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2017年03月21日

近況報告

こんにちは、ハネ吉です。

月曜の朝から妙に体調が優れず、病院で診察したらインフルエンザと診断を受け、現在ダウンしております。

インフルらしからぬ症状もあるので診断後も不安は拭えてないんですけどね。

というわけでして、数日間記事の更新休ませていただきます。

読んでいただいてる方、すみません。

posted by ハネ吉 at 15:58 | Comment(0) | TrackBack(0) | その他

2017年03月19日

【紹介した作品の新刊発売情報】スキップ・ビート! 第40巻 他9作品

2017年3月20日〜3月26日発売予定の新刊。
このブログで紹介した作品や関連作品の新刊情報と、試し読みした作品の感想。



ソマリと森の神様 第3巻 2017年3月20日発売

ソマリと森の神様の過去記事はこちら



スキップ・ビート! 第40巻 2017年3月20日発売

スキップ・ビート!の過去記事はこちら



ベルゼブブ嬢のお気に召すまま。 第4巻 2017年3月22日発売

ベルゼブブ嬢のお気に召すまま。の過去記事はこちら


鬼灯の冷徹(24) (モーニング KC)

2017年3月23日発売

鬼灯の冷徹の過去記事はこちら



マージナル・オペレーション 第8巻 2017年3月23日発売

マージナル・オペレーションの過去記事はこちら



ディザインズ 第2巻 2017年3月23日発売

ディザインズの過去記事はこちら



サムライせんせい 第4巻 2017年3月23日発売

サムライせんせいの過去記事はこちら


路地裏しっぽ診療所 5 (マーガレットコミックス)

2017年3月24日発売

路地裏しっぽ診療所の過去記事はこちら


女王の花 15 スペシャルファンブック付き限定版 (特品)

2017年3月24日発売

女王の花の過去記事はこちら



試し読みをして気になった作品もひとつ紹介します。


CITY 第01巻
著者:あらゐ けいいち
掲載:モーニング
2017年3月23日発売


これはあるCITYのお話。
家賃も払えない無一文の女子大生・南雲。彼女が暮らすのは普通な町だけどちょっとおかしな人たちがいるどかの「CITY」。
わずかにあった貯金もギャンブルでスッた南雲は、家賃も払わず大家から逃げる始末。知り合いからお金を借りるため街中を走り回っているあいだにも、CITYのあちこちではちょっとおかしな人たちが生活を送っている。
南雲が動けばCITYは回る、皆が繋がる。

「CITY」という街で繰り広げられるガールズ・コメディ漫画。
非日常にしか見えないぶっとんだ日常を描いた『日常』の著者・あらゐけいいちの連載作品。

試し読み1話だけ、それでも分かる作品の雰囲気。今作もあらゐけいいちワールド全開の内容です。
街もキャラクターも一見普通なんだけど、動き出すとちょっと変わった出来事ばかりが巻き起こり、読んでると不思議な感覚に陥らせてくれる作品。

冒頭は岩に突き刺さって石造になった意味不明な鳥の話から始まったかと思ったら、次の展開では「その鳥と全く関係ない あるCITYのお話」と来たからすごい。驚きよりも作者さんらしさを感じてなんか納得。

前作「日常」では学校に通う少女たちの小さなグループ内での話しがメインでしたが、本作は街1つがメインの舞台になり、そこで暮らす人々の出来事や関係を描いた内容。そして紹介文を読む限りでは、恐らくひとつひとつの出来事は全て歯車のように繋がっているのだと思います。

1話の中にも多数のキャラが登場し、皆バラバラにそれぞれの生活リズムで暮らしていますが、南雲が走り回ってる間にいつの間にか1つ1つが繋がり出し、最後には集結・収束しているというのは見事でしたね。

相変わらず意味不明なことが多いんですが、考えても無駄だろうと思ってるので素直にスルーできる不思議。でも、セリフや絵を隅々まで観察したら、何かを発見できそうな気にもさせてもらえて楽しい。

キャラクターは可愛いですけど皆クセが強そう。そのなかでは、南雲の知り合いらしい「にーくら」さんというキャラは常識人ぽかったです。まあ、何か秘されている特性を持つ可能性はありますけど。登場人物が本領を発揮させるのはこれからでしょうが、1話だけでもにじみ出るクセ者感に期待を煽られました。

