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2016年11月30日

【ノラガミ】マンガ 感想&あらすじ 神と人が紡ぐ現代和風ファンタジー

月刊少年マガジン。2011年1月号より連載中。既刊17巻
作者:あだちとか
他作品:アライブ-最終進化的少年-



あらすじ・概要

「私は神です。」
八百万の神々の中でも末端に席を置き、社すら持たない無名の野良神・夜ト。念願の社を建てるため、迷子の猫探しから壊れた水道管の修理まで、どんなことでもたった5円のお賽銭で請け負い、信者を増やそうとするデリバリーゴッド(一応武神)。
そんなある日、受けた依頼をこなしている最中、注意を怠ったことにより女子中学生の壱岐ひよりを交通事故に遭わせてしまう。ひよりはかすり傷程度で済んだものの、事故以降頻繁に幽体離脱してしまうという困った事態に陥ってしまい、改善のためやっかいな神様である夜トと縁が結ばれることに・・・。
雪音と名づけた少年の霊を神の僕となる「神器」とした夜トは、神々の戦いにも巻き込まれていくことになる。

主要登場人物

・夜ト(やと)/夜卜(やぼく)
主人公。社を持たない無名の神。黒ジャージと首に巻いた手ぬぐいが特徴。ガサツで気まぐれな性格であるが、意外と義理堅く面倒見も良い。あらゆるものを斬る能力を持つ武神ではあるが、デリバリーゴッドとして5円のお賽銭で何でも請け負う武神らしからぬアルバイトをしています。「人間を間引け」という願いから生まれたため、本来は奪う側の神。生み出した人間の父親がいます。

・壱岐ひより
ヒロイン。医者の娘。開始時は中学生、後に高校へ進学。黒髪ロングをしたしっかり者の優しい少女。夜トを助けようとしたことでバスに轢かれてしまい、命は助かったものの、以降幽体離脱体質になってしまいます。夜トに小さな社を作ります。隠れ格闘技ファン。得意技はジャングルソバット。

・雪音
夜トの神器、名は「雪(ゆき)」、器は「雪(せつ)」。神器としての姿は、柄も鍔も無い白銀の刀で、柄を布で覆っています。人の姿は金髪の少年。霊として彷徨っていたところを夜トにより名を与えられます。生意気な性格であり、主人である夜トにも容赦なく辛らつな言葉を投げかけます。

・毘沙門天
最強の武神。七福神の1柱。長い金髪をたなびかせるスタイル抜群の美女。「歩く武器庫」と呼ばれるほど多くの神器を抱え、身に纏って武装しています。多くの神器を抱えることは苦痛を伴う行為だが、辛い表情は周囲には見せず、浮遊する霊を放っておけない優しさの持ち主。夜トとは因縁があり、強い憎しみを抱き執拗に狙ってくるが・・・。

・兆麻
毘沙門天の神器。名は「兆」。毘沙門天のことを「ヴィーナ」と呼ぶ最古参の神器。「祝の器」と呼ばれる進化した神器であり、形状は桜の耳飾り。皆をまとめ、力を最大限発揮させるナビ的存在。かつての毘沙門天の一族である「麻」唯一の生き残り。夜トには毘沙門天を救ってもらった大きな借りがあります。

・野良
白衣に天冠を着けている少女。全身に複数の神器としての名が刻まれており、神々からは名を呼ぶことも憚れるほど忌み嫌われています。冷酷で掴みどころのない性格。夜トの与えてくれた名を気に入っており、彼に神器として使ってもらうことを望んでいます。夜トの神器としての名は「緋(ひいろ)」、形状は白鞘の刀。




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感想

金も甲斐性も無い無名の野良神が、幽体離脱体質の少女と己の神器の少年と共に、様々な神と関わることで起こる厄介ごとに巻き込み巻き込まれながら、日本一の神になるため日々奮闘し成長していく物語。
神道における八百万の神々を題材とした、現代和風ファンタジー作品です。アニメ化もされ、2014年に第1期、2015年には第2期が放送されました。私は観てませんけど『舞台 ノラガミ-神と願い-』というタイトルで舞台化もされましたね。

魅力の1つは日本神話に登場するイザナミや七福神など、八百万の神々が存在する和風ファンタジーの世界観。
人の目には普通映ることのない死角にある高天原やそこに住まう神々・神器、さらに魑魅魍魎などが存在する『彼岸(ひがん)』、人間が息づく『此岸(しがん)』、そして半妖などの中途半端な存在が立つ彼岸と此岸の境界線にある『狭間(はざま)』、3つの領域に分かたれているという設定の現代日本を舞台とした世界。

