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2016年09月09日

【JA〜女子によるアグリカルチャー〜】マンガ 感想&あらすじ 四姉妹による楽しい野菜作りを描いたほのぼの日常漫画

ヤングエース。2011年5月号から2014年7月号まで連載。全8巻
著者:鳴見なる
協力:唐花見コウ
他作品:ラーメン大好き小泉さん



あらすじ・概要

父親の再婚に伴い新しい家族と暮らすために、東京から長野県・小川村に引っ越してきた小学6年生の野沢ひなげし。そこで待っていたのは初めての農業、新しいお母さん、そして初めての姉妹。新しく家族となった野沢家にはひとつの決まりごとがあった。それは、姉妹たちでやさい作りをすること。三女となったひなげしは、新しい姉妹である長女の社、次女の繭、四女のりんごたちの力を借り、初めてで慣れない野菜作りに奮闘しながら姉妹の絆を深めていく。これは四姉妹と農業の物語。

主要登場人物

・野沢 ひなげし
野沢家三女。小学6年生の12歳。細かいことを気にしない前向きな性格をしています。素直で人懐っこく、何事にも一生懸命です。都会育ちですが、土いじりも虫に触れることにも抵抗はないようです。

・野沢 社
野沢家長女。中学三年生の15歳。マイペースでミステリアスな美人。寡黙でスタイルがよく大人びています。考えてることは野菜作りのことばかりで、畑を耕し終えると「快感」と色っぽくこぼすほど農作業が好きです。甘いものも好き。

・野沢 繭
野沢家次女。中学2年生の13歳。世話好きの器用貧乏。母親が忙しいため、野沢家の家事を一手に引き受けています。虫が大の苦手なため、防具を整えて農作業に挑んでいます。

・野沢 りんご
野沢家四女。小学1年生の6歳。口がへらない天才少女。体力はないが、学業の成績は優秀。特にオタク知識と機械知識が豊富。深夜までインターネットをやっているためだと思われます。

・野沢 孝之
野沢家のお父さん。34歳。少し抜けているところはあるけど穏やかで優しい性格。良くも悪くも人が良いです。米作りだけでなくパートも掛け持っています。

・野沢 実也子
野沢家のお母さん。36歳。とても元気があって明るい女性です。朝早くから遅くまで孝之と米作りに勤しんでいます。お酒が大好き。


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感想

親の再婚を期に姉妹となった四人の女の子たちによるほのぼした日常系農業漫画。強めの萌え要素と真面目な農業を組み合わせた作品です。姉妹がやっているのは家の敷地内でやる家庭菜園の延長レベルで、規模はかなり大きめです。四姉妹の野菜作り風景を主とし、そこに日常の様々な出来事や、彼女たちに関わる個性的なサブキャラたちを絡めて物語は展開されます。こんなスローライフ憧れますね。ちなみに『アグリカルチャー』というのは農業・農学のことです。

萌え系のキャラ絵をしていますが、中身は意外と真面目な農業漫画なので野菜作りのノウハウが多く詰まってます。土の作り方、苗植え種蒔き、蜂蜜採集まで様々なことを学べます。ひなげしが引っ越してくるまでは農業未経験者だったということもあり、素人にも分かりやすく説明してるところが良いですね。多くを学べることもいいんですが、知識以上に野菜作りの楽しさや、丹精込めて育ててきた野菜を収穫したときの喜びが良く伝わってくる作品でした。タイトル見たときは農業協同組合が何か絡んでくるのかなとか思ったんですけど、全然関係なかったです。

かといって農業ばかりやってるわけではありません。友情や恋といった青春の話もありますし、クリスマスや運動会などのイベント、あと闇鍋なんかの話もありましたね。感動も笑いもあり、シリアスな話もあったりするので、農業と合わせて内容は結構濃かったです。

四姉妹が可愛すぎます。
感情豊かなひなげしは純粋で何事にも一生懸命取り組むので誰かも愛されてますね。純粋過ぎてクリスマスでは周りがあたふた大変なことになってましたけど。怪談好きという意外な一面がまた可愛らしい。
個人的に一番好きになったのも見てて面白かったのも長女の社です。天然さんなんでね、狙いのないボケに振り回される人もちらほら。作中にもいましたけど、社に惚れた男は大変そうです。農業に関しては畑を耕すことでも快感を覚える中毒者ですね。
繭姉は優しすぎて泣けました。ダイエットに苦しんでいた友達の早苗とのエピソードではその優しさが溢れていました。こんな人が周りにいたら惚れますよ。虫嫌いは可哀想でもあり、笑える特徴でもありましたね。
りんごは本当に6歳児なのでしょうか?知識豊富な分口がへらないんですけど、立場が悪くなると下手に出て切り抜けようとする姑息さ。まあそういうのも可愛いんですけどね。諏訪先生との絡みは笑えます。
ひなげしと社がボケ担当で、繭がツッコミ、りんごはボケとツッコミ両方こなすといった感じでしょうか。

周りのサブキャラも個性ありすぎで飽きません。
ひなげしが東京に住んでた頃の隣人・青山妃はヤンキーぽく見える中学2年生で、口は悪いけど実は寂しがり屋なところが良いですね。ひなげしのことを想ってわざわざ東京から会いに来るかわいさは、見た目とのギャップもあってニヤついてしまいます。結構好きなキャラです。
忘れられないキャラといえばお嬢様で社の親友・大日方黒姫です。目的のためにはどんな手段も辞さない腹黒さ、いかなるときも絶やさないあの笑顔からは、この人だけには逆らってはいけないという圧を感じました。四姉妹と一緒に黒姫ファームなるものを作りたいようです。

可愛いキャラとゆるい日常、そして農業で魅せてくれたほっこりさせてくれる作品でした。ラストむかえたときは寂しかったですね。最終巻でもいつも通りの日常を描いて、そっと物語を閉じた感じだったので、じわじわと終わりを実感させられました。農業に興味のある人、スローライフに憧れてる人、可愛いキャラがたくさん出てくる作品やほのぼの日常系が好きな人、そんな人達ならとても楽しめると思います。


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posted by ハネ吉 at 17:53 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日常
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ハネ吉
とにかく漫画が大好きです。愛してるといっても過言ではありません。どんなジャンルにも手を出しますね。正直、文章力にはあまり自信はありませんが、なるべくうまく伝えられるようにがんばります。ちょっとだけでも読んでもらえたらうれしいです。 ちなみに、甘い物とネコも大好きです。
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