『日常』のノリが好きな人なら楽しめると思います。

試し読みはモーニングさんの公式サイトで1話を配信しています。(こちら

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2017年03月15日

漫画『ポンコツンデレな幼馴染』1巻の感想とあらすじ

『ポンコツンデレな幼馴染』1巻の感想。


ポンコツンデレな幼馴染
著者:海月 れおな
掲載:月刊少年マガジン
1巻発売日:2016年12月16日

春から通う高校への通学が便利なことから、幼少期に住んでいた父の実家に1人で引っ越してきた神田翔太。夢の1人暮らしにウキウキ胸を躍らせていると、昔仲の良かった幼馴染の少女・近藤早菜恵と再会した・・・・のだが、翔太の目に飛び込んできたのは美しく育った少女の姿と、立派な地図(おねしょ)を描いて干されていた布団だった。
早菜恵のことを昔から抜けてるところはあったけどそこが可愛いと思っていた翔太。しかし、久しぶりに再会した幼馴染は昔と変わらないポンコツ娘のまま成長してしまい、育っていたのは容姿だけ。
高校生らしからぬ行動の数々に戸惑う翔太だったが、早菜恵がポンコツのまま育ってしまったのは、幼い頃に自分が彼女に言った一言が原因かもしれないことが判明。早菜恵の告白に責任を感じた翔太は、彼女が年相応のまともな女の子になるため協力することを約束した。

進学を期に昔住んでいた町に戻ってきた少年が、綺麗になったけど小さい頃のままポンコツに育っていた幼馴染の少女と再会し、彼女のハチャメチャな奇行に振り回されていく話。
ポンコツ娘と幼馴染の少年が繰り広げる“変”感覚ヒロイン・コメディ。以前試し読みの簡単な感想を書いたと思いますが、それ以来このヤバすぎるヒロインのことがずっと気になってました。今回1巻読み終えたので改めて感想書かせていただきます。

ポンコツ系ヒロイン(?)が登場する作品と言えば、最近読んだなかだと『悪魔のメムメムちゃん』の淫魔なのにエッチなことが怖くて魂集めができないメムメム、『手品先輩』の奇術部だけどドジで手品が下手な手品先輩あたりが思い浮かびましたが、両者はそのポンコツなところが魅力に働いてるところが大きいと思います。一生懸命なんだけど上手くできず、べそをかいてる姿や、ミスをごまかそうとする姿が可愛くも見え、なんか目が放せない応援したくなる魅力があると思います。
この作品のヒロインも見た目は申し分なく魅力的で、可愛げのある振る舞いもしますが、そのポンコツ具合はかなりヤバ目な痛い子。上記であげた2人のキャラとは完全に別種のポンコツヒロインでしたね。

まず始めに言っておきますが、この作品から萌えを期待するのは危険かもしれませんので、その系統をお求めの方はご注意ください。試し読みはしといた方がいいと思います。
私も1巻発売前に試し読みをして知った作品ですが、最初読み始める前に予想していたのは、ポンコツと言ってもむしろそこに愛らしさや微笑ましさを感じるドジっ娘レベルのヒロイン。そして、そんなヒロインと数年ぶりに再会した幼馴染の少年とのラブコメものだろうと予想。
しかし、そんな予想は開始数ページで見事に打ち砕かれました。もはやこれをポンコツという枠に収めていいものかと悩むほど、果てしなくぶっとんだヒロインでした。

主人公・神田翔太が高校進学のため数年ぶりに帰ってきた町で再会したのが、本作のヒロインである同い年で同じ高校に通うことになる幼馴染の近藤早菜恵。
見た目はとても美しく育っていた早菜恵でしたが、精神年齢は幼い頃からまったく進歩はなく、ポンコツにも拍車がかかっている始末。とてもじゃないけど高校生とは思えない行動と発言の数々を連発しています。
高校生にもなっても治っていないおねしょ癖、お茶漬けをビニール袋に詰めて持参、もらった合鍵を左手薬指に巻いて勝手に進入、昔の恋愛シチュではお馴染みの小石を窓にコンコン当てて呼び出す行為では、拳大の石をぶん投げ窓ガラス破損など、もう何しでかすか全く読めない恐ろしい子。おまけにファッションセンスも壊滅的。

本人曰く、幼い頃に翔太が言った「さなえちゃんとけっこんしたい」「しんぱいでほっとけないさなえちゃんをまもりたいんだっ」という言葉が原因だそうです。誰の目からもベタ惚れしてることは明らかで、その言葉を胸に刻んでしっかり治さず成長しましたとさ。
翔太にとっても衝撃の事実。子供の頃のなにげない発言がまさかこんな惨劇を生むとは・・・。一途に想い続ける翔太の気を引くため、いろいろがんばってる姿は応援したくもなりますが、スタートの時点でちょっとお門違いの方向に突っ走ってしまったので目も当てられない状況。これはもう、翔太が全責任(結婚+介護)を持つ以外ないでしょう。