有名な神様をモチーフにしているキャラもこの作品の世界観を彩る大きな要因ですね。七福神に名を連ねている毘沙門や恵比寿、学問の神様として有名な菅原道真こと天神、貧乏神のエビス小福、雷神・剣の神とされるタケミカヅチなど、神様だけあって一癖も二癖もあるキャラが多く登場します。神の成す事はすべからず「是」となるとは言え、人のように悩み様々な事情を抱えている様子を見ていると、なんだか親近感も湧いてきますね。
そんな神の従者と言えば、キツネや牛などの動物たちを眷族とする神使を扱った作品を多く見ますが、この作品では神器と呼ばれる神に仮の名を与えてもらった死霊たちが僕となっています。見るからに主と下僕のような主従関係にあるものもいれば、相棒のように見えたり、夫婦のように見えたりと、その関係性を見るのも楽しいです。エビス小福と苦労人神器である大黒の長年連れ添った夫婦のような関係が一番好きですね。

序盤のストーリーは夜トと人間に取り憑いた妖との戦闘と、登場人物たちのドタバタ騒がしく繰り広げられるご町内神様コメディのような賑やかな騒動を描いています。
中盤からは上記の要素もありながらスケールは大きくなっていき、次第に神と神との戦いなど、神の領域で起こる事件や騒動が中心になっていきます。戦闘の迫力も巻を重ねるごとに増していくので飽きませんね。
神と妖、神同士の諍いなど、本来人の立ち入れない領域で起こることであるはずが、全ては人間が起因しているというのも面白いところですね。人の願いから生まれる神、人に忘れられることで消える神、神は人の願いを叶えるために動き、神の行いは善となる。このあたりの要素もしっかり生かされている構成になってます。特に恵比寿のエピソードでは強く表れていたんじゃないかと思います。人の為にと善の心で逸脱した行いをする恵比寿、それを許さんとする天、両者悪でも間違いでもなく、裏で悪さをしてたのも動機となったのも人間でした。

夜トとひよりの関係は今後どうなっていくのか気になりますね。ひよりからは少しずつ夜トに対する感情に変化が見られるような気はします。夜トに関しては、ストーカーまがいな迷惑行為をしたり、彼女がデートしたことに嫉妬の炎を燃やすなど、ひよりのことが大好きであることは確実。ですが、それは神が人に向ける慈しみの想いからくる愛しさなのか、異性として意識している恋愛感情なのかは判然としません。
ひよりの置かれている状況はある意味異常であることから、そもそもこの交流が今後も続いていくかどうかも怪しく、仮に関係が深まったとしても、別れる展開になってしまったらと思うと切なくもなります。ですが、恋愛描写を望んでいる私としては何か進展あってくれると嬉しいです。

最初の1、2巻時点では「まあ、面白い方かな」ぐらいの感想しかありませんでしたが、巻を重ねるごとにスケールは大きくなり、気になる要素も増え、いつの間にかのめり込んでいましたね。
また、絵が美しいのも良いところ。神々の姿や神の住まう世界を美しく丁寧に描いているため、その絵によって彩られたストーリーに引き込まれる魅力があります。
先の気になるストーリー展開、魅力ある個性溢れるキャラクター、迫力あるバトル、笑いあり、涙もあり、男性でも女性でも楽しめる作品になっていると思います。飽きることなく読めるので、よければ読んでみてください。



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2016年11月29日

漫画『七つ屋志のぶの宝石匣』1巻の感想とあらすじ

『七つ屋志のぶの宝石匣』1巻の感想。



七つ屋志のぶの宝石匣
著者:二ノ宮 知子
掲載:KC KISS
1巻発売日:2014年11月3日

東京の下町に店を構えている江戸時代から続く老舗質屋「倉田屋」。宝石のオーラを見ることができる高校2年生の倉田志のぶは、2年前に亡くなった祖父の家に離婚した母と出戻りし、質屋で宝石の鑑定を任されていた。部活と店の手伝いばかりの毎日を送り、彼氏もいない志のぶだったが、実は亡き祖父が相談なく勝手に決めた婚約者がいた。
フランスに本店を置くジュエリー店「デュガリー」日本支店の外商を務めている北上顕定(きたがみあきさだ)。幼い頃、とある理由から祖父に預けられるも、一向に迎えは来ず、そのまま倉田家で育ててもらったイケメン男性。そんな彼には、探し求めている石があるようで・・・。

