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2020年03月19日

食生活とがん

 まず、日本人に多い胃がんについては、塩分の摂取が原因の一つになっています。
 また、カロリーを控え運動をすることにより、肥満を防ぐことも多くの部位のがんを抑制することが期待されます。
 しかし、最近、同時に、やせていることも、がんで亡くなりやすい、あるいはなりやすいという研究結果もあります。むずかしいですが、肥満でもやせでもない適当な体重を保つように心がけたほうがいいでしょう。


 < 焼け焦げ >
 なお、「焼け焦げ」の中に発がん物質があるというのも、ほぼ間違いないがんの危険リスクのひとつと言えるでしょう。
 「焼け焦げ」にはヘテロサイクリックアミンという物質があり、その中にたくさんの種類がありますが、その多くに突然変異をおこす力があり、発がん性があるということが、動物実験で確認されています。


 < 腹八分 >
 また、60%摂食ネズミという、要するに40%餌を制限したネズミと、好きなだけ自由に餌を食べるネズミとを比較しますと、60%ネズミでは寿命が長く、運動量が多く、繁殖率が高く、発がん率が低いという、いいことだらけになります。食べすぎは健康によくないということになります。
 やはり、腹八分目というのがよいようです。この場合だと腹六分目ということになりますが。


 < 野菜 >
 野菜の摂取は、多くのがんでリスクを下げていることがわかります。カロテノイドという野菜の成分やビタミンCもがんのリスクを低下させます。
 特に胃がんでは、野菜やカロテノイド、果物、ビタミンCがよく、やはり食塩は、よくないことが知られています。
 結腸・直腸がんでは、定期的な運動がリスク低下につながっています。それに対して喫煙とアルコールはリスクを高めます。特にその両方が組み合わさると危険であるということは、疫学的にはっきりしています。たばこを吸われる方はお酒を一緒に飲まれることが多く、アルコールで傷がついた喉頭や食道の粘膜にたばこの煙が作用して、おそらく口腔・咽頭、喉頭、食道がんが発生する危険性が高まると言われています。
 「毎日生野菜を食べる」という人は、「生野菜をとらない、ときどきとる」という人の半分の危険度です。
 果物でも同じように、毎日食べる人では危険度は食べない人の半分以下に減っています。生野菜や果物の積極的な摂取により、少なくとも肺がんに関しては、がんの発生に抑制的に働くということがわかっているそうです。


【 腹八分 】
 ラットなどの小動物を対象に、食事の量を一定に制限したグループと、好きなだけ食べさせたグループとの平均寿命を比較する研究がありました。
 研究のひとつでは、食べ放題にしたマウスの平均寿命が74週であったのに対し、食事の量を80%に制限したマウスは122週と、1.6倍以上に延びたことが報告されています。
 その後、さまざまな研究から、腹八分目、つまり一定のカロリー制限によって、細胞の老化を遅らせることができるということが確認されました。
 その結果、細胞の機能不全によって引き起こされるがんや動脈硬化による血管障害(高血圧や脳卒中、心筋梗塞など)、さらに糖尿病など多くの生活習慣病の予防に、腹八分目の効用が指摘されるようになったのです。
 実際に、より人間に近いサルを対象としたアメリカの試験では、30%のカロリー制限(腹七分目)によって、体脂肪、血圧、血糖値、中性脂肪値などが改善されたことが報告されています。
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