先月、俳優の田村正和さんがお亡くなりになった、というニュースを聞きました。また、昭和の名優が一人いなくなってしまいました。寂しい限りです。心からお悔やみ申し上げます。
この年（現在５４歳）になると身内、知人等周りの人がポツリポツリお亡くなりになります。そんな時、故人を偲ぶとともに自分の事も考えてしまいます。自分の健康、これからの人生、そして寿命、、、できれば大好きになった自転車になるべく長く乗っていたいと思っているのですが、果たして何歳まで乗れるやら、、、７０歳か、７５歳かもしかしたら６０過ぎかも。
まだまだ何年も先の事考えても仕方がない、と思われるかもしれませんが、同年代の方はお分かりになると思いますが、５０過ぎまであっという間でしたから。ホント、そんな先の事ではないのです。
そこでこれからの事を考えて、もうあまりいろいろ「無理な事」「無茶」はやめた方がいい、という結論に達しました。簡単に言うと、「歳考えろ」、という事です。
具体的には、自転車に関してはもう白石峠の３０分切りは諦めて、これからはタイムなど気にせずその時のコンディションに合わせたファンライド、つまり登り切ったらそれでいい、というスタイルにします。
白状しますが、実は去年の１０月３１日の自己ベスト３０分１０秒からタイムが伸びなやみ、何とか年内に目標の３０分切りを果たしたいと焦ったワシは、１１月２９日のアタックでいつもよりも増したハイペースで走り、ラスト1ｋｍからのスパートでさらに追い込んだら意識が少しとんでしまい、ほんのわずかな段差でバランスを失い、落車してしまったのです。幸い大きな怪我もなく、バイクも無傷でしたが、危なかったです。あの時車などの対向車がいたら、、、と思うとゾッとします。
意識が飛ぶほど酸欠になって走るなんて、いくら何でもやり過ぎだと、それから大いに反省し、今年から走り方を変え、Vo2Maｘではなく乳酸閾値レベルの心拍数で走るようにしていたのですが、３０分を切る、という目標を追っているとつい無茶したくなってくるのです。
それに、パワーを向上するには、普段のトレーニングも高負荷（レベルはＬ４以上）で行う必要がありますが、以前から、年齢的にそんな高い負荷をかけて心臓とか大丈夫なのか、とうすうす危惧していたこともあり、やめることを決断しました。
一説に「適度（自分にあった負荷）な運動は健康に良いが、スポーツ（のような過酷な運動）は健康を害し、寿命を縮める」というものがあります。もちろん医学的にもこの辺はまだまだ証明されてないと思いますし、実際まだやれるのかもしれないですが、なんか、彼の死をきっかけにいろいろ考え、この先も自転車を長く楽しみたいので、「もうここらでいいかな」とこの結論に達しました。
少し寂しいですが仕方ありません。でもこれからも自転車でいろんな事を楽しみたいですし、このブログにもＵｐしていきたいです。
少し今日はしんみりしてしまいましたが、これからもよろしくお願いします。
ではまた！
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