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2017年09月25日

漫画『Infini-T Force 未来の描線』1巻の感想とあらすじ タツノコプロ歴代ヒーローたちによる新たな英雄譚

『Infini-T Force 未来の描線』1巻の感想。



Infini-T Force 未来の描線
原者:タツノコプロ/脚本:小太刀右京(チーム・バレルロール) /漫画:江尻立真
掲載:月刊 ヒーローズ
1巻発売日:2016年4月5日


あらすじ・概要

21世紀、それはかつての人々が夢見た時代。科学という力によってあらゆる困難に打ち勝てると信じた時代。そして、今わたしたちが生きている時代――。
謎の危険ドラッグによる事件が頻発する東京。ある日、この街で暮らす機械いじりが好きな女子高生・界堂笑(かいどう えみ)のもとに、送り主も中身も不明な荷物が届けられる。その中に入っていたのは、「『ポシビリティペンシル』あなたの望みなんでも叶えます」と書かれたカードと、“1本のえんぴつ”だった。
学校の帰りにコンビニへ立ち寄ると、突然拳銃を持った強盗に囚われてしまう。幼い女の子を庇うため、犯人の気を自分に向けたことで命の危機に陥ったエミは、すがる思いで「みんなを護り助けるヒーロー」を願った。
その瞬間、握り締めたえんぴつが勝手に動き出し、その場に4つのヒーローイラストを描く。そして、まばゆい閃光と共にそこへ現れたのは・・・・。

あるアイテムを手にしたひとりの少女の願いによって、時代を超え、世代を超え、世界を越え、21世紀に現れた4人のヒーローたちが、新たな伝説を紡ぎ出す物語。
「タツノコプロ」が生み出した歴代ヒーローたちが共演する新たな英雄譚。帯の謳い文句は「伝説は蘇る――。」月刊青年漫画雑誌「月刊ヒーローズ」の2015年12月号にて連載開始。
原作は数々の名作オリジナルアニメを生み出してきたアニメ製作会社・タツノコプロ。脚本は『マクロスシリーズ』のノベライズや、TRPG関連の記事で知られるゲームデザイナー・ライター・小説家の小太刀 右京(こだち うきょう)先生。作画担当は『P2!-let's Play Pingpong!-』の漫画家・江尻 立真(えじり たつま)先生。

感想

皆さんはヒーローと言ったら何を思い浮かべるでしょうか?
今も昔も、アニメ、マンガ、特撮など、様々な媒体から数多くのヒーローが誕生しており、それらは特に少年の心をとらえて離さないものです。男なら一度はそんな強くてかっこいいヒーローという存在に憧れを抱いたことがあると思います。その憧れを抱き続けて大人になった人も決して少なくはないかと。
ここ近年で登場したヒーロー作品と言えば、『ワンパンマン』や『僕のヒーローアカデミア』、あと少し古くなりますけど『TIGER & BUNNY』あたりが注目を集めていましたね。個人的には『ZETMAN』もおすすめ。
かつての名作もリメイクされたりと、色々な形で再注目されるようになり、往年のファンはもちろん、年代の異なる人達もそれらの作品にふれる機会が増えましたね。
今回紹介させていただく漫画『Infini-T Force 未来の描線』は、そんな昭和を代表するかつてのヒーローたちが夢の共演を果たした作品です。

内容をおおまかに説明しますと、描いたものを呼び出すことが出来る不思議なえんぴつを手にした女の子によって、同じ世界へ導かれたガッチャマン、キャシャーン、ポリマー、テッカマンの4ヒーローたちが、それぞれの「正義」を抱いて悪に立ち向かうお話。
一言で喩えるなら、タツノコプロ版アベンジャーズみたいな感じです。

タツノコプロによって生み出された昭和を代表するレジェンドヒーローたちがまさかの共演、そして共闘。その偉大な4人のヒーローは以下の通り。
『科学忍者隊ガッチャマン/鷲尾健(わしお けん)』
『破裏拳ポリマー/鎧武士(よろい たけし)』
『新造人間キャシャーン/東鉄也(あずま てつや)』
『宇宙の騎士テッカマン/南城二(みなみ じょうじ)』


