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2018年03月23日

漫画『赤ずきんの狼弟子』1巻の感想とあらすじ 言葉と種族を超えてケモノ少女と狩人の青年が絆を紡ぐ異人種ファンタジー

『赤ずきんの狼弟子』1巻の感想。



タイトル:赤ずきんの狼弟子
著者:茂木 清香
掲載:別冊少年マガジン
1巻発売日:2018年2月9日

あらすじ・概要

世に三種の異なる人≠ェある。数は多くも脆弱な「人間」、人間を襲って捕食する獣の姿をした「獣人」、見た目は人間と同じでも圧倒的な力で獣人を狩り続ける「狩人」。ここは、皆等しく人でありながら、異なる3つの種族が住まう、狩り狩られる残酷な世界。

狩人の中でも最強と称され、「赤ずきん」の異名で呼ばれる赤髪の青年・ウル。ただ只管害を成す獣人を狩り続け、人間をも寄せ付けぬ冷たい振る舞いによって、獣人からはもちろん、人間からも畏怖される存在となっていた。
ある日、賞金首の狩りを終え、住みかに帰ろうとした途中、ウルは幼い人狼の少女・マニと出会う。狩人と獣人は言葉を通わすこと叶わぬ関係にあったが、人狼と浅からぬ縁を持っていたウルは、鈍くさいマニが一人でも生きていけるように、獣人である彼女を弟子として迎え入れ、不思議な共同生活を始めるのだった。
これは、決して交わるはずのなかった「狩人」の師匠と、「獣人」の弟子、2人が絆を紡ぐ物語。――そして、訪れる別れの物語。


異なる三種族が住まう世界で、本来は決して交わることのない狩人の青年と人狼の少女が、ひょんなことから師匠と弟子の関係になり、共同生活を送る中で心を通わせていく物語。
種を超え、言葉を超え、絆を紡ぐ異人種ファンタジー。帯での謳い文句は「最強の狩人×獣人の幼女。異なる種族。通じぬ言葉。世界が許さぬ二人が紡ぐ。新生代“異人種”ファンタジー!!!」。月刊少年漫画雑誌「別冊少年マガジン」の2017年10月号から連載開始。
作者は代表作にアニメ化もされた『pupa(ピューパ)』を持つ漫画家・茂木 清香 (もぎ さやか)先生。

紹介・感想

原作は意外と子供に読ませ辛い猟奇的な話も多かったりするグリム童話。その中でも『赤ずきん』をモチーフにした作品って結構ありますよね。
だいぶ古くなりますけど、『赤ずきんチャチャ』辺りがアニメ化もされたので特に有名かな。これは子供にも安心な作品ですが、他にも痛快なエログロが特徴の『東京赤ずきん 』みたいな、赤ずきんの女の子が異様に強い作品もちょくちょく見掛けます。

本日は、冷酷な男の赤ずきんと幼女なオオカミが織り成す、『赤ずきんと狼弟子』という漫画を紹介させていただきます。

どんな内容かを簡単に説明しますと、人間に害なす獣人を狩る狩人の青年と、幼い人狼の少女が出会い、本来は狩る側・狩られる側の立場にある異なる種族でありながら、言葉が通じない2人が師弟関係となって心を通わせていくお話。

言葉が通じない異人種の交流を描いたファンタジー作品。種族間の関係は血みどろな恐ろしい設定になっていますが、思ったよりも微笑ましいふれ合いが描かれていますし、何よりも人狼の少女・マニが可愛すぎ。

まず何より、独特なセンスを感じられるファンタジーな世界観が好きです。世界には「獣人」「狩人」「人間」の三種族が生きています。この異なる三つの種族は皆等しく「人」ではあっても、良好とは言えない血みどろな関係にあります。
獣の姿をした「獣人」は殺した人間を喰らい、「狩人」は人間に害なす獣人を狩猟し、「人間」は狩人に守られていながら多くは彼らを畏怖しています。また、人間は獣人と狩人の両者と意思疎通ができ、獣人も狩人の言葉を理解できるのに、狩人は獣人の言葉を本能的に遮断しているので聞き取れません。設定にも捻りがあって面白いファンタジー世界を構築してますね。

