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2018年03月07日

【聖樹のパン】マンガ 感想&あらすじ パンの魅力が溢れる小樽を舞台にしたハートフルなブレッドストーリー

ヤングガンガン。2015年17号から連載中。既刊4巻
原作:山花典之
作画:たかはし慶行



あらすじ

少し気弱な若きパン職人の青年・ほしの聖樹(まさき)は、東京のパン学校を卒業して一時パン屋でも働いていたのだが、ある事情のせいで職人としての自信を失っていた。

そんな時、北海道小樽でベーカリーペンションを営む亡き父の友人・雪森徳三(とくぞう)からの誘いを受け、母の強い勧めに背中を後押しされながら、聖樹はペンション「雪の森」の採用試験を受けることに。

北海道に降り立った聖樹を待っていたのは、入院している徳三に代わり、ペンションを切り盛りしている娘の美人姉妹・羽咲(うさぎ)と桔音(きつね)。

聖樹は他の試験を受けに来た多くの人たち(姉妹目的)と共に、徳三に課された小麦粉の品種当て試験に臨むと、そこで非凡な才能を見せたことで無事採用を勝ち取る。

支配人の羽咲とシェフの桔音に迎えられ、見知らぬ地でパン職人として再び歩み始めるも、一度遠のいた客足を取り戻すことは想像以上に困難。3人は現状を改善するため、試行錯誤し、様々な事情を抱える訪問客と向き合い、ペンション建て直していく。

そして、「人に生きる力を与えるパンをつくりたい」と望む聖樹は、パンを通じて出会った人たちとの交流をきっかけに、失いかけていた情熱を取り戻し、パンを進化させながら自らも少しずつ成長していくのだった。

ネタバレも少し含まれているので注意
ちょっとでもネタバレ嫌な人はスルーで。



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感想・見どころ

日本人の主食としてよく比較される「ごはん派」と「パン派」。近年は朝食なら「シリアル派」も増えてるとはいえ、概ねその2つの派閥に分けられますね。
私は気分によって変えるどっちつかずなヤツですけど、あえてどちらかと言うならごはん派。特に朝食は納豆ごはんがお決まりのメニューです。ただ、子供のころからあんドーナツなどの菓子パンが大好きなこともあって、おやつとか夜食にはよくパンをモシャモシャ食べております。
それに、影響を受けやすい性格のせいで、パンに関する書籍を読んだりテレビを見たりした日には、しばらくパンメインの食事が続くこともしばしば。一時期異様にクロワッサンを食べまくっていた時期もありましたね。

そういったことで本日は、読むとパンを「食べたい」・「作ってみたい」、そんな気持ちにさせてくれる『聖樹のパン』という漫画を紹介させていただきます。

自身を失っていたパン職人の青年が、美人姉妹2人で営む北海道小樽のペンションで働くことになり、そこで様々な人達の笑顔と優しさに触れ、情熱を取り戻したことでパンを進化させながら自らも職人として成長していく物語。
パン職人としての成長を描いたハートフルストーリー。帯での謳い文句は「小麦は深い。パンも深い。」(1巻)、「作り手にも素材にも物語があり、食卓にも物語がある。」(3巻)など。
原作担当は代表作に『夢で逢えたら』や『妹-あかね-』を持つ漫画家・山花典之(やまだ のりゆき)先生。作画担当は『化けてりや』を連載されていた漫画家・たかはし慶行(よしゆき)先生。

パンを通して心が繋がるほっこりストーリー

北海道小樽がメイン舞台の、「パン」をテーマにした漫画。パンに関しては本格的でありつつも、ストーリーに重きを置いており、心温まるハートフル系の内容になってます。

東京の職場で人間関係に悩み、パン職人としての自信を失っていた青年・ほしの聖樹(ほしの まさき)。新天地の北海道で情熱を取り戻し、羽咲(うさぎ)と桔音(きつね)の雪森姉妹に支えられながら、訪れて来る様々な事情を抱える人たちをパンで笑顔にしていき、少しずつ成長していくお話。

聖樹が働いているのは、パン屋を兼ねたベーカリーペンション「雪の森」。元々はパン職人の父と姉妹の家族3人で営んでいたのですが、父が過労で倒れたことから、亡き友人の息子である聖樹を誘い、ペンションの売りであったパンを彼に任せたというのが経緯。

パン職人の聖樹、支配人の羽咲(姉)、シェフの桔音(妹)を中心に、エピソード毎に訪れるゲストキャラが持ち込む問題を、聖樹たちがパンで解決していく。それが基本的な流れです。

登場するのは、乳製品アレルギーの女の子や、伝説の小麦を託せる職人を探していたおじいちゃん、家族の絆であるパンを大切にするマダムに、他人を信用できないジャム職人の女性・・・などなど。
彼女彼等にとって必要となるパンを、聖樹が試行錯誤の末に生み出し、そのパンによってみんなを笑顔にしていきます。