正直に言いますと、ガッチャマンとキャシャーンはリメイクやメディアミックスしてるので最低限の知識はあるのですけど、恥ずかしながら他の2つについては名前ぐらいしか知りませんでした。まあ、どれも私が産まれるずっと前の作品でしたので。
この作品を知ったのは漫画からではなく、タツノコプロ55周年記念として製作されているフル3DCG劇場アニメ、そして2017年秋から放送されるテレビアニメがきっかけです。興味本位で調べてみると、先駆けて漫画連載されていたので、物は試しにと読んでみました。実はその後で知ったのですが、漫画版とアニメ版ではストーリー展開が異なるようです。

ヒロインは機械いじりが好きな女子高生・界堂笑(かいどう えみ)。特徴的なヘアバンドをつけてる表情豊かで明るい今時の女の子です。
彼女のもとに届けられたのは、差出人不明の謎のえんぴつ『ポシビリティペンシル』。添えられていたカードには「あなたの望みなんでも叶えます」という一文。メッセージにしても見た目にしても幼児向けの玩具にしか見えないそれは、ペンで描いた絵を実際に呼び出すことが出来るとんでもないアイテムでした。そして、エミが命の危機に瀕した際に願って呼び出したのが、4人のヒーローたちです。

そのえんぴつは誰にでも使えるわけではなく、何かは分かりませんけど“資格”が必要のようで、選ばれし者でないと効果は発現しません。そもそも届けにきた宅配人が怪しさ100%だったことからも、何者かによって仕組まれてる感は半端ないですね。
最初は漫画・アニメの世界からガッチャマンたちが飛び出してきたのだと思ったのですが、想像上のものは呼び出せないことが判明。つまり、エミが生きてる世界とは別に、ガッチャマンやキャシャーンたちの世界が存在するという、パラレルワールド設定だったわけです。

4人のヒーローたちは原作よりも年を重ねていまして、ガッチャマンにいたっては30代半ばか後半ぐらいのおじさん(アニメ版では24歳設定)。そのため、ちょっと残念な姿もたびたび晒しはしますが、そこは何歳になっても、別の世界であろうとも、彼らがヒーローであることは微塵も変わりなかったです。
それから、「正義と悪」の前に「正義と正義」のぶつかる様も必見。4人はみんな悪を断罪する正義のヒーローとはいえ、それぞれの目指す正義の方向性や捉え方は異なります。
「正義とは法と秩序を守るものだ」と言うガッチャマンに対し、「法で裁けぬ悪を叩き潰す力。それが正義」と返すポリマー。己の正義を証明するために拳をぶつけ合うこともあります。
そのことからも、この作品は単純な歴代ヒーロー共闘というだけではなく、ヒーロー同士がぶつかる様から、「ヒーローとは?」という観点もフィーチャーされていきそうです。

今回はこんな感じで、かつてヒーローたちがそれぞれの正義を胸に同じ悪と戦う作品『Infini-T Force 未来の描線』1巻の紹介でした。
最初はあまり知識のない自分が読んで楽しめるのか不安でしたが、私は普通に楽しんで読むことができ、それぞれのヒーローたちにも興味が沸きました。ただ、馴染みある人の方が楽しめるのも確かでしょう。そんな人たちの中でも好き嫌いは分かれそうですけど。
彼らと敵対する「悪」に関してはまだぼんやりしてるのでよく分かりませんが、それぞれの世界で戦っていた敵とはまた異なる独自の敵のようです。・・・・たぶん。
1巻はヒロインとヒーローたちの紹介をしながら、彼らが敵対するであろう悪の存在を匂わせている内容。なので当然まだまだ謎しかない状態ですが、4人のヒーローが共闘することは間違いないと思います。ともあれ、漫画でもアニメでも、今後の彼らヒーローたちの活躍を期待してます。
それにしても、正義にブレがない真の王道ヒーローというのは単純にカッコイイですね。

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ハネ吉
とにかく漫画が大好きです。愛してるといっても過言ではありません。どんなジャンルにも手を出しますね。正直、文章力にはあまり自信はありませんが、なるべくうまく伝えられるようにがんばります。ちょっとだけでも読んでもらえたらうれしいです。 ちなみに、甘い物とネコも大好きです。
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