宝石のオーラを目で見ることができる質屋の娘と、“赤い石”を探している彼女の婚約者であるイケメン宝石外商。そんな2人が出会った人々と宝石にまつわる様々なドラマを織り成す物語。
テーマは『宝石』×『質屋』。コミック・アニメ・ドラマ・映画、様々な媒体で話題になった『のだめカンタービレ』の著者・二ノ宮知子さんが手がけている作品。のだめは漫画だけは読んだことありますが、最も話題を攫ったドラマはまだ観たことないですね。

『七つ屋』とは、質=七(しち、なな)を掛けた質屋関連の隠語です。

作中からは気になる伏線もいつくか伺うことができ、内容、掴み・引き、どれも見事な出来だったと思います。
物語は北上顕定がまだ幼い頃、なんと彼自身が祖母によって質に入れられるところから始まります。志のぶの祖父である倉田屋の12代目店主のもとに、名家・北上家の跡取り顕定を連れた祖母が訪れ、「この子を質に入れたい」というありえない頼みを受けます。
普通ならありえないこととはいえ、切羽詰ったとんでもない事情を抱えている雰囲気を察し、条件付きで引き受けることを了承。その条件というのは、3年過ぎても引き取りに戻って来なかった場合、顕定を孫娘の志のぶと婚約させてもらうというもの。名家・北上家の家計図に連なりたいというちょっとした野心、さらに顕定を連れてきた祖母がかつて憧れの存在だったということも起因していると思われます。なかなかの狸爺ぶりでした。勘違いないでいただきたいのは、決して悪い性格したおじいさんというわけではなりません。

そしてここから時は一気に流れ、顕定は立派な社会人、志のぶは高校生に成長したところまでが冒頭です。まあ、結局迎えは来ず、本人達は認めてないものの、婚約者になっているようです。
幼い身分で質に入れられるというとんでもない入りではありますが、インパクトの強さで掴みとしてはばっちりだったと思います。北上家は離散したとのことですが、その原因はなんなのか、迎えに来れなかった両親や祖母はどうなったのか、気になりますね。

主人公の志のぶは将来倉田屋を継ぐ夢を持つ女子高生。宝石のオーラを見ることのできる彼女の眼には、大切に扱われたモノは光り輝いて見えるようです。逆に盗品など曰くつきのモノはどす黒く淀んだオーラが見え、その才能によって問題が解決に至ることもあります。部活と質屋の手伝いばかりなせいか、「読モ」を会社の名前と勘違いするなど、女子高生らしからぬ常識のなさをしている子。
成長した顕定は倉田屋の手伝いをしながら、老舗フランスジュエリー店の外商として働いています。幼い頃から志のぶの祖父に鍛えられていたことによって、仕事ぶりはかなり優秀。しかも、美青年に成長していることから特に女性客相手だと高成果を上げ、倉田屋に来るお客さんからも「顕ちゃん」と呼び親しまれています。さらに、なぜか商店街のマドンナコンテストで優勝してしまった経歴を持つ伝説の男でもあります。そんな顕にはどうやら探し求めている赤い宝石があるようです。どういう理由なのかは明らかになっていませんが、おそらく倉田家と関係していると思われます。

顕の友人であり仲間でもある久世鷹臣というキャラも登場し、本人には自覚ないものの、彼は淀んだオーラを放つ宝石に触れただけで浄化してしまう特殊な人。志のぶと鷹臣は、お互いの力を利用できないかと企ててる様子も見せ、どちらもいい性格してるので少しおかしかったですね。

宝石にも質屋にもあまり縁のなかった自分ですけどとても楽しめました。しっかりとした取材、勉強によって裏打ちされた宝石や質屋の知識を伺え、単純にストーリーが面白いというだけではなく、とてもタメにもなる作品内容でした。宝石の説明もくどいほど過多になっておらず、読みやすいうえに分かりやすい説明はありがたい。
顕と志のぶの絶妙なコンビから生まれる掛け合いは面白く、宝石にまつわるほっこりする話もあって、気になる謎も散りばめられているなど、今後の展開が一層楽しみになる1巻でした。