他には、早菜恵と同様に保育園で一緒に遊んでいた船見加奈という少女。こちらは女子力は高く、全うなヒロインという感じでしたが、かなり天然も入った子。彼女も翔太に想いを寄せてる様子が伺え、一緒にポンコツを治そうと協力してもらえることになり、彼との共同作業にドキドキさせてました。
あと、翔太の妹ちゃん・千代子も登場。様子を見に来た際に早菜恵と出会い、その美しさに憧れを抱いたんですが、まあ誤魔化しきれるわけがありません。「この人、なんかおかしくない?」・・・バレた。その一途な翔太への想いだけは認めてもらえましが、ポンコツを治すまで交際は認めてもらえないようです。

萌え漫画でもなければ、かといってラブコメでもなく、これは完全にギャグ漫画でしたね。早菜恵のことは恋愛漫画のヒロインとしてではなく、ギャグ漫画のヒロインとして見るべきだと思います。
さて、今後彼女のポンコツは改善されていくのか、そもそもその余地があるのか、とても気になるところ。翔太は現在保護者、あるいは介護者的ポジションなので、今後の早菜恵との変化するかもしれない関係性も楽しみですね。
メインはギャグコメディですが、恋愛模様も見所になる・・・・かもしれません。他では見られない崩壊系ヒロイン、なかなか面白かったです。


【eBookJapan】 ポンコツンデレな幼馴染
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2017年03月13日

【ガン×ソード】アニメ 感想&あらすじ イカしたキャラで復讐劇を気楽に観れる娯楽として痛快に描いたロボットアニメ


ガン×ソード(GUN×SWORD)
2005年7月放送
全26話
監督:谷口悟朗
原作:兵頭一歩
脚本:谷口悟朗、久城りおん、須永司、ほか
ヴァンの声:星野貴紀
ウェンディの声:桑島法子

あらすじ

それは、宇宙の底にある、お伽の国。荒野に夢、街に暴力があふれる、ボンクラ達の理想郷―――人呼んで、「エンドレス・イリュージョン」。

荒野を彷徨う流浪のタキシード男、その名はヴァン。腹を空かせて食べ物を恵んでもうらため立ち寄った教会で、荒くれどもに襲われていたウェンディという名の少女と出会った。無法者たちの襲撃を受けていた町に住むウェンディは、自分の目的を果たすため、町を救ってくれたヴァンに着いていくことを決意する。

ヴァンは恋人を殺したカギ爪の男に復讐するため、ウェンディはカギ爪の男にさらわれた兄を探すため、2人は同じ相手を追いかけるために旅立った。

そして、カギ爪の男に近づくにつれある計画を知ることになったヴァンとウェンディは、旅の中で出会った仲間たちと共に、野望を打ち砕くために組織へ立ち向かっていく。

主要登場人物

・ヴァン
主人公。黒いタキシードを纏い、デンガロハットを被る、いつも眠たそうにしている長身痩せ型の男。婚約者のエレナを結婚式当日に殺され、犯人のカギ爪の男を追いかけて復讐するため旅を続けています。刀身がしなやかに伸縮する大きな蛮刀を携え、通常の戦闘に用いるだけではなく、自身のヨロイ「ダン・オブ・サーズデイ」を呼ぶ際には刀でV字を切る動作をします。ウェンディに付けてもらった「夜明けのヴァン」の他、「地獄の泣き虫」、「縁の下の力任せ」、「いい人」など数多くの通り名を持ちます。

・ウェンディ・ギャレット
ヴァンと旅をする少女。13歳。無法者たちに襲われていた町にヴァンが訪れた際に出会いました。村を助けてもらえるかわりに自分は何が出来るかを考え、「あなたの、お嫁さんになってあげる」と宣言し、ヴァンを困らせています。さらわれた兄・ミハエルを探すためにカギ爪の男を追っています。後ろで2つに束ねたコロネのようなちょっと変わった髪形。兄が大切にしていた銃を背中に背負っています。カメオという名のペットのカメを連れています。