そのどれもが心温まる話ばかりですので、読んでるとほっこりした気持ちになれますし、とても爽やかな読後感を味わうことができます

美味しそうなパンと、タメになる豊富な知識

もちろん本作品のテーマである「パン」も大きな魅力のひとつ。エピソード毎に異なるパンがひとつずつ紹介され、そのどれもが美味しそうなのが困りどころ。

作者先生の高い画力によって描かれるパンの描写は、良くも悪くも素晴らしい。パンのふわふわ、ぱりぱり、もっちり感、そして温かさがしっかり伝わってくるため、読んでると無性にパンが食べたくなります。
ただ、温かさで満たされる心に反して、攻撃を受けたお腹からはアラームが鳴り響く辛さ。読むときは事前にパンを用意しておいた方がいいかもしれません。

パンを食べたときにキャラクターが見せるリアクションも抜かりはなく、素直な味の語りと共に、心理状態を表したイメージ演出によって、グルメ漫画的に美味しさを表現しています。

また、聖樹の成長を主軸にしたストーリー重視の内容でありながら、パンに関する知識が非常に豊富なのも特徴。実際にパン業界で活躍されている有名シェフたの協力を得ているため、パン知識や雑学を知る楽しみ方もあります。

パンを語るときは専門書並に文字量も増えるのですけど、紹介されるパンは登場キャラの抱える問題にも直結してくるため、工程や栄養素だけではなく、その詳しいルーツまで知ると、後の展開への説得力が増しますね。

さらに、聖樹のパン解説と食べた人の感想によって、味と香りの想像がしやすくなるため、「食べたい」「作りたい」気持ちが一層高まってしまうので、やはり読むときには色々と注意が必要な作品です。

ラブコメ

上記にも書いたとおり、主人公の聖樹が北海道で出会う様々な人たちの問題を、パンを通して解決していくというのが基本的な話の流れ。出会うキャラクターというのは、一話限りの人もいれば、その後もちょくちょく登場する人もいるのですけど、とりあえず全体の9割ぐらいは女性です。

ほっそりしてる見た目から、一見ちょっと頼りなさそうに見える聖樹。ですが、パンのことになると真剣で男らしい表情になり、悩みにも真摯に向き合ってくれる優しい性格のため、意外と頼りがいのある男だったりします。

それゆえ、彼の優しさに触れ、普段は見せない男らしい職人顔を見た女性の中には、彼に好意を抱く人もいます。同年代、女子高生、マダム、小学生など、キャラクターの年代は幅広く、異常にモテまくってます。はっきり言って天然のスケコマシです。

そして、そんなモテまくりな状況に気が気でない人物がひとり。一緒にペンションで働いている雪森姉妹のエロカワお姉さん・羽咲です。

羽咲が聖樹に恋心を抱いているのは明白であり、絶えない女性陣の接近に、慌てふためいたり、嫉妬したり、ちょっと積極的になってみたりと、このラブコメ展開に思わずにやけてしまうこが多々あります。

こうした、魅力溢れる女性キャラクターとの出会いや、彼女たちを交えた羽咲と聖樹のラブコメ模様も、この作品の見所のひとつと言えるでしょうね。

最後に

ということで今回は、パン職人の青年がペンションで美人姉妹と働くなかで、出会った人たちとパンを通して繋がり、少しずつ成長していく漫画『聖樹のパン』の紹介でした。

内容は全く知らずに、表紙イラストの印象だけで爽やかな青春ストーリーを予想して購入した作品でしたが、成長とふれ合いのストーリーを重視しながらも、思っていた以上にしっかりしたパン漫画。聖樹のとても詳しい説明によって、パン作りの工程や栄養素、色んな豆知識も知ることができ、パンへの興味が読み進めるごとに深まります。

そして何より、やはりパンを食べたくさせる描写が見事でした。パンの魅力を、絵と解説、食べた人のリアクションからしっかり表現されているため、それらから香ばしいパンの味わいや匂いを想像してしまい、食べたい欲求が膨らむばかり。他のグルメ漫画にも言えることですけど、深夜に読むべきモノではないことは確か。

あと、より華やかに作品を彩る女性たちも素敵でした。羽咲と桔音の雪森美人姉妹をはじめ、各エピソードごとのゲストキャラには魅力的な女性がとても多く、個人的にも気に入ったキャラが複数人いますので、そういったキャラには再登場を願うばかりです。

舞台が北海道の小樽ということで、1巻の表紙になっている「船見坂」のように、作中には実際の街の風景が描かれています。聖地巡礼してる人の画像を見てみると、ほんとそのまんまに描かれていました。作者さんの故郷でもあるとのことで、パンと合わせて故郷への愛を感じられますね。

パン好きな方はもちろんのこと、別段そうでもない人でも、主人公の成長ストーリーやラブコメ展開を楽しめる内容ですので、よければ読んでみてください。自信を持っておすすめさせていただきます。



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posted by ハネ吉 at 19:30 | Comment(0) | TrackBack(0) | グルメ
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とにかく漫画が大好きです。愛してるといっても過言ではありません。どんなジャンルにも手を出しますね。正直、文章力にはあまり自信はありませんが、なるべくうまく伝えられるようにがんばります。ちょっとだけでも読んでもらえたらうれしいです。 ちなみに、甘い物とネコも大好きです。
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