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2017年04月26日

【ナナマル サンバツ】マンガ 感想&あらすじ 競技クイズに情熱を傾ける高校生たちの姿を描いた青春漫画

ヤングエース。2010年12月号より連載中。既刊13巻
著者:杉基イクラ



あらすじ

「ユメ」、「キボウ」、「モクテキ」、「ミライ」。そんな言葉とは無縁な人生を送ってきた高校生・越山識。

文蔵高校入学2日目、新入生歓迎会の同好会紹介で「クイズ研究会」による早押しクイズ大会が開かれ、ひょんなことから識も参加することになった。最初は戸惑って何もできずにいた識だったが、同じクラスの参加者・深見真理の早押しと言葉に刺激を受け、挑戦した最後の難問に見事正解して歓声を浴びる。

その知識量と頭の良さを見込まれ、真理からクイ研への熱烈な勧誘を受けた識は、彼女の熱意と参加した新入部員向けクイズ大会での出来事に感化され、クイ研への入会を決意した。

飛び込んだ「0.1秒の差」が勝敗を分ける世界の中で、仲間たちと励み、ライバルたちとしのぎを削り、識は競技クイズへのめり込んでいく。

主要登場人物

・越山識(こしやま しき)
主人公。文蔵高校1年生。クイズ研究会所属。小柄で眼鏡を掛けた内向的な少年。知識量と頭の回転の速さを見込まれ、真理の熱烈な勧誘に押し切られてクイ研への入会を決めました。クイ研に入るまではクイズ初心者でしたが、母親が図書館司書で幼い頃から図書館に入り浸っていたため、周囲が舌を巻くほどの豊富な知識量を持ちます。特に文学系・歴史系を得意とし、逆に芸能やマンガ・アニメ関連は苦手。「1度読んだ本の内容なら識ってて当然」と独り言をこぼすなど、吸収力も高い。識の母曰く、本の趣味は既に他界している本好きだった父ゆずりとのこと。

・深見真理(ふかみ まり)
ヒロイン。文蔵高校1年生。識のクラスメイト、クイズ研究会所属。セミロングの髪型にヘアバンドが特徴の美少女。中学時代からクイズ好きで、同じ中学で現在は麻ヶ丘女子へ進学した上月由貴と一緒にクイズを嗜んでいました。そのときの経験から「ベタ(定番)問」の早押しを得意とし、なかでも語源問題は特に強い。天性の直観力の持ち主。クイズのこととなると熱くなり過ぎるあまりおかしな行動をとることもあり、他が疎かになることからクイズバカとも呼ばれる、いわゆる残念美人です。クイズに熱中し過ぎたせいで第一志望校への受験に失敗という歴史持ち。

・笹島学人(ささじま がくと)
文蔵高校3年生。クイズ研究会会長。眼鏡を掛けた180cmを超える長身を持つ男子。1年生のときに超エリート高校・開城学園から転入して来ました。早押しクイズに使用するボタンの端子をポケットの中に忍ばせ、常日頃からボタンの感触を確かめてる生粋のクイズ馬鹿。クイズに関しては全国でも指折りの実力者で、他校の生徒からも一目置かれ、経歴の浅い後輩たちを導いてくれる存在。クイズを誰かのため何かのためにやる気はなく、自分のやりたいクイズを我が侭に楽しみたいと思っています。

・井上大将(いのうえ だいすけ)
文蔵高校1年生。識と真理のクラスメイト、クイズ研究会所属。クイ研に参加したのは真理目的。識とは反対にアニメ・マンガ・オタク関連の問題に強い。当初こそ真理への下心でクイ研に参加していましたが、識たちと一緒に励むなかで、彼らと一緒にクイズをやることが楽しいと感じるようになりました。あと、真理派か迅子派かで悩んでます。

・笹島迅子(ささじま じんこ)
学人の妹。文蔵高校1年生。関西弁を話すツインテールの女の子。兄妹仲は良好。電子工作が得意な弱電女子。「1人弱電部」でクイズで使う早押し機を製作しています。モノ作りが好きなので非生産的だと思っているクイズはやりません。

・御来屋千智(みくりや ちさと)
宮浦高校1年生。クイズ研究部所属。識とは新入部員向けクイズ大会で出会い、その時に識がしでかしたある出来事が原因で彼に興味を持ち、面識を増やしていく中でライバルと認識するようになりました。負けず嫌いで向上心が高く、クイズへの熱意は非常に強い。1年生らしからぬクイズの実力者で、驚異的な早押しのスピードを持ち、理系関連の問題には特に強い。

・深見誠司(ふかみ せいじ)
真理の兄。開城学園高校2年生。誰もが認めるイケメンで、真理がクイズを始めるきっかけになった人。プライドが非常に高く、それが災いして人。中学からクイズを始め、学人とも互角に渡り合う実力の持ち主。勝利にしか意味がないクイズに嫌気がさして距離を置いていましたが、現在は真理や学人らのやりとりを通じ、開城のクイズ研究部に復帰。



