ハネ吉のマンガ生活〜おすすめマンガ感想紹介〜

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2016年11月7日〜11月13日発売予定の新刊。
このブログで紹介した作品や関連作品の新刊情報と、試し読みした作品の感想。



ローカル女子の遠吠え　第2巻　2016年11月7日発売

三十路前の有野りん子は東京になじめず、地元の静岡にUターン。ゆるーい地元に癒やされつつもそのゆるさにツッコミまくり。ひたすら静岡に感動する東京から左遷された同僚など、静岡を愛するキャラ満載。 　　　　　(まんがタイムWeb 芳文社より品用)

ローカル女子の遠吠えの過去記事はこちら



29歳独身中堅冒険者の日常　第2巻　2016年11月9日発売

村付きの冒険者・ハジメは、ダンジョンで出会った腹ペコ少女・リルイを“仲間”にする。しかし彼女の正体は夜になるとオトナの姿になる“サキュバス”だった！！　リルイを狙う謎の美女・ヴェロニカも現れ、ますます人間模様は複雑に賑わって……！？　世話焼きファンタジー、２巻目に突入！！　　　　　(講談社コミックプラスより引用)

29歳独身中堅冒険者の日常の過去記事はこちら



妖怪アパートの幽雅な日常　第12巻　2016年11月9日発売

修学旅行中盤戦！女子だけでなく、男子にも大人気な千晶先生。だが、先生を狙う不可思議な事故はさらに続いていき…。姿の見えない悪意…その正体と夕士はついに対決するが…！！除霊の能力を持たない夕士を助けたのは意外な人物だった。世界を変える力ーーその些細だけれど大きな力について知る12巻！　　　　　(講談社コミックプラスより引用)

妖怪アパートの幽雅な日常の過去記事はこちら


山と食欲と私 3 (BUNCH COMICS)

山と食欲と私　第3巻　2016年11月9日発売

第3巻の日々野鮎美は、山岳小説の影響で自分だけの行動食作りに励んだり、酷暑の低山で「焼きおにぎり」に挑戦したり、会社のレクで高尾山に登ったり、山村でのレストラン開業を夢見る親の元を訪ねたり、3泊4日で上高地からの奥穂高岳を目指したりと、ますます山と食欲まみれ。 　　　　　(Amazonより引用)

山と食欲と私の過去記事はこちら


応天の門 6 (BUNCH COMICS)

応天の門　第6巻　2016年11月9日発売

「私は船に乗って唐に行きたい。」唐に憧れ勉学に励む道真。そんな彼の前に現れた人物とは……？　道真＆業平の平安サスペンス、思い惑う第6巻！　　　　　(新潮社より引用)

応天の門の過去記事はこちら


軍靴のバルツァー 9 (BUNCH COMICS)

軍靴のバルツァー　第9巻　2016年11月9日発売

激烈な砲撃を耐え抜き城を守る生徒達。そこにバルツァー少佐が気球で帰還を果たす。バルツァーは気球を使った高度からの精密観測により新しい時代の砲撃戦術を駆使し、敵の勢いを削ぐことに成功する。しかし多勢に無勢は変わらずジリジリと敵の突撃部隊によって攻略される士官学校と生徒の運命は如何に!?　バルツァー少佐と敵の智将・レンデュリック大佐が火花を散らす戦術と戦略の高度な応酬に決着が!?　　　　　(新潮社より引用)

軍靴のバルツァーの過去記事はこちら


テラモリ 5 (裏少年サンデーコミックス)

テラモリ　第5巻　2016年11月11日発売

中央店、解散の危機――!?
エース店舗の南店から異動してきたのは、どこか頼りない社員・薬院薫。
彼がやってきたことでお店の連携が崩れはじめてしまう。
そんな中、頼りの副店長の不在中に高宮が事故を起こし…?
ついに平尾×高宮の禁断の恋も動き出す、激動の5巻――!　　　　　(裏サンデーより引用)