・カルメン99(カルメンきゅうじゅうきゅう)
本名はカルール・メンドゥーサ。23歳。ホバースクーターに乗り、各地でヴァンたちの前に現れる謎の女情報屋。武器は4枚刃が付いたヨーヨー。「99」に関しては、99cmのバストと99の謎を持ってるらしいです。お金にがめつく、金目になりそうなものはちゃっかり持ち帰っていきます。ヴァンに対して好意を抱いていたものの、その想いを表に出すことはほとんどありませんでしたが、最後にやっと素直になれ・・・。

・レイ・ラングレン
ヴァン同様愛する人(妻)・シノをカギ爪の男に殺された復讐者。腰には刀のように差した長身の銃を携えたいます。ヨロイ乗りでもあり、愛機は妻も設計に関わった「ヴォルケイン」。復讐の鬼と化しており、障害となるものはなんであろうと排除しようとします。同じ目的を持つヴァンとは協力関係にはなく、むしろどちらがカギ爪の男を倒すかで衝突を繰り返していましたが、ある女性の説得を受けて共闘を決意。

・カギ爪の男
正式名称が存在しない「組織」のリーダー。本名はクー・クライング・クルー。ヴァンの婚約者、レイの妻を殺した張本人。右腕にカギ爪の義手を付けてることから、ヴァンたちに「カギ爪の男」と呼ばれています。常に温和で誰に対しても穏やかな語り口調で会話し、怒りの感情を表すことは全くありません。考え方がサイコパスの思想家なため、そもそも会話が成立しないことも多々あります。「幸せの時」という計画を実行し、自身が思い描く夢の世界を造ろうと企てています。

・ミハエル・ギャレット
カギ爪の男に誘拐されたウェンディのお兄さん。ほぼ洗脳された状態になり、カギ爪の男に対して異常なまでの崇拝を捧げています。ネオ・オリジナル7の一員として、ヨロイ「サウダーデ・オブ・サンデイ」に搭乗。同じメンバーであるファサリナには特別な感情を抱いている模様。「幸せの時」計画の重要なキーとなる存在。


感想・見所

婚約者を殺した相手に復讐を誓った1人の男と、さらわれた兄を探すため男の旅に同行する少女が、それぞれ絶望と希望を抱きながら旅を続けるなかで、ある組織の野望を知ることになり、巡り合った仲間たちと計画を打ち破るため立ち向かう物語。
ヒーローもの、復讐譚としても楽しめる巨大ロボットアクションアニメ。「痛快娯楽復讐劇」というキャッチコピー通り、復讐であっても気楽に観れる作品ですね。
週刊少年チャンピオンでアニメ本編とは展開・設定が異なる漫画が短期集中連載され、全1巻でコミックも発売。描き下ろしの『ガンソード -another-』は外伝的な作品です。

ロボットアニメは今も昔も数々の名作を生み続けている人気ジャンル。それゆえ残念ながら外れも多いわけなんですが、本作『ガンソード』に関しては個人的に当たりでした。
初見はリアルタイムではないですけどもう5年以上は前のことで、アニメ好きの友人からほとんど押し付けられる形でDVD借りたのがきっかけ。
「痛快娯楽復讐劇」という変てこなキャッチコピーを目にして、「なんじゃそりゃ」と思いながら観始めたら確かにそのまま内容でしたね。良い意味でバカばかりの登場人物たちが繰り広げる爽快なバトル、笑いを生むやりとり、痛快な顛末を見せ、掲げた看板に偽りなしの作品だと思います。
真面目に観ようとするとバカをみるカオスでイカした(イカれた)アニメ。

最初に気になったのはデザインだったりします。このスタイリッシュなちょっと独特なキャラデザどこか見覚えあるなと思っったら、監督・谷口悟朗さん、キャラクターデザイン担当・木村貴宏さん、両名『コードギアス』でも同様の立場で制作に携わっていた人でした。
この作品はコードギアスはもちろんのこと、同監督作品『スクライド』もチラつくような、監督らしさが出ていた気もします。

悪者退治もしますけど正義だの悪だのと単純に二分化するような内容ではなく、お互いの思想というより感情のぶつけ合いをハイテンションで繰り広げる作品だったと思います。特に中盤以降。
前半は基本1話完結式ですが、それぞれのエピソードに伏線を貼られているので、後々になって全てが繋がってくるという巧みな構成。正義のヒーローとは言い辛いヴァンがウェンディを連れ、訪れた場所で終盤にも再登場する様々人たちと出会いながら、悪いことやアホなことをしてる人たちをバッサリ倒していき、カギ爪の男の影を追っていくというのが前半の展開。
中盤以降になると散らばっていた伏線を回収しながら、カギ爪の男やその一派と本格的にぶつかり合う展開に突入します。

