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2017年12月19日

漫画『杖ペチ魔法使い♀の冒険の書』1巻の感想とあらすじ 脳筋魔法使いと変人パーティが織り成す脱力系コメディ

『杖ペチ魔法使い♀の冒険の書』1巻の感想。



杖ペチ魔法使い♀の冒険の書
著者:あわ箱
掲載:週刊少年マガジン
1巻発売日:2017年10月17日

あらすじ

父は伝説の戦士、母は最強の武闘家、そんな超エリートな両親を持つ14歳の少女・マオが目指すのは、父にも母にも負けない世界一の魔法使いになること。しかし、可憐でかわいい魔法使いに憧れるマオのステータスは――[力:999][かしこさ:3][MP:0]――超脳筋だった。
両親の遺伝子を見事に受け継いでいながら、かわいくない筋肉系職業には絶対なりたくないマオ。共に冒険する素敵な勇者との出会いを夢見ていた彼女の前に現れたのは、オーラゼロ、ステータスは平均以下、スライムにさえやられてしまう史上最弱の勇者・イサム。
運命の出会いを果たした魔法が使えない魔法使いと、地味で平凡な最弱勇者。共に歩んで行くことを決めた2人は、冒険のため仲間を集め出すも、変人のパーティに集まってくるのはやっぱり変人ばかり。こうして、マジカルの欠片もないフィジカル最強のマオは、仲間になった勇者たちと一緒に、破壊と後悔まみれの冒険を始めた。

魔力の欠片もない物理系魔法使いの少女が、平凡で最弱な勇者をはじめとした変人パーティメンバーと共に、破壊だらけの冒険という名の珍道中を繰り広げる物語。
超脳筋系魔女っ娘コメディ。帯での謳い文句は「マオ14歳♀。かわいい魔法使いになりたいのに・・・。」。週刊漫画雑誌「週刊少年マガジン」の2017年24号にて連載開始。
作者は過去作に『浪漫三重奏』や『金田一少年の1泊2日小旅行』を持つ漫画家・あわ箱(あわばこ)先生。

紹介・感想

今年も残すところあと僅かになってきました。イベント事が多い年末ということもあって、みなさんお忙しい日々をお過ごしのことと思われます。私もちょっと疲れが溜まってきたかなと。
こういうときは何でもいいので気晴らしが必要です。私の場合はもちろん大好きな漫画やアニメ。ときどきペットショップにも行ってみたり。ちょっとしたリフレッシュにはホント助かってます。
疲れてるときといえば、定番の癒し系もいいですけど、気分転換ならクスっと笑えるコメディも最適だと思います。頭使わず読めますし、イイ感じに力が抜けますからね。

本日紹介させていただく漫画、『杖ペチ魔法使い♀の冒険の書』も気楽に読める内容ですので、忙しいとき、疲れてるときにこそうってつけの作品になってます。

内容は、魔力ゼロなのに可憐な魔法使いを目指す超脳筋娘が、村人Aみたいな勇者と、真面目な遊び人、変態僧侶女とパーティを組み、魔王討伐の旅に出発し、行く先々で破壊を繰り返すお話。
剣と魔法のRPG風世界観を舞台にした脱力系ファンタジーコメディ。タイトルは一応「杖ペチ」ってことになってますけど、どう見ても鉄拳粉砕とでも変えた方が正しいような気が・・・。

ヒロインは14歳の魔法使い(♀)・マオ。父は伝説の戦士、母は最強の武闘家という、超エリートたちから産まれたサラブレッド少女です。いずれは冒険に旅立って両親にも負けない世界一の魔法使いになりたいと考えています。そんな魔法使いマオのLv.1での初期ステータスはというと、、

HP:25
MP:0
『ちから:999』
まもり:28
かしこさ:3
・・・etc


まごうことなき脳筋。前衛職であった両親の遺伝子を見事なまでに受け継いだわけなのですが、偏り過ぎにもにもほどがある一点突出のステータスですね。両親もおバカなのでしょうか?
普通に考えたら戦士になるのが無難なところ。間違っても、魔法が使えない時点で魔法使いを目指そうとは考えません。ですが、脳筋でも心はかなりの乙女だったマオは、筋肉系への拒否感が強く、可憐でかわいい魔法使いに強い憧れを持ち、カッコイイ勇者との冒険の日々を夢見ています。

で、彼女は冒険のためパーティを組むことになるのですが・・・・まさに類は友を呼ぶかのごとく、仲間になるのはどいつもこいつもおかしな奴ばかり。
まず最初に出会ったのは、天に選ばれしレア職である「勇者」イサム(♂)。しかし、モブ並にオーラは無く、ステータスは全体的に平凡(かしこさだけ低い)で、ソロだとスライムにもやられてしまう頼りない勇者。ただ、人柄だけはとても良く、勇者っぽいカッコイイセリフもよく言います。

そんな勇者が連れてきた仲間は、なぜか戦闘ではあまり使えない「遊び人」のユウ(♂)。遊び人はパーティを盛り上げる役割にも関わらず、ユウはガラが悪く、笑顔は全く見せず、冗談が通じない真面目な性格。ただしとっても親切。
さらにそこへ加わったのは、一見まともそうな「僧侶」のセイラ(♀)。当然まともなわけもなく、簡単に言ってしまえば、「このすば」に出てくるくっころ女騎士と同類の性癖を持つ、ドMな変態女です。あと、いつもふざけてます。

もうなんと言っていいのか分からないダメパーティなのですが、一応魔王討伐を目的に冒険を開始しました。と言ってもモンスターとの迫力ある戦闘シーンなんてものは皆無です。なっても魔法使いが物理攻撃で瞬殺してしまいますから。
基本的にはマオをはじめとした変人キャラクターたちによる掛け合いがメインですね。マオが勇者と買い物に行ったらなぜか戦士装備が揃っていたり、勇者がスライム一匹と激闘(?)を繰り広げたり、遊び人に真面目にやれと注意されたり、セクハラ問題でパーティが目も当てられない状態になったりと、このようなぬるい試練が次から次へと襲いかかってきます。

締めにだらっと

ということで、魔法が使えないフィジカル最強の魔法使いが、おかしな仲間たちと共にぐだぐだな冒険を繰り広げるコメディ漫画『杖ペチ魔法使い♀の冒険の書』一巻の紹介でした。
全っっっく頭を使う必要なくだらっと力を抜いて読むことができます。爆発的な面白さがあるわけではありませんけど、シリアス要素は毛ほども無く、クスっと笑える軽めのギャグと、ファンタジー世界でのおだやかな日常を見るだけですので、イイ感じに脱力させてもらえます。
メインの四人は、能力的にも性格的にも明らかに職業選択ミスしてるとはいえ、そのミスマッチさとバカっぽさは面白くもあります。こんなパーティが果たして魔王と対峙する日が来るのかは甚だ疑問ではありますが、この流れだとまともな魔王を期待しないほうがいいかもしれませんね。
可愛い系の絵柄もこのゆるい作風とマッチしていたと思います。まったり笑わせてくれる内容を、一話完結で描かれてるので、ちょっと時間が出来たときに気分転換がてら読むのに適している漫画です。続きも期待。

あわ箱 講談社 2017-10-17
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ハネ吉
とにかく漫画が大好きです。愛してるといっても過言ではありません。どんなジャンルにも手を出しますね。正直、文章力にはあまり自信はありませんが、なるべくうまく伝えられるようにがんばります。ちょっとだけでも読んでもらえたらうれしいです。 ちなみに、甘い物とネコも大好きです。
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