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感想・見所

高校の新入生歓迎会でクイズ大会に参加したことをきっかけにクイ研へ入会した少年が、仲間やライバルたちと切磋琢磨するなかでその面白さにハマっていく様子と、クイズに情熱を傾ける中高生たちの姿を描いた物語。
高校の「競技クイズ」を題材に扱った青春部活系漫画。タイトルの『ナナマルサンバツ』とは、クイズ形式の1つ「7○3×」(」7問正解で勝ち抜け、3問誤答で失格)が由来。
2017年夏にTVアニメが放送開始されます。メディア化企画は2014年から進んでたようですね。

クイズ番組はたまにしか観ることはないのですが、見始めると番組の出演者よりも早く答えようとしたりして、ついつい夢中になってしまいます。ゲームセンターに置いてある『QMA(クイズマジックアカデミー)』にちょっとハマっていた時期もありましたね。
今回おすすめさせていただく作品『ナナマルサンバツ』は競技クイズという珍しい題材を扱った漫画なので、クイズ好きはもちろんのこと、そうでない人もこの作品を通じてクイズへの興味を深められるかもしれません。
あと、私が読み始めた理由にもなるのですけど『ちはやふる』や『とめはねっ!』のような、マイナー競技・文化に青春をかたむける作品が好きな人にもうってつけの作品だと思います。

0.1秒を争う「競技クイズ」の世界で青春をかける高校生たちの物語

この作品は、毎年夏に開催されている「高校生クイズ」を目指して日々研鑽を積まれている全国の高校生たちのように、競技としてのクイズに取り組む高校生たちの部活モノです。
主人公は夢や希望が溢れる青春とは無縁な生活を送っていた引っ込み思案の高校1年生・越山識。ひょんなことから参加した早押しクイズ大会と、クラスメイトの深見真理からの勧誘がきっかけになり、クイ研(クイズ研究部・同好会)へと入会しました。
見た目も正確も地味で存在感は薄く、目立つことが苦手な本の虫だった主人公が、クイズを通して人間として、競技者として成長していく様子を軸に、同じ世界でクイズに燃える高校生たちの熱き青春を描いた内容です。貪欲に知識を求める姿や、仲間と切磋琢磨して絆を深め、認め合うライバルたちと熱き戦いを繰り広げるという展開。体育会系のノリにも近く、種類は違ってもスポ根漫画と言っても差し支えないような気がします。

競技クイズの入門書としてもお役立ちな基礎とテクニックの数々

そもそも競技クイズとは、様々なルールのもとで参加者がクイズで競い合い、その解答によって勝敗を決める知識の競技。メジャー競技と比べたら認知度も人口も少ないんですが、あちこちでオープン大会が開かれるなど、一定の競技人口があることは確かだと思います。
この作者さんは競技クイズについてよく学ばれていることが内容から如実に伝わってきますね。芸能人のクイズ番組ではあまり見られない0.1秒を争う超早押し、そして超難問の世界がよく描かれています。
そこには当然クイズの基礎があり、様々なテクニックや裏事情なんかも存在します。「何で問題文ほとんど読まれてないのに解答できるの?」なんて疑問に思ったことある人は少なくないと思います。読んでもらえればすぐに分かりますが、それを知って私が思ったのは、カラクリは単純(あくまでクイズ形式の1つとして)、でも実際やるとなるとかなり困難。
答えを知っていれば勝てるなんていう単純な世界ではなく、全てに当てはまるわけではありませんけど知っていることは当たり前で、その上でどうしたら勝てるかを模索して作戦を練り、知識と技術の猛特訓を積んできた人たちが戦う競技。カラクリは単純と書きましたが、クイズの世界はなかなか複雑で面白い。

個性的な登場人物たちが織り成す熱い人間ドラマ

主人公の識や真理たち文蔵メンバーはもちろんのこと、他の登場人物もとにかく個性的なキャラクターが多く、その中で繰り広げられる人間ドラマも魅力の1つ。
誰も彼もがそのときどきの場面で主人公のようにも見え、識たちだけではなく他校のライバルたちにも多くスポットを当てられているので、いろいろなキャラクター、そして高校に愛着が持てると思います。暑苦しいキャラ、チャラいキャラ、お美しキャラ、こじらせてるキャラ、そんなキャラクターたちがクイズを通じ、私には全く縁の無かった熱く爽やかな青春を送っています。
あと、中にはヒロイン・真理を差し置いてヒロインのようにも見えてしまう男キャラまでいて、なんか腐女子の餌食になりそうな友情やライバル関係が溢れてた気はしなくもない。

最後に

クイズをテーマにした『ナナマルサンバツ』、いかがだったでしょうか?このテーマの作品はほとんどないので、展開は王道であっても新鮮な気持ちで読めましたね。
クイズといっても地味さは全く無く、白熱したクイズバトルは見応えも読み応えもあり、彼らが織り成す青春はきらびやかで、知ることの楽しさや喜びにも気づかせてもらえる内容。
クイズ愛好家はもちろんのこと、クイズ番組を見るのが好きくらいの人や、ほとんど馴染みない人でも十分楽しめると思いますので、よければ読んでみてください。強くおすすめさせていただきます。



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とにかく漫画が大好きです。愛してるといっても過言ではありません。どんなジャンルにも手を出しますね。正直、文章力にはあまり自信はありませんが、なるべくうまく伝えられるようにがんばります。ちょっとだけでも読んでもらえたらうれしいです。 ちなみに、甘い物とネコも大好きです。
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