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2016年11月28日

【人類は衰退しました】アニメ 感想&あらすじ 不思議な世界に誘われる妖精さんファンタジー


人類は衰退しました(全12話)
2012年7月から放送
監督:岸誠二
原作:田中ロミオ
脚本:上江洲誠、綾奈ゆにこ、熊谷純
わたしの声:中原麻衣
祖父の声:石塚運昇
妖精さんの声:小林由美子、あおきさやか、明坂聡美、他多数

あらすじ・概要

人類がゆるやかな衰退を向えてはや数世紀がたった世界。わたしたち旧・人類はその数を減らし、築いてきた文明も衰え、現在の地球は新たにその存在を確認された新・人類である「妖精さん」たちのものになっていた。
国連調停官であり、現・人類の妖精さんたちと人間との間をとりもつ仕事に務めている主人公の「わたし」は、調停事務所所長である祖父の下で働いていた。
そんなある日、わたしが暮らしているクスノキの里で不思議な事件が起こり、どうも妖精が一枚かんでると判明したため、祖父と共に調査へ乗り出すことになる。

主要登場人物

・わたし
主人公。クスノキの里で調停官を務めている旧・人類の少女。周りからは「先生」や「お姉さん」など、様々な呼ばれ方をされています。人付き合いが苦手であり、仕事に対してもあまり熱心に取り組んでいるわけではないが、押しに弱く流されやすいため、よく厄介事を抱えています。特技はお菓子作り。

・祖父
「わたし」の唯一の肉親である祖父。クスノキの里で調停事務所所長を務めています。わたしからは「おじいさん」と呼ばれています。妖精関連のみならず、様々な事に精通している博識な学者でもあります。趣味は狩猟。

・助手さん
無口なアロハシャツを着ている少年。祖父の部下ではあるが、「わたし」の助手をすることも多い。全く言葉を発することがなく、意思表示はスケッチブックかジェスチャーで行っています。絵が得意。

・Y(ワイ)
「わたし」の学舎時代の悪友。出会った当初は距離を置いていたが、ある出来事をきっかけに仲良くなり、よく一緒につるむようになります。腐った本に感化され、自身でも同類誌(同人誌)を出版。

・妖精さん
現在の人類。見た目は10cm程の可愛いマスコットのような存在。謎の高度な文明力を持ち、度々理解不能な現象を起こします。楽しいことを見つけると個体数を増やし、つまらなくなると一気に減少します。滅多に旧人類の前に姿を現すことはありません。甘いお菓子が大好物。

感想

人類が衰退したことによって地球が妖精さんのものになった世界で、両者の間をとりもつ調停役を務めている少女が、妖精さんの起こす不思議で少し迷惑な事象に巻き込まれていく物語。
『人衰』とか『人退』などと呼称されているファンタジー作品。原作は全9巻+短編1巻からなる田中ロミオ氏によるライトノベルです。

ほのぼのゆったりした空気感があることから日常系、あるいは癒し系の雰囲気ある作風になっていますが、その中に様々なパロディネタやブラックユーモアを散りばめられ、さらにSF要素も取り入れた作品になってます。

人と妖精さんが共存している不思議な世界観が魅力的で面白い。
舞台は遠い未来の地球。かつては地上の支配者のように君臨し、築いた文明を広げ繁栄し続けていた人間が、長い年月をかけゆっくりと衰退の一途を辿っている世界。そして今現在、数を減らし文明レベルも衰退したことで旧・人類となった人間の代わりに、新たにその存在を確認された妖精さんたちが台頭し、地球の現・人類として君臨しています。
人間が築いた文明崩壊の危機は既に末期症状ではありますが、自然の流れのように年月をかけ緩やかに衰退してきたことからか、人々の間に悲壮感といった切なさや寂しさはなく、むしろ穏やかに日々を過ごしているように見えました。

人間が衰退した終末期的な印象はあまり受けませんね。文明レベルが低い異世界の話でも見ているかのような感覚。形骸化しているとはいえ国連は存在し、人間が生み出した機会などの遺物も存在することから、一応衰退した人間の未来ということは伝わってくるものの、あまりにも人々がそのことに危機意識を持たずに受け入れてしまっているため、一見異常にも見えます。
まあでも、衰退や滅亡などを全面的に押し出す必要もない作品ではありますし、その異常さも妖精さん共々観る人を不思議な世界に迷い込ませる一因を担っているので悪い要素とは思いません。