ヴァンは正義を語ることも他人の話を聞き入れることもせず、最後まで全体を見ずに自己の目的のため復讐者として生きた主人公。動機はともあれ結果として一応ヒーローものとしての体は成しているものの、ヴァンを純粋なヒーローやダークヒーローに当てはめるには違和感があり、こういった作品では珍しい主人公でしたね。
大切な人や物を奪われ闇に落ちていく主人公が登場する作品は珍しくはなく、全てではないにしろ大抵は正義感を捨てきれずダークヒーロー的な役割を担い、愛や友情によって次第にほどされていくという展開が多いと思います。
しかし、ヴァンの場合は最後までぶれることはありませんでした。彼を想ってくれるキャラは何人かいますが、ヒロインの愛や言葉で復讐への意識まで和らげることはなく、復讐だけを思って突き進んでいきます。まあ彼の二つ名に関してはブレブレでしたけどね。
でも、あんなサイコパスの変人に罪もない愛する人をいきなり殺されたとしたら、憎しみを抱くのは普通のことで、共感とは違うかもしれませんけど、変に聖人ぶるキャラクターよりもよっぽど理解できます。復讐に生きてるのに普段は眠たそうな顔をし、バカでかなり抜けてるところもある子供っぽい男性というのも良い味出てますね。

見所は、当然ロボットアニメですから、ヨロイでの熱いバトルは必見。デザインは豊富でかっこよく、作画レベルが高いのでよく動くバトル描写は見応えあります。
ヴァンの駆るヨロイ「ダン・オブ・サーズデイ」は文句なしでかっこいいんですが、どうしても惹かれてしまう正義を叫ぶ爺達の「エルドラV」。合体ロボというのはどうしてこうも男心を引きつけていくのか・・・。結構序盤で登場した彼らが終盤でもヴァンたちのもとにかけつけてきたときは嬉しかったですね。
面白いのは、ロボットバトルであることを否定する気はありませんが、この作品の場合正しくは口喧嘩バトルと言った方が正しいと思います。ロボット同士のバトルよりも搭乗者同士の口喧嘩の方が白熱してるすごいアニメ。『ガンダム』なんかでも戦いながら思想をぶつけ合ってるシーンはよくありますが、ガンソードの場合そんな高尚なものではなく、「バカ、バカ、バ〜カ!」なんてセリフも出てくる子供レベルの口喧嘩だから笑ってしまいます。
喧嘩バトルと言えば忘れられない、『スクライド』のラスト1話丸々喧嘩してるだけの話。監督が同じだからなのか、感情をぶつけ合うバトルばかりで楽しませてもらえました。

「痛快娯楽復讐劇」と謳うだけのことはある気楽に楽しめる復讐劇。見事なストーリー展開を見せ、ラストへ向けての盛り上げ方がうまかったので、しりつぼみすることなく最後まで飽きることなく楽しませてもらえました。BGMがラテン系のノリ
でこれも良いアクセントだったと思います。
キャラクターもクレイジーな奴等ばかりで笑え、もちろん女性陣も魅力的。主人公勢だけでなく、敵勢力のキャラクターも魅力的に描く作品はやはり面白い。
ロボット、アクション、ギャグ、シリアスなど楽しめる要素は多いというより、混ざり混ざってカオスな内容になっていますが、ハイテンションなノリを楽しみたい人にはもってこいの作品だと思います。強くおすすめしていいのか分からないですけどよければ観てください。




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posted by ハネ吉 at 19:24 | Comment(1) | TrackBack(0) | アニメ

2017年03月12日

【紹介した作品の新刊発売情報】ちはやふる 第34巻 他11作品

2017年3月13日〜3月19日発売予定の新刊。
このブログで紹介した作品や関連作品の新刊情報と、試し読みした作品の感想。



ちはやふる 第34巻 2017年3月13日発売

ちはやふるの過去記事はこちら


青Ao-Natsu夏(7) (講談社コミックス別冊フレンド)

2017年3月13日発売

青Ao-Natsu夏の過去記事はこちら


クジラの子らは砂上に歌う 9 (ボニータ・コミックス)
2017年3月16日発売

クジラの子らは砂上に歌うの過去きじはこちら



ごほうびごはん 第6巻 2017年3月16日発売

ごほうびごはんの過去記事はこちら


博多弁の女の子はかわいいと思いませんか? 2 (チャンピオンREDコミックス)

