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2016年10月25日

漫画『もはや私は貴腐人です』1巻の感想とあらすじ

『もはや私は貴腐人です』1巻の感想。


もはや私は貴腐人です
著者:鶴 ゆみか
掲載:KCデラックス ヤングマガジン
1巻発売日:2015年11月6日

この世にあるモノは大抵2つに分けられる。男か女、賛成か反対、好きか嫌い、このように私たちは常に選択を迫れている。
今日もまた、いつものように集結する名もなき4人の女性たちは、あることについて真剣に議論を交わしていた。どちらが“攻め”で、どちらが“受け”かを・・・。その対象はリアルの人間や二次元キャラに留まらず、たとえそれが無機物だろうともあらゆる物に対して受け攻めを当てはめ妄想を膨らませてしまう。異なる視点と感性を持つ4人の女性たちは、導き出す答えも1人1人異なり、妄想は留まることなく膨らみ続け、議論はさらに熱く萌え上がるのだった。貴腐人である彼女たちのシアワセ腐ライフには、いくつになっても卒業は訪れない。

腐女子を経て貴腐人へと進化を遂げた4人の女性たちが、あらゆる物に対して‟受け”と‟攻め”を当てはめ、萌えながら腐談義する様子を描いたギャグ漫画。
BL作品には全く興味ありませんが、腐女子という方々には以前から興味があったので読んでみました。他サイトのレビューなどを読んでみると「分かる」と共感する人が結構いたので、たぶん腐女子(貴腐人)あるあるネタが繰り広げられているのだと思います。あるあるを交えてエッセイ的に腐女子の生態をギャグテイストで描いた作品ですね。正直言わせてもらいますと、読んでてかなり引きはしましたけど結構笑わされてしまいました。

貴腐人という言葉を知らなかったので、調べたこと一応書いておきます。最初はこの漫画特有の名称だと思ったんですけど腐女子関連の専門用語でした。男性同士の恋愛を描いた作品や自カプ(キャラ同士を勝手に脳内でカップリングすること)などを愛でる人達を腐女子と呼ばれることなら比較的分かってる人多いと思います。そのような腐女子の中で、年を重ねてもそこから卒業できずにいつまでも愛し続けている人が、自分を女子と名乗ることに抵抗を感じる場合に使われる名称、あるいは年齢関係なく深くこじらせた人のことだそうです。さらに進化(?)すると、汚超腐人(おちょうふじん)という人達も存在します。何か間違っていたらごめんなさい。

主要メンバーは名も無きAさん、Bさん、Cさん、Tさんの貴腐人女性4人組です。
Aさんはカップリングなら無機物でもなんでもカモンな雑食OL。Bさんはこのメンバーのまとめ役的ポジのおしゃれで美人なお姉さん。Cさんは対象に感情移入しすぎて燃え上がり、興奮しがちな保育士さん。Tさんは他3名よりはこじらせていない新人腐女子のなかなか花開かない漫画家さん。

彼女たちほどの猛者にもなると、カップリングは人でなくても萌えてしまうようです。椅子と机、牡蠣2つの品種、ラブホ、夏目漱石の「こゝろ」まで、様々なモノを擬人化して妄想を膨らませ、暴走気味に楽しむことができます。彼女たちの目に止まり、少しでも興味をもたれたが最後、逃れられない妄想という名の檻に囚われてしまうことになります。彼女たちの気がそれるまで、いつまでも・・・。
ストーリーの流れは、シチュを発見し、談義しながら妄想を展開させ、キャラ暴走(特にCさん)、最後に・・・という感じで繰り広げられています。
Cさん面白すぎますね。彼女のカップリングへのこだわりの強さ、明らかに他よりもテンション一段階上を行く妄想、感情移入しすぎておかしくなってる様子、これはやばすぎて決して子供たちには見せられない姿でしょうね。
これがもし仮にリアルな姿なのだとしたら、腐女子の柔軟でどこまでも広がる豊富な想像力には脱帽。ただ、あまりにも深く沈みすぎると、もう2度と帰ってはこられないんだろうなとも思いました。底なし沼に自分から足を踏み入れてるようにお見え、助けなんて不要といった感じでしょうか。

腐女子の方々が「あるある」と共感しながら楽しむ漫画ではあるんでしょうが、男性でも彼女たちの考え方・生態を知ることができる作品。時には「うわぁ・・・」と若干引きながら、彼女たちのハイテンションなやりとりに笑わせてもらえます。
腐女子について知りたかったという理由から手に取った作品でしたが、予想していた以上に面白かったです。これならそうそうネタに困ることはないでしょうから、次巻も期待できそうですね。


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ハネ吉
とにかく漫画が大好きです。愛してるといっても過言ではありません。どんなジャンルにも手を出しますね。正直、文章力にはあまり自信はありませんが、なるべくうまく伝えられるようにがんばります。ちょっとだけでも読んでもらえたらうれしいです。 ちなみに、甘い物とネコも大好きです。
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