少女ながら達観してるような主人公「わたし」の一歩引いた立ち位置も生きてきますね。この不思議で異常な世界や出会う人々、起こる事件に対して、パロディネタを踏まえたブラックユーモアで皮肉り、貶す彼女の言動は笑えました。

本作に出てくる妖精の見た目は、よくファンタジー作品に出てくる羽の生えた可愛らしくも美しい姿をした類のものではありません。手のひらサイズであることは変わりありませんが、羽はなく、開いた口が塞がらないなど、可愛らしくも不気味な雰囲気ある妖精です。
原理は解りませんけど楽しいことがあれば増殖し、飽きたら減少する謎の現人類。人間を遥かにしのぐ高度な技術と知識を有していますが、それによって人に危害を加えたり蹂躙して支配するようなことはしません。巡り巡って迷惑このうえない事態に陥ることは多々あり、人間の頭では理解に及ばない超常現象を引き起こすこともあります。性格は純粋無垢であるがゆえに、愛らしい言動や振る舞いをしながらも、一歩間違えれば世界自体終わらしかねない怖さも含んでいますね。食料事情など人が困っていることに対して、持ちうる技術を活用して彼らなりに手助けしようとしてくれるんですけど、感覚にズレがあるうえやり過ぎてしまうきらいがあり、さらに関わる人間の欲望も絡み、何とも言えない後味を残していきます。
見た目・言動・行動・能力、どれをとっても他の作品では見ることのない新しい妖精。

好みが分かれそうなアニメだなという印象。原作はどうか分かりませんけどアニメでは意味不明な点が多く、でもそれこそがこの不思議な世界観を形作ってるような気もします。真意やテーマなど、伝えたいことを深く読み取ろうと思えばできるのに、たまにそれすらバカバカしく思えてしまう不思議なアニメ。
オープニングからしてどこかクセになる魅力がありましたね。曲調や歌詞、それに妖精さんたちと「わたし」による変てこだけど可愛らしいダンス、飽きることなく毎回見てしまいました。
爆発的な面白さはないものの、じわじわクセになる作品だと思います。他にはあまりない作品ですのでよければ観てください。

人類は衰退しました Blu-rayBOX
by カエレバ


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posted by ハネ吉 at 18:36 | Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ

2016年11月27日

【紹介した作品の新刊発売情報】あさひなぐ 第21巻 他6作品

2016年11月28日〜12月4日発売予定の新刊。
このブログで紹介した作品や関連作品の新刊情報と、試し読みした作品の感想。



はたらく細胞 第4巻 2016年11月30日発売
累計100万部突破!! 各所で話題騒然の細胞擬人化漫画、待望の第4巻!
★赤血球と血小板のアクリルキーホルダーが付いた第4巻「特装版」も同時発売!! 特装版には「抗菌ポストカード」も封入されています!
マクロファージさんの“ヒミツ”ってなんだ!?優雅にして過激なマクロファージさんの裏の顔が明かされる「黄色ブドウ球菌」ほか、マスト細胞さんがヒステリーに大活躍する「デング熱」、赤血球ちゃんが後輩の教育係を任させる「出血性ショック(前後編)」、カンピロバクターが小腸で人質を取る「パイエル板」の全5編を収録!! (Amazonより引用)


はたらく細胞の過去記事はこちら



転生したらスライムだった件 第3巻 2016年11月30日発売
WEBで1億4000万PVの異世界転生モノの名作を、原作者完全監修でコミカライズ!巻末には原作者書き下ろしの短編小説を収録した、ファン必携の単行本!
爆炎の支配者と謳われた英雄、シズエ・イザワ。彼女の想いと姿を受け継いだリムルは、イフリートの力を使いこなせるようになるため洞窟に籠った。だがリムルのもとに突如、救援要請が届いた。駆けつけた場所には、大鬼族を前に倒れた仲間がいて――!? (Amazonより引用)


転生したらスライムだった件の過去記事はこちら



あさひなぐ 第21巻 2016年11月30日発売
インハイ予選団体戦――遂に決着!!
二ツ坂VS.國陵――インターハイ本選出場をかけた、団体決勝戦が遂に決着!!
大将戦までで引き分け、代表者戦へ突入。國陵サイドは満場一致で寧々の出場が決まった一方、大もめの二ツ坂はじゃんけんで代表者を決めることに!!
果たして運命の一戦の行方は!?負傷棄権し、病院から戻ったエース・真春が見た光景とは!?

