろう