2012年11月02日
鈴木みのるが『鈴木みのるの独り言100選』を発売!!
私が今、というかここ数年一番好きなプロレスラー、鈴木みのる選手が本を出した。
タイトルは『鈴木みのるの独り言100選 』です。ベースボールマガジン社のサイトで内容を
確認してみましたが、なかなか面白そうな本です。5年程前から週刊プロレスに
連載されているものからの100選のようです。ご本人のブログに書いてあったが、毎週、
担当記者と喋った内容を録音し、担当記者が鈴木選手が話したことだけを
切り取ってくる。それを本人が自分の言葉でまた、書き直す。そうやって、書いている
そうです。この本の中にはコトバ論というのもあるようですが、鈴木みのる選手は試合も
もちろんですが、その発言でプロレスを面白くしていると思うのです。
きっと、この本も面白いと思います。
では、最後に特に印象に残っている発言。震災後の2011年3月27日、
プロレスリング・ノアでの杉浦貴選手に対してのマイクパフォーマンスです。
これ、音声のみですが、どうぞ。
楽天ブックス
価格:1,575円 |
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新品価格 |
『鈴木みのるの独り言100選 』
価格 : 1,575円(消費税込)
著者名 : 鈴木みのる/著
発売日 : 2012年11月1日
【内容】
オレにとっては、言葉もプロレス。世界一性格の悪い男の主張。
「プロレス」を「人生」に置き換えて読めば、自己啓発本!
「プロレス」を「ビジネス」に置き換えて読めば、ビジネス書!!
【目次】※一部掲載
内館牧子×鈴木みのる ふたり言
鈴木みのる 独り言 100選
コトバ論「コトバはプロレスに必要なもの。強い魂を発散する商売なんだから」
プロレスは「見せ物スポーツ」であるということ「スポーツには2種類がある。プロレスと、それ以外。」
パンクラスへの思い「鈴木みのるが1000ピースのパズルなら、そのうち何百かはパンクラスで作られた」
ウエートトレーニングをしない理由「プロレスが好きなやつはたくさんいるが、プロレスを楽しんでるヤツって少ない」
鈴木ノート「技術を修得するには、体と頭両方で覚えるのがいちばんいい」
若手時代の回顧。洗濯当番「粋だったね、イノキは。歯ブラシ買いに行くにも10万円」
問題提起のしかた「ただ主張するだけじゃ意味がない。落としどころを、必ず考える」
世代について「カメダ兄弟が出てきたときに、『あぁ、薄っぺらいな』って思った」
メジャーとインディーについて@「力道山の血をひいているかどうか…それが違いだと思う」
プロレスとテレビについて「結論…景気回復はプロレス中継からだよ!」
コーチ&トレーナー論「プラスしか教えないのはコーチじゃない…と思う」
タッグチームの型分析「テニスだって、ランク1位と2位がペアを組んだからって優勝できるかは別問題」
社長&オーナー論「かつての新日本は社長が変わっても、すべてがアントニオ猪木の世界だった」
観戦マナー論@「悪質なヤジが飛ぶのは、黙らせられないレスラーのせい」
観戦マナー論A「“盛り上がり待ち”じゃなく、レスラーが盛り上げなければならない」
スター論@「誰も追いつけない『ぶっちぎり感』があるヤツがスターになれる」
スター論A「自分と他者の考えをすりあわせないと、“カッコイイ自分”はできない」
【著者プロフィール】
本名・鈴木実(すずき・みのる)
1968年6月17日生まれ、神奈川県横浜市出身。178センチ、102キロ。B型。横浜高校でレスリング部に所属、高校卒後後、新日本プロレスに入門し、88年6月23日、横浜文化体育館大会での飯塚孝之戦でデビュー、翌年、新生UWFに移籍。藤原組を経て、93年パンクラスを船木誠勝と共に旗揚げ。モーリス・スミス、セーム・シュルト、バス・ルッテン、ケン(ウェイン)・シャムロック、ガイ・メッツァーといった世界の名だたる格闘家たちと激闘を繰り広げる。03年にパンクラス内にプロレス部門「MISSION」を立ち上げ、新日本プロレスに参戦。その後、各団体マットを渡り歩き、三冠ヘビー、世界タッグ、アジアタッグ王座を獲得し、「チャンピオン・カーニバル」では09年〜10年連覇。ニックネームは“世界一性格の悪い男”。
A5判・248頁