2017年3月17日発売

博多弁の女の子はかわいいと思いませんか?の過去記事はこちら


ましろのおと(17) (講談社コミックス月刊マガジン)

2017年3月17日発売

ましろのおとの過去記事はこちら



もはや私は貴腐人です 第3巻 2017年3月17日発売

もはや私は貴腐人ですの過去記事はこちら



らんま1/2 第10巻 2017年3月17日発売

らんま1/2の過去記事はこちら


あおざくら 防衛大学校物語(3): 少年サンデーコミックス

2017年3月17日発売

あおざくら 防衛大学校物語の過去記事はこちら



古見さんは、コミュ症です。 第3巻 2017年3月17日発売

古見さんは、コミュ症です。の過去記事はこちら




試し読みをして気になった作品もひとつ紹介します。


辺境の老騎士 バルド・ローエン 第01巻
著者:中島 真 原著:支援BIS
掲載:週刊ヤングマガジン
2017年3月17日発売


人間の住まう世界は、「大障壁(ジャン・デッサ・ロー)」と呼ばれる垂直に切り立った壁に囲まれ、魔獣の脅威から守られていた。
壁にある唯一の切れ目に位置し、代々魔獣の侵入を阻む役割を担ってきた辺境の領主・テルシア家。このテルシア家に長年仕え、人々から不敗の「人民の騎士」と称されるバルドという名の1人の老騎士がいた。老いたバルドは大きくなりすぎたその名を利用されることに危惧し、愛する者のため、美味しい物のため、遠くはない訪れる死を前に、財産を返上し、名誉も捨て、馬と剣だけを共に目的地のない旅へ出た。
―――彼は知らない。これがのちに、世界中で語り継がれる冒険の始まりになることを。

強く、かっこよく、美味しい食べ物には目がない老騎士の、死にゆくための道行きを描いた新感覚グルメ・エピック・ファンタジー。
「小説家になろう」で掲載されていた支援BISさん原作の小説を、中島真さんが漫画担当したコミカライズ作品。

私は原作読んだことないので確かなことは言えませんが、恐らく異世界グルメファンタジーです。
試し読み1話では老騎士としての活躍はまだなく、バルドの若かりし頃の話がメイン。魔獣との戦闘や、仕えているテルシア家の可憐でちょっとお転婆気味のお嬢様・アイドラとのエピソードですね。この当時からかなりの実力者であることが伺え、騎士として鎧を身に纏ってお嬢様を救うために剣を振るう姿はカッコイイ。

上述でも書いた通りこの世界には「魔獣(キージェル)」という人間の脅威となる怪物が存在し、互いの勢力圏は「大障壁(ジャン・デッサ・ロー)」と呼ばれる壁によって隔てられているようです。他にも精霊とされる存在も確認でき、ファンタジー感溢れる世界観は魅力的。
対魔獣もさることながら、領土が絡んだ人間同士の問題もちょっと不穏な感じですね。

老いてからの活躍はまだないものの、その姿は若かりし頃に負けず劣らずかっこよく、長い人生経験により身に着けた風格と、渋い雰囲気によってむしろ現在のほうが魅力的。美味しい物を食べてる表情には愛嬌さえありますね。なにより、嫁を迎えることなく、生涯ただ1人の女性を想い続けたというところが痺れます。

メインの要素になるかは分からないですけどグルメも見所のひとつ。各地を巡ってどのような出会いを経て、どんなグルメを堪能するのか、楽しみですね。

画力が高いのでキャラクターは一層魅力的に写り、背景も丁寧に描き込まれているので世界観が解りやすく、迫力ある戦闘シーンは見応えありました。
小説が結構人気高いことからストーリーは問題なく楽しめそうですし、漫画の作画も見事だったので期待できそうです。旅、剣、グルメと楽しめそうな要素は揃い踏みの作品なので、ファンタジー好きな人にはもちろんのこと、子供から大人まで幅広く楽しめるのではないかと思います。続きが楽しみですね。

試し読みはWEBヤンマガさんの公式サイトで1話を配信しています。(こちら

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ハネ吉
とにかく漫画が大好きです。愛してるといっても過言ではありません。どんなジャンルにも手を出しますね。正直、文章力にはあまり自信はありませんが、なるべくうまく伝えられるようにがんばります。ちょっとだけでも読んでもらえたらうれしいです。 ちなみに、甘い物とネコも大好きです。
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