そして物語は新章へ突入――少女たちの想いが最高潮に達する、感涙必至の21集!! (小学館コミックより引用)


あさひなぐの過去記事はこちら


忘却のサチコ 8 (ビッグコミックス)

忘却のサチコ 第8巻 2016年11月30日発売
最強のお一人さま美食コメディ−!
仕事で成果を出したご褒美に北海道新幹線の搭乗ルポを任されたサチコ。
函館への旅を満喫するのもつかの間、急な仕事が続々と舞い込み…?
その他、夏定番のひんやりデザートや芭蕉の旅路を訪ねる山形グルメ編も収録! (小学館コミックより引用)


忘却のサチコの過去記事はこちら



響〜小説家になる方法〜 第5巻 2016年11月30日発売
15歳の天才女子高生は世界を変えるか!?
弱冠15歳、デビュー作品にして、史上初の芥川賞&直木賞のWノミネートという快挙を成し遂げた、鮎喰響。
世間が大きく騒ぎ、文学界が慌てふためく中でも、あくまで自分の生きる態度は変わらない響。
そんな中、運命の受賞作発表の日がやってくる......!!! (小学館コミックより引用)


響〜小説家になる方法〜の過去記事はこちら



トリコ 第42巻 2016年12月2日発売
前巻では決着がついたかと思われたアカシアが突如復活し、トリコは致命傷。
盛り上がってますね。
そろそろ最終巻も近いのかな?

トリコの過去記事はこちら


試し読みをして気になった作品も紹介します。


結んで放して
著者:山名沢湖
掲載:アクションコミックス
2016年11月28日発売

あのとき、あの喫茶店のテーブルには、漫画を描く人が4人いた。好きな漫画を描いて、同人誌を作って、憧れの人と一緒に漫画について話していた日々。
あれから10年もの時が過ぎ、漫画を描き続けていたのはプロとしてデビューした浦田千畝だけだった。あのとき4人でいた喫茶店のテーブルには、今はもう1人だけ。同人誌を描いていたあの頃の思いにふけ、取り残されてるような気持ちを持ちながら、千畝はペンを握る。そんなある日、千畝は久しぶりにあの人に出会った。雑踏の中、もう漫画を描かなくなった憧れの人に。

同人誌・漫画の世界を舞台にし、描き続ける人やペンを置く人など、人生の岐路に立った女性たちの姿を描いた作品。それぞれの話が少しだけ繋がっている短編集です。
仲間や友人たちと一緒に何にも縛られることなく、ただ好きだったことに打ち込んでいた若い頃。でも、ずっと何も変わらずそのままでいられるわけでもなく、仕事、結婚、出産など、いろいろな出来事によって選択を求められ、そしてどう歩むかを決断していきます。そういう人生の岐路に立った女性達の繊細な心情を、巧みな表現によって描かれています。
心に沁みますね。恥ずかしながら、ちょっと泣きそうになりました。決別すること、変わってしまうことはさびしくもあるけど、決して悪いことではなく、もちろんこれまでの自分や「好き」だという想いを捨てることでもないんですよね。登場するそれぞれの葛藤を持つ女性たちの気持ちが言葉や表情によってじわ〜っと沁み入ってきました。
あと、完全に切り離された短編集じゃないところも良いですね。1話では脇役のキャラが他の話のメインになっていたりするので、短編集といっても1つの物語になってますね。なので、1度だけでなく何度か改めて読み返してみると、最初は気づかなかったこと、分からなかったを知ることができ、また別の感動が湧いてきました。
創作に携わってる人はもちろんのこと、若い頃からずっと好きで取り組んでいるものがる人、何かの事情により決別したものがある人など、多くの人の心に響く話だと思います。
試し読みはWEBコミックアクションさんのサイトで1話配信。あと、ニコンコ静画さんのサイトでいつまでかは分かりませんが、現在4話まで読むことができます。

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2016年11月26日

漫画『おはよう、いばら姫』1巻の感想とあらすじ

『おはよう、いばら姫』1巻の感想。


おはよう、いばら姫
著者:森野 萌
掲載:KC デザート
1巻発売日:2015年4月13日

こだかい丘の上にある空澤家で家政婦のアルバイトをしている高校3年生の美郷哲。高校卒業後は進学せずに就職を希望している彼は、猛反対している父親からの条件として、父が営む家政婦紹介所で「卒業までの間、怠けず働くこと」を突き付けられていた。
ある日、哲は仕事の疲れから屋敷の庭にあるベンチでうたた寝をしてしまい、目を覚ますと目の前には謎の少女が立っていた。病気がちなお嬢様が1人離れで暮らしていると聞かされていたことから、慌てて取り繕う哲は、虚ろげなで微笑む彼女に胸を高鳴らせる。後日、近づいてはいけないと言われていながら、彼女のことが気になっていた哲は離れを訪れたのだが、再会した彼女の雰囲気は別人のように変わっていた。

