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2016年07月08日

漫画「ディザインズ(1)」1巻の感想とあらすじ

『ディザインズ』1巻の感想。


ディザインズ
著者:五十嵐大介
掲載:アフタヌーンKC
発売日:2016年2月23日

ヒューマナイズド・アニマル(HA)−−それは、遺伝子操作によって生み出された異形の生物たち。両生類の皮膚を持つ少女、人間の頭を持つヒョウ娘、イルカのコミュニケーション能力を持つHAなど、驚異的な能力を身に付けた人と動物のハイブリッド。
彼女たちは実験という名目のもとで戦地へ送られ、その驚異的な戦闘力をもって戦場を血で染めていった。HAが生み出された背景には人類の未来に関わる壮大な計画があったが、その目的とは別の思惑も蠢き・・・。
HAとなった彼女たちは、いったい何を見て、何を感じ、果たしてどこへ行きつくのだろうか。

「海獣の子供」を読んで衝撃を受けた作家さんだったので読んでみました。端的に言ってしまうと、すごかったです。
内容にも絵にも圧倒的な存在感があり、恐ろしくもあるけど見惚れてしまうほどの美しさもありました。五十嵐作品の中では比較的読み易い方だと思いますが、それでも情報量は多いので、さらっと読めるような漫画ではないと思います。
感覚に訴えかけてくるかのような表現や、壮大で骨太な世界観とストーリーは圧巻。『ディザインズ』に限らず、この作者さんの作品には不思議な魅力がありますね。

本作はハードなバイオSF作品です。HAである彼女たちが生みだされた理由は、人類の地球での生存が困難になり、「宇宙開発計画」を実行するにあたり過酷な環境でも耐えうる労働力を得るためです。彼女たちを管理してる人間たちの醜い思惑がいろいろ絡み合ってますね。HAを生み出したという時点で道徳や倫理に反してる気もしますが、同時に現実の未来でもありえなくはない姿だなとも思ってしまいました。
また、味のある絵が見惚れてしまうほど美しかったです。大袈裟かもしれませんけど音が聞こえるような錯覚に陥る場面もあり、漫画なのに視覚だけではなく聴覚でも楽しめた気分。この絵を鑑賞するだけでも十分価値がある作品だと思います。
この漫画は今までの五十嵐作品より娯楽性が高めなので、幅広い人たちに楽しんでもらえるのではないかと思います。早く続きが読みたいですね。

【eBookJapan】ディザインズ (1)
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とにかく漫画が大好きです。愛してるといっても過言ではありません。どんなジャンルにも手を出しますね。正直、文章力にはあまり自信はありませんが、なるべくうまく伝えられるようにがんばります。ちょっとだけでも読んでもらえたらうれしいです。 ちなみに、甘い物とネコも大好きです。
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