2012年07月17日
ラジカセのデザイン!
以前に、このブログでもラジカセのことを幾つか書きましたが、こんなDVDが発売している。
『ラジカセのデザイン!JAPANESE OLD BOOMBOX DESIGN CATALOG』
2012年6月27日発売
UIBZ-5067 6980円
監修・解説:松崎 順一(デザインアンダーグラウンド)
ナレーター:古谷 徹
・5カテゴリ別 主要30機種の紹介
・松崎工場長のラジカセコラム
・主要5機種の生音聴き比べ
ラジカセのデザイン! JAPANESE OLD BOOMBOX DESIGN CATALOG [DVD] 新品価格 |
ラジカセの誕生は1968年で、第一号機はAIWAのTPR-101というモデルだそうで、
監修・解説の松崎順一さんによると、ラジカセの定義とは、
「取っ手が付いていること」
「ラジオとカセットの合体であること」
「乾電池で駆動すること」
ということらしい。
このDVDはそんなラジカセの世界を伝えるラジカセビジュアルDVDというべきラジカセ百科
事典だそうです。
【内容】
このDVDでは厳選した主要30機種が「スタンダード」「多機能」「チープ&キュート」「コンパクト&カジュアル」「ビッグスケール」の5つのカテゴリーで紹介、ラジカセの顔であるフロント部分は勿論、リア、サイド、アップといった様々な角度から舐めまわすかのように映し、機種によってはその特徴を余すところなく紹介している。コントロールつまみにギミックがある場合は、実際に動かしその音を再現。シリーズが続く機種については、チューニングスケールや製品番号表記等を比較するために過去機種ラインナップもあわせて紹介されている。
欧米やアジア各国に輸出されて大人気となった機種や、残念ながらCD時代の到来により最高度のスペックを持ちながら生産台数が少なく未だにマニアの間では希少として取引されている機種、あまりの人気で当時プラモデルまで発売された機種など、登場モデルのキャラは非常に濃い。日本の精鋭技術者たちが自由な発想と威信をもって盛り込んだ素晴らしいテクノロジーについても紹介されている。
ドルビー以外の国産ノイズリダクションシステムや、疑似的に4chのように音に立体感をもたせるシステム、大型パッシヴ・ラジエーターなど、1970年代後半から80年代初頭に日本で開発されていた技術の紹介も興味深いが、存在自体が謎で意味のないギミックが搭載されているような脱力モデルも、愛すべきラジカセの一端を彩るモデルとして、愛情持って紹介されている。
「カセットテープ」の紹介も含め、主要30機種から漏れた日本を代表する79機種については特典画像集として収録されており、様々な角度の写真とともに製造年、サイズ、特徴が紹介されている。英語字幕も対応しており、英語圏のマニアにもやさしい作りだ。
「デジタル時代に一石を投じる ”男の浪漫”それがラジカセ」 なんだって。
確かにちょっと面白そうです。(動画に出てくる赤いやつ持ってた気がします。)
価格:1,680円 |
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