2017年08月12日
発達障害に関するチェックリストを鵜呑みにしすぎるのは危険?!問題は自分に支障があるかどうか
言語と社会性の発達障害、および繰り返し行動が自閉症スペクトラム(ASD)の主要症状だ。米国疾病予防管理センターからの発達障害早期発見のための乳児期チェックリストには、1)音に反応しない、2)動くものを見つめない、3)笑わない、4)手を口に持っていかない、場合は医師に相談するよう説明している。
引用元:ヤフーニュース
このぐらいの特徴が明らかであれば、医者ではなくても
親が違和感を覚えると思いますね。
現実はどうでしょうかね。なかなかチェックリストのように簡単なものでは
ないような気がします。
自閉症スペクトラムといってもかなり症状は広範囲になります。
さまざまな特徴を複合した発達障害の方が多いので、単純に
チェックリストを実施して一喜一憂してしまうのは危険です。
実際に問題になってくるのは家庭内や社会(幼稚園や学校など)で
当事者と支援している人が支障をきたしていると感じているか?
ということです。極論、チェックリストにあまり当てはまらなくても
親がしんどいと感じてしまったり、育てにくいと感じてしまったり
することはお互いにとってかなりの障壁となり得ます。
子育て相談を身近な人間に相談しても思ったような答えは
帰ってこないことも多く、苦しみを共感してもらえないことも。
「みんな大変な思いをして子どもを育ててきたのだから」
「子どもなんてどこもそんなものだよ」
「親になったのだからしっかりしつけしないとね」
上手く子育てが言っていない親からすれば、発破をかけられる
どころか変なプレッシャーになってしまい余計に自分を
追い込んでいくこともあるでしょう。
昭和時代の人は我慢強い人が多かったのか、専業主婦が多い時代だからか
大変さをあまり出す人が少なかったのかもしれません。そういう忍耐力も
時には必要でしょうが、我慢のしすぎで老人になってから暴走老人デビューでは
話になりません。
子どもが自閉症スペクトラムかどうかで
確かに定型の子どもを育てるより大変さは変わると思います。
しかしどちらにせよ親がいかに冷静で気持ちに余裕のある状態なのか?
ということが子育てには重要になってくる気がします。
私自身イライラがいまだにうまく発散できない性分ですので、
怒りに自分の心を翻弄されないようにと心がけていますが、
自分のコントロールは本当に簡単ではありませんね。
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