ローズウィンドウ教室＜アトリエ・彩＞

先日、図書館で借りてきたこの本。

地球とわたしをゆるめる暮らし [ 枝広淳子 ]

週末に読みたかったけど、風邪でちょいと寝込んじゃったために、
手に取る元気もなく……でそのままになり、もうすぐ返却期限。

寝込んじゃって、ずれ込んだモロモロの野暮用をこなしつつ、
なんだかずっとせかせかした気分で過ごしてたんだけど、
ちょいとお風呂が沸くまで一休み……その間に（休みつつ）できることないかな？
……と見回し、図書館返却用の本をかばんにつめておこう……として、
この一冊、読めないまま返却かな……と思いつつパラパラと目を通してみたんです。

────　いつも何かに追われている気がする……。
────　何をやっていても心から楽しめない……。
　　・
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こんなことを感じているあなたは、いつもネジをまかなきゃいけない、「ゆるめられない病」にかかっているのかもしれません。

うっわぁ〜〜〜〜！(　Д ) ﾟ　ﾟ
これ、私に向かって書いてる？……って思っちゃうぐらい吸い寄せられました。

現代の「加速する時代」という流れのせいで、いつもできるだけ効率よく、
お金や結果に結びつく行動をとろうとしたり、なにもせずぼーっとしたりしていては
いけないと思ってしまう……そんな癖がついてしまっているのは、
「ゆるめちゃいけない教」信者になっているんだとか。

そうやって、ゆるめることができなくなった心は、疲れ切ってしまい、
物事の判断も短絡的にしか考えられなくなり、大事なことや長期的なことを
充分に考えられなくなっていく……と。　((((；ﾟДﾟ))))ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙ

ゆるめる時間をもつことは、メリハリが付き、そのゆとりで周りを見渡し、
しっかり考えられるようにもなっていくという大事なこと。
世間に不安や緊張が多い現代では、この、自分をゆるめるということを
自分で意識してやらなくてはならない……そのためにも、自分に合った
『ゆるめるためのスキル』を探し、身につけておくのが理想だと。

……(。-｀ω´-)うぅ〜〜ん
「はじめに」を読んでるだけで何度頷いたことでしょう。

本文の内容は、生活に潤いをもたらす、ちょっとしたこと……
暮らしのエッセイ本なんかに良く書いてありそうな、
「花屋さんに行ってみよう」とか、「一駅分歩いてみよう」とか、
ちょっとかわったところだと、「著者に手紙を書いてみよう」とか、
「波に漂う」とか！？…………他にもいろいろ書いてありますよ〜(´∀｀*)

読みやすくて、さら〜〜っと読めます。
でも、たぶん、スゥッと抜けていきそうにもなると思うので、
手元に置いて何度も読み返したい本かもしれません。

販売、もうしてないのかしら………σ(’’*)？？？
手に入りにくそうだけど、私と同じ、ゆるめられない病の人に
ぜひ読んで欲しいなぁ〜(ﾟ▽ﾟ*)♪