アスペ嫁と苦悩夫の奇妙な冒険

発達障害の当事者およびサポートする側の人はお互いに
どちらも想像以上のストレスを内包しているケースは多いです。

毎日の意思疎通がかみ合わないことは肉体的に精神的疲労だけでなく、
憎悪心や怒り、あきれなどさまざまな感情が複雑におそってくることでしょう。

発達障害は子どものころからの対応次第ではムダに自己肯定感や
自尊心を下げずに育むことも可能です。そのためには知識もさることながら、
自分の子どもにあった支援グッズなどをうまく併用することも大切です。

■聴覚過敏の救世主！イヤーマフ


発達障害というと多かれ少なかれ感覚過敏というものがある人が多いです。
定型の人からすればなんてことはない音でも当事者からすると、黒板を
つめでひっかいたり、金属の食器を金属のフォークでひっかいたりする
背筋が凍るような音に聞こえたりします。

同じ屋根の下で生活をしていると、音に関しての共有ということは
避けられません。音の感じ方は人それぞれですが、アパートなどでは
騒音トラブルで殺人事件に発展することもあります。

発達障害で聴覚過敏を持っている子供にとっては親にこの感覚が
理解されず苦しんでいる人もいます。イヤーマフはそういった
日常音のストレスを緩和するアイテムとして重宝します。


■デジタルイヤホンで日ごろストレスを解消


イヤーマフというのは聴覚過敏にとっては一助となるアイテムです。
しかしこの商品はどちらかというと家の中で使用するものであり、
外出時にはコンパクトではないため問題があるのです。

このデジタル耳せんのよいところは「声は聞こえて騒音だけカット！」
することができる点でしょう。もちろん魔法のアイテムということではありません
ので、万人にマッチングはしません。

ただ、聴覚過敏で悩んでいる子どもにとっては試してみる価値はあります。


■トランポリンで多動の鬱憤をはらす


本人に悪気はないにもかかわらず、自分がケガをしたり、相手をケガさせたり、
してしまいかねないのが多動性の子どもです。小学校生活に入ってくると、
多動がある子どもは周りの友達とうまくコミュニケーションがとれず
衝突してしまうことは珍しくありません。
「自分はそんなつもりはないのに」
「わざとやったのではないのに」

結果的に友達を叩いてしまったり、泣かせてしまったりして
問題が発覚することがあります。多動については病院に行けば
ストラテラやリタリンなどの薬物治療を勧められる場合もあるでしょう。

できれば薬はしたくない…と思っている親御さんも多いのは確かです。
そんな方には家の中で手軽に多動を解消できるトランポリンをつかうと
良い場合があります。





発達障害支援グッズが直接的に発達障害をよくするなんてことは幻影です。
あくまでも支援グッズは支援グッズです。健康食品などのサプリが飲んでも
体がすぐに良くならないことと同じように、補助的な意味合いということを
忘れないように障害とも向き合っていきたいものです。


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