主人公は「赤ずきん」の通り名で呼ばれる赤髪の狩人・ウル。そして、彼が住処にしている森に迷い込んで来た人狼の幼女・マニ
圧倒的な戦闘力で数多の獣人を葬ってきた最強と称される狩人のウル。しかし、基本的に無愛想なうえに、極度の人間嫌いなこともあり、獣人だけではなく、守っている人間からも恐れられています。
マニは滅びたと思われていた人狼の孤児であり、獣人にしてはちょっと鈍くさいのですが、コロコロ表情を変える感情豊かな愛くるしい女の子です。

本来、狩る狩られる以外では、決して交わることのない狩人と獣人。にも関わらず、人狼と何かしらの縁がある様子のウルは、マニを「弟子」に迎えます
物語で主に描かれているのは、ウルが師匠として弟子のマニを育てていく姿と、そんな2人の奇妙な共同生活。言葉が通じない中でも、一緒にご飯を食べ、修行に励み、同じベットで仲良く寝て、町にお出掛けしたりと、傍目には師弟というよりも、むしろ親子のような微笑ましい関係に見えます。

最初、ウルは冷酷なマシーンのようなハンターかと思いきや、意外と情に厚く、面倒見の良い男だったりします。それは、マニを世話する姿から滲み出てますね。
気を失ったマニを住処に連れ帰ると、お風呂に入れてご飯を食べさせ、これから一人でも生きていけるように教育も始めました。さらに、絵本を読み聞かせたり、マニが弓の練習で初めて的に当てられたときは、普段のクールな表情が剥がれ落ち、喜び全開でマニをギュッと抱擁。実はかなりデレデレなのでは・・・。完全に親バカなウルです。

ただ、冒頭一話に描かれていたラストを思わせるシーンからすと、2人の絆が深まれば深まるほど、切ない結末を迎えそうな予感が・・・
これからどのような展開を見せ、あの問題となる冒頭のシーンに繋がっていくのか、非常に気になります。それに、なんかラストにはすんごい格好した変態も登場したのだけど、いろんな意味でヤヴァ気な雰囲気。

締めにだらっと

ということで今回は、言葉が通じない狩人の青年と人狼の幼女が、師弟となって絆を紡ぐファンタジー漫画『赤ずきんの狼弟子』1巻の紹介でした。

試し読み1話を読んだときには、もっと血生臭い内容を想像してたのですが、思ったよりもほっこりする擬似家族的なやり取りが多かったです。それでも、随所にちょくちょく暗い影が見え隠れしているので、ストーリーとしての面白さもしっかりしてます。アクションシーンも結構見応えがあり、狩人の強さ、ウルの最強と称される強さもよく表現されていましたね。

ファンタジーで何より重要となる世界観はよく出来ていたと思います。「言葉が通じない」という個性的な設定も面白い流れを作っていましたね。コミュニケーションはちぐはぐなやり取りながら、そこからは話を面白くするトラブルと笑いも生じ、さらに優しさと愛情をより強く感じる演出効果にもなっていたかと。

そして何より、マニが可愛い、そしてウルがカッコイイ。主人公2人のキャラがとても良かった。ウルの後をちょこちょこついてくるマニの可愛さは反則。表情をコロコロ変えるところや、感情に合わせたケモノ耳の動きとかも好きです。
ウルの狩人としての圧倒的な強さに加え、彼の覚悟やポリシーもカッコイイのですが、それよりも親バカになってしまうギャップが最高にグッドでした。まあでも、マニは庇護欲をそそる子ですから、そうなってしまうのも分からんでもないです。

今後は、2人の微笑ましい親子のようなやりとりが楽しみなのはもちろんのこと、贖罪的な何かを感じるまだ明かされていないウルの過去も気になるところ。
そして、冒頭のシーンまでにはどのような経過を辿っていくのか、結末には何が待っているのか、これからの展開が非常にに楽しなファンタジーでした。あ、でも、やっぱり最後に登場したヘンタイが一番気になってるかも・・・。


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とにかく漫画が大好きです。愛してるといっても過言ではありません。どんなジャンルにも手を出しますね。正直、文章力にはあまり自信はありませんが、なるべくうまく伝えられるようにがんばります。ちょっとだけでも読んでもらえたらうれしいです。 ちなみに、甘い物とネコも大好きです。
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