将来のために屋敷で家政婦のアルバイトをしている少年が、たった1人で本低の離れに誰とも会わずに暮らしていた少女と出会い、流星雨の夜に閉じ篭っていた彼女を連れ出し恋に落ちたのだが、次の日少年の顔を見た彼女の口から出た言葉は「あなた、誰?」。――「俺が好きになった人は、一体誰だったのだろう?」・・・といった話。
少女マンガではりますが、主人公・哲の男子視点で物語が進む作品です。紹介サイトを覗いてみたら人気作家さんや書店員さん方の推薦コメントが多数のせられており、そのプッシュ具合に興味を引かれ、試しに読んでみたらとても面白かったので紹介させていただきます。

物語の舞台となるのは丘の上に大きな屋敷を構えている空澤家。屋敷には雇い主から近づいてはいけないと言われている離れがあり、そこには病気がちなお嬢様が1人で住んでいるようですが、哲よりもずっと長く何年も働いている家政婦ですら会ったことがないとのことでした。
その話を聞かされた後、仕事の休憩がてら庭のベンチで休んでいるときに、哲はあっさりとそのお嬢様・空澤志津に出会います。一言も声を発することなく、優しげにも虚ろげにも見える静かな微笑みを浮かべたときの表情、とても印象的でしたね。
この時は落ち着きのある物静かな女性という感じだったんですが、後日、哲は落とした預金通帳を探しに離れを訪ねると、昨日会った女性に再会することはできたものの、まるで別人のように印象が異なっていました。2度目に再会した志津はよく喋る明るく元気な少年のような感じ。
さらに、志津を流星雨の夜に連れ出し、空を見上げて涙を流す彼女に対して「俺、笑ってるアンタが好きです!」と、1巻序盤で告白。それも恋愛的な意味で。この日の出来事で2人の距離はそれなりに縮まったはずだったんですが、次に再会した彼女が哲に投げ掛けた言葉は、「あなた、だれ?」。

最初は「あれ?別人?」と首をかしげてしまうほど異なった印象を受け、この時点で双子か二重人格、あるいは記憶リセットされてしまう病かといろいろ予想しながら読み進めました。そして、その後の展開から本作は自分の中で多重人格モノというジャンルに落ち着こうとしたところ、その出しかけた結論すらハズれてしまい、彼女の抱える問題はより厄介なオカルト的なものだったと判明。冒頭から普通の少女ではないと思っていましたが、まさかの展開にかなり驚かされました。

コロコロとその表情を変えていく少女。少年のように明るくはしゃぎ、時には穏やかな慈しみのある表情を浮かべ、またあるときは消え入りそうな静かな雰囲気を纏い、様々な人格と共に本人である志津は共存しています。
彼女の浮かべた笑顔に心惹かれ恋をした哲ですが、あの笑顔は一体誰のものだったのか。そして、事情を知った哲が志津と一緒にいるのは恋心からか、それとも同情心からなのか、あるいは屋敷の奥様と交わした契約にすぎないのか・・・。

優しいタッチの絵によって描かれていながら、ストーリーはシリアスを含んだ深く重みのある内容でした。表紙から受けるイメージとはだいぶかけ離れた内容でしたが、良い意味で裏切られました。
「笑顔」の描写が強く印象的な作品。哲が恋をした少女の笑顔、自然に出る本当の笑顔、不自然な作り笑いなど、どの笑顔からも深い感情を読み取れますね。
2人の関係は今後どう変わっていくのかや、志津の特殊な体質について、あと哲の母親の事情も気になります。予想を裏切る展開と設定、とても面白かったです。


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プロフィール
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ハネ吉
とにかく漫画が大好きです。愛してるといっても過言ではありません。どんなジャンルにも手を出しますね。正直、文章力にはあまり自信はありませんが、なるべくうまく伝えられるようにがんばります。ちょっとだけでも読んでもらえたらうれしいです。 ちなみに、甘い物とネコも大好きです。
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