テラモリの過去記事はこちら


試し読みをして気になった作品もふたつ紹介します。


空挺ドラゴンズ　第01巻
著者：桑原 太矩
掲載：アフタヌーンKC
2016年11月7日発売
雲を掻き分け天空を泳ぐように飛行する巨大生物『龍(ドラゴン)』。そんな空を捕龍船に乗り北へ南へと旅をし、『龍捕り(おろちとり)』と呼ばれる龍を狩ることを生業としている者達がいる。捕獲した龍を解体し、皮からとれた脂や食用の肉を売り、一息ついたら再び空へと旅立つ。捕り立ての新鮮な龍の肉は生でも美味しく、さらに一工夫した龍の料理は格別な味わい。彼らには帰る町も港もなく、龍と空に魅せられたクィン・ザザ号の乗組員たちは、龍を求めて旅を続ける。
空を飛ぶ龍が存在する世界が舞台の話です。龍を求めて世界中を空挺で旅をし、捕らえ、売り、喰らう、という大冒険の旅＆グルメ漫画。
捕龍船『クィン・ザザ号』という空挺乗りたちが主な登場人物。主人公はその船に乗るミカという名の20代か30代くらいの龍捕りです。良く言えば肝が据わっている男、悪く言えば怖いもの知らずの無謀なバカのようにも見えます。普段はぬぼーっとしているんですが、龍肉に目がなく、それを料理するときだけは饒舌にべらべらと語りだします。端的に言うと変人ですね。
空、飛行艇、旅、龍、なんでしょうこのロマンの塊みたいな漫画。壮大な世界観を感じられ、高い画力で描かれた龍や雄大な空の景色は迫力があり、大人になってもこのような物語を目にするとワクワクしてきますね。
1話に出てきた龍はよくファンタジーに出てくるような姿はしておらず、なめくじに触手が生えたような見た目をしていました。ただ表紙を見るとこれぞ龍、といった感じの絵が描かれているので、龍にもいろいろな種類があるんじゃないかと予想してます。
今後どんなドラゴンが出てくるのか、それによって変わると思われる狩りの方法、捕った肉を使った龍料理も楽しみですね。
試し読みはアフタヌーンさんのサイトで1話を配信しています。



リュウグウノツカイ 第01巻
著者：広橋 進
掲載：週刊少年マガジンKC
2016年11月9日発売
地図上には存在しない地『森海領域』。広大な森が広がり、巨大な石造があちこちに点在するその場所には、巨大な空飛ぶ魚がいた。爆弾すらものともしない厚く丈夫な鱗で覆われ、通常の装備では整到底太刀打ちできず、いつしか人はその存在を『竜』と呼ぶようになった。竜の中でも長く生き過ぎて自分の色を忘れてしまった竜『透明なる竜(クリアーズ)』を探し求める森永コン(16)は、丸呑みされていたところを竜に対抗しうる唯一の兵器『竜喰兵器(リュウグウヘイキ)』を持つ三菱ナナ(16)に救われる。母の無実を証明するため『透明なる竜』を探すコン、その目的を信じてくれたリュウグウヘイキを持つナナ、未知なる深き森で出会った2人の壮大な冒険がここから始まる。
先に紹介した『空挺ドラゴンズ』と同様『竜』を題材に扱った作品。こちらは空ではなく、広大な森林を舞台にした冒険ファンタジーです。
『竜』と呼ばれる怪物はどこからどう見てもでっかい『魚』です。試し読みでは巨大なふぐと、もう1匹は最初鯉かと思ったんですけど、背びれがなく特徴的なヒゲがついてたのでアロワナかな？魚についてはよく知らないので確かなことは言えませんが、とにかく『竜』という名のでっかい魚です。竜は人を襲い食べることもあるらしく、さらに竜が竜をたべることもあるようです。『透明なる竜』というのはその中でも特に危険な存在なんだと思います。タイトルは「竜喰兵器の使い手」という意味もあるでしょうけど、それと『透明なる竜』の姿がリュウグウノツカイという予想は単純すぎますかね？
当然ですけど分からないことだらけですね。『森海領域』がある場所自体がよく分かりません。説明は「始まりは壁に走った小さなヒビだった」とありますが、壁がなんなのかの説明が今のところありません。そのヒビから進入した先にあったのが『森海領域』です。世界は壁によって分かたれているということなのか、壁で覆われている場所があるということなのか、そのあたり結構重要だと思うので説明はどこかでされると思います。
『森海領域』、あちこちにある明らかに人工的に作られている石造、『竜』、『透明なる竜』などの実態が解らない謎が多く、竜との戦闘も見応えあり、これからの展開も期待できそうなので掴みの1話としてはよくできていたと思います。
試し読みはマガメガMAGAMEGAさんのサイトで1話を配信してます。