バッキンガム・ニックス「Crying In The Night」がサウンド・シティ・スタジオで最初に録音された曲なんだって。
バッキンガム・ニックス (生産限定紙ジャケット仕様)
WOWOWで放送された、伝説のスタジオ「サウンド・シティ」の隆盛と衰退を追った
ドキュメンタリー映画、『サウンド・シティ - リアル・トゥ・リール(Sound City-Real to Reel)』を
観ました。こんな古びたスタジオで名盤がレコーディングされたんだな、と興味深く、楽しんで
観たのですが、中で流れた曲ですごく気に入った曲があったのです。
サウンド・シティ・スタジオで最初に録音されたというBuckingham Nicks(バッキンガム・
ニックス)の「 Crying In The Night(クライング・イン・ザ・ナイト)」です。
サウンド・シティでプロデューサーのKeith Olsen (キース・オルセン)の世話になっていた
Lindsey Buckingham(リンジー・バッキンガム)とStevie Nicks(スティーヴィー・ニックス)。
LAに移り住んだ頃は食べるのにも困っていたらしく、部屋の掃除や壁を塗ったりしていた
そうです。そして、最初にレコーディングされたのが「Crying In The Night」。
Buckingham Nicks - Crying In The Night (Lost Gem_45rpm version)
http://youtu.be/9u7w4Yx8uW8
1973年にリリースされたバッキンガム・ニックスのアルバム『BUCKINGHAM NICKS』は
好評だったが、レコード会社からは切られてしまい、また、スタジオでぶらぶらしていた。
同じ頃、サウンド・シティ・スタジオでレコーディングすることになったFleetwood Mac
(フリートウッド・マック)。
Mick Fleetwood(ミック・フリートウッド)はBob Welch(ボブ・ウェルチ)の後任ギタリストを
探していて、キースを通じて以前、サウンド・シティで聴いたバッキンガム・ニックスの
リンジーを紹介してほしいと頼むのですが、キースは条件として、ガールフレンドの
スティーヴィーも一緒じゃないと駄目だと。
こうして、1975年に黄金期のフリート・ウッドマックが誕生したんですね。
映画ではキース、リンジー、スティーヴィー、ミックのインタビューで、この話が語られて
いて、ここが個人的に一番興味深かった。
さて、70年代のこの曲、すごく気に入っている。最近はデジタルの音楽が主流ですが、
改めて、アナログのこういう曲が良いなあと思います。
残念ながら『BUCKINGHAM NICKS』は現在CDでは発売されていないようなんです。
これは中古のアナログで聴け!ということなんでしょうか。
中古も出回ってないだろうな、CDもLPも。再発売を望む。
※2017/1/23追記
生産限定紙ジャッケット仕様で2017年3月8日に再発売されることが決定。
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