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2018年03月20日
会社を辞めたら再度仕事に就くまでに必要なお金とは?
会社を辞めたいけどお金が心配
会社を辞めたいと思っている人も多いけど、やめた時の生活費はどれくらい必要なのかは考えておかなければなりません。そして会社を辞めたい人が必要な生活費は、転職活動を始めてから再度仕事を始めるまでの流れを知っておきましょう。
会社を辞めたら、最初にどの会社へ転職して選考や面接を受けるかを考えます。
とにかく転職は考えなければいけないことが多いので、気軽に思っていると痛い目に合います。
ある程度業種が決まっていれば、自分のやりたい仕事がやれそうな職種へ応募することになります。
一般的に1度の面接だけで採用が決まるところは少なく、正社員であれば学力テストや1次面接、2時面接、最終面接といった具合に段階を追って選考がありますのでかなり時間が必要となります。最初の応募から最終選考結果まで1カ月以上かかることも多いので、転職活動にはそれなりの準備期間と生活費が必要です。
仕事を辞めたければ最低3ヶ月以上の生活費が必要
会社を辞めたい人に必要な生活費は、最低でも3ヶ月以上の生活費です。
その人の生活費は支出によって異なりますが、給料の3倍以上の貯蓄があれば良いでしょう。
これは一般的に転職するまでにかかる期間を考えた時に最低でも必要な生活費です。
転職までの期間は半年ほど見ておいた方が良いと言われています。
以前勤めていた会社で長く働いていたのであれば、自己都合で退社したとしても3カ月後には失業保険による収入を最大3カ月間得ることができます。
〔自分が貯めておいた3ヶ月分の生活費+3ヶ月間の失業保険の手当〕で合わせて半年間は転職活動ができる期間となります。
半年という期間は、次の仕事を選ぶには十分な期間です。
だからといって決して長くはありません。また優良な企業ほど採用までに要する期間が長い為、上場企業など規模の多きい会社へ入社したい場合は就職までの期間を長く見ておいた方がよいかもしれません。
そして長い期間面接を受けてきたのに最終面接で不合格なんてこともざらにありますので、転職期間は長めにみておいた方が良いのです。
仕事をやめて転職する時の注意点
仕事を辞めて半年間が転職するまでの平均的な期間です。半年という期間は長いようにも感じます。仕事をやめて気が抜けてしまい、再就職先を探す転職活動をおろそかにしないようにすることが大事です。
半年あるからと思っていても、希望する仕事に就けるかどうかわかりません。できる限り早めに希望する会社を絞って、たくさんの会社へ応募して良く話をしてから決めるようにしましょう。
油断していると、いつの間にか半年がたち生活費を得るために希望しない仕事に就かざるを得ないなんて状況になってしまいます。
会社を辞めたい人は生活費が尽きる前に再就職しなければならないので、就職活動にタイムリミットがあることを常に頭に入れておきましょう。
仕事を辞めたい理由を考える
仕事を辞めて転職活動をするには、それなりにお金がかかります。
当然仕事をやらない期間は生活費が増えることがありません。それでも生活費は必要ですから、その期間は貯蓄が減っていくことになります。
仕事を辞めたい理由は人それぞれだと思います。仕事が給与に見合ってなかったり、会社への不満が募ったり、人間関係が嫌だったり、そもそもやりたい仕事ではなかったり。
ですが、そういった理由があったとしてもすぐに仕事を辞めるべきかは冷静に考えてみた方が良いでしょう。
生活費ギリギリで仕事を辞めてしまったら、転職活動をする時期に精神的に余裕がなくなってしまいます。また、受けたい企業が募集していない期間に仕事を辞めてしまったら、再度やりたくない業種へ泣く泣く転職しなければいけないという事態もあり得ます。
仕事を辞めたいという思いがあっても生活費と転職先を事前に考えて、計画性のある退社と就職活動を行うようにしましょう。