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2018年01月05日

漫画『モブ子の恋』1巻の感想とあらすじ 地味で大人しい女子大生が織り成す恋の物語

漫画『モブ子の恋』1巻の感想とあらすじ
『モブ子の恋』1巻の感想。



モブ子の恋
著者:田村茜
掲載:月刊コミックゼノン/WEBコミックぜにょん
1巻発売日:2017年10月20日

あらすじ・概要

人見知りで目立つことが苦手な田中信子(たなか のぶこ)は、20年間物語のすみっこで脇役のように生きてきた大人しい女子大生。アルバイトの面接ではモブ子と名前を間違われ、人と上手くコミュニケーションもとれない地味な女の子。
そんなモブっぷりを発揮する信子には、現在気になっている人がいた。それは、いつも困っているときにさりげなく助けに入ってくれる、スーパーのバイト仲間で同い年の入江君。気がつけばいつも彼を目で追い、彼のことばかり考えてる自分がいた。とは言っても、積極的なアプローチなんて出来るわけがない信子は、一年立った今でも彼の前だと特に緊張してしまい、連絡先を聞くだけでも四苦八苦。
気を遣い過ぎて、そして緊張し過ぎて、なかなか上手く接することは出来ないけど、入江君に恋をしてから着実に変わり始めている信子は、勇気を振り絞って彼との距離を縮めようと努力していくのだった。

地味で目立たないモブのような人生を過ごしてきた女子大生が、淡い恋心を抱いた同い年の男性と親しくなるため、勇気を振り絞って一歩を踏み出していく恋の物語。
爽やかなで優しいラブストーリー。帯での謳い文句は「脇役だって、恋をする。“主役”の恋に飽きたあなたに贈る、ささやかな恋物語」。月刊青年漫画雑誌「月刊コミックゼノン」の2017年5月号にて連載開始。
作者は過去作に『たそがれメモランダム』を持つ女性漫画家・田村茜(たむら あかね)先生。

紹介・感想

『君に届け』のヒット以降、地味系女子をヒロインに据えた恋愛作品が続々登場してますね。もちろん良作ばかりというわけではありませんが、結構男性受けも良いですし、なにより応援したくなる魅力があります。
地味ではあっても、とてもピュアな子であったり、頑張り屋であったりと、大抵何かしらの良さを持ってるもの。その魅力に読者である自分は気づいてるんだけど、物語の中では気づかれ辛く、ちょっと不憫な目にもあったりするものだから、報われて欲しいと願わずにはいられなくなります。
そんな地味子の魅力に気づくイケメンが現れると、それだけで良いヤツに見えてしまうから、私も単純だなと思っています。

そして、本日はまさにそんな応援せずにはいられない引っ込み思案な女の子がヒロインの作品、『モブ子の恋』を紹介させていただきます。

簡単に説明すると、脇役のように生きてきたおとなしくて目立つことが苦手な女子大生が、淡い想いを寄せる同い年のメガネ君にちょっとでも近づくため、ぎこちないながらも勇気を振り絞って頑張るお話。
内気な女子大生が織り成す心温まる恋の物語です。表紙から受ける印象そのままの内容と雰囲気を持った作品で、優しい世界と、控えめだけどとてもピュアなヒロインの恋路が魅力。

大人しくて控えめではあっても、モブというわりにはかなり可愛いヒロインなので、帯の”主役の恋に飽きたあなたに贈る”には若干違和感を覚えるものの、モブ子には共感出来るところも多く、だからこそ余計に応援したくなるところがありますね。

ヒロインは20歳の女子大生・田中信子(たなか のぶこ)。一年前からスーパーのアルバイトを始めていて、物語で描かれているのも主にそのスーパーでのやりとり。
地味で大人しく、目立つことが苦手。人見知りが強いので誰かとコミュニケーションとるだけでも心臓ドッキドキ。物語の主人公よりもすみっこの脇役でいる方が落ち着く、そんな控え目な子です。

でも、たとえ地味であろうと、世界のすみっこにいようとも、信子だって年頃の女性。現在、そんな彼女には気になってる男性がいます。
それは、同じスーパーで働く同い年の大学生・入江(いりえ)君。メガネをかけた落ち着いた感じの見た目で、いつもさりげなく信子を助けてくれる好青年。信子がバイトを始めたばかりの頃、レジで困ったいたところを助けてもらったことがきっかけで、それからずっと淡い恋心を抱き続けています。

とは言っても、大人しい信子に積極的なアプローチが出来るはずもなく、一年たった今でも連絡先すら聞けていない状況。新しくバイトに入ったフレンドリーな女の子・安部さんのように、すんなり場に溶け込み、すんなり連絡先を聞くなんて芸当は、決して簡単なことではありません。
何かと考えすぎてしまい、基本ネガティブに持っていってしまう彼女の習性もあって、シミュレーション立ててるうちに機会を失ってしまうばかり。

信子は周りのことをよく見ていますし、考えすぎてしまうのは、自分のことだけではなく、相手の立場にもなって考えてる彼女の優しさの現われでもあるのですが、とにかく不器用。
でも、だからこそささいな出来事も信子にとっては一大イベントになるので、入江君との僅かな一時を噛み締めるかのように大切にし、幸福に包まれて胸を高鳴らせています。そんな一つ一つの出来事を丁寧に紡いでいく彼女の様子を見てると、愛おしくてたまらない気持ちになりますね。

入江君も信子と同じく人付き合いはちょっと苦手なようですが、困ってるところに颯爽と現れ、助け舟を出してくれる頼れる男。信子が惚れてしまうのも頷けるイイ奴。
ただ、一巻を読む限りでは入江君のことをしっかり者だと思っていたのですが、彼の友人の言からすると、実はそうでもないらしい。どうも、彼がしっかり者に見えるのは、信子の前でだけとのこと。つまり、彼女が困っているところに颯爽と現れていたのは、彼もまた信子と同じくいつも目で追っていたからなんでしょうね。

ピュアで初々しいにも程がある信子の入江君。彼女たちの背中をおもいっきり強く押したくなる衝動にかられますけど、こっそり見守って静かに応援する方がこの2人には良さそうです。

締めにだらっと

悶え死にそうになったところで、脇役のように目立たず生きてきた女子大生の応援したくなる恋路を描いた漫画『モブ子の恋』1巻の紹介でした。
私の淀んだ心を浄化してくれるかのようなピュアっぷり、よろしいんじゃないですかね。というか素晴らしい。2人が大学生という設定なのも、より清く見えてくる要因なのかも。
世界自体がとても優しく、嫌なキャラが一人も存在しません。信子と入江君の恋は周りからしたらバレバレなんだけど、変におせっかいし過ぎることはなく、かるーく背中を押す程度なのも良い。人によっては物足りなさを感じるかもしれませんが、こういう全く毒のない恋物語も、私的には安心してニヤニヤできるので好きです。
あと、作中にはちょくちょく「モブ子の習性」なるものが出てきます。これがまた、少しでも人付き合いが苦手だったり、内気なところがある人には、とても共感できるモノです。私も「あるわ〜」と頷くことが多く、より信子に愛着が湧いてしまいました。
いまどきこんな純愛なかなかお目にかかれませんね。人の恋愛応援してる場合じゃないんですけど、2人には報われて欲しいと強く思います。今後どんな恋を紡いでいくのか、楽しみです。

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とにかく漫画が大好きです。愛してるといっても過言ではありません。どんなジャンルにも手を出しますね。正直、文章力にはあまり自信はありませんが、なるべくうまく伝えられるようにがんばります。ちょっとだけでも読んでもらえたらうれしいです。 ちなみに、甘い物とネコも大好きです。
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