2017年03月21日

近況報告

こんにちは、ハネ吉です。

月曜の朝から妙に体調が優れず、病院で診察したらインフルエンザと診断を受け、現在ダウンしております。

インフルらしからぬ症状もあるので診断後も不安は拭えてないんですけどね。

というわけでして、数日間記事の更新休ませていただきます。

読んでいただいてる方、すみません。

【このカテゴリーの最新記事】
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2017年03月19日

【紹介した作品の新刊発売情報】スキップ・ビート! 第40巻 他9作品

2017年3月20日〜3月26日発売予定の新刊。
このブログで紹介した作品や関連作品の新刊情報と、試し読みした作品の感想。



ソマリと森の神様 第3巻 2017年3月20日発売

ソマリと森の神様の過去記事はこちら



スキップ・ビート! 第40巻 2017年3月20日発売

スキップ・ビート!の過去記事はこちら



ベルゼブブ嬢のお気に召すまま。 第4巻 2017年3月22日発売

ベルゼブブ嬢のお気に召すまま。の過去記事はこちら


鬼灯の冷徹(24) (モーニング KC)

2017年3月23日発売

鬼灯の冷徹の過去記事はこちら



マージナル・オペレーション 第8巻 2017年3月23日発売

マージナル・オペレーションの過去記事はこちら



ディザインズ 第2巻 2017年3月23日発売

ディザインズの過去記事はこちら



サムライせんせい 第4巻 2017年3月23日発売

サムライせんせいの過去記事はこちら


路地裏しっぽ診療所 5 (マーガレットコミックス)

2017年3月24日発売

路地裏しっぽ診療所の過去記事はこちら


女王の花 15 スペシャルファンブック付き限定版 (特品)

2017年3月24日発売

女王の花の過去記事はこちら



試し読みをして気になった作品もひとつ紹介します。


CITY 第01巻
著者:あらゐ けいいち
掲載:モーニング
2017年3月23日発売


これはあるCITYのお話。
家賃も払えない無一文の女子大生・南雲。彼女が暮らすのは普通な町だけどちょっとおかしな人たちがいるどかの「CITY」。
わずかにあった貯金もギャンブルでスッた南雲は、家賃も払わず大家から逃げる始末。知り合いからお金を借りるため街中を走り回っているあいだにも、CITYのあちこちではちょっとおかしな人たちが生活を送っている。
南雲が動けばCITYは回る、皆が繋がる。

「CITY」という街で繰り広げられるガールズ・コメディ漫画。
非日常にしか見えないぶっとんだ日常を描いた『日常』の著者・あらゐけいいちの連載作品。

試し読み1話だけ、それでも分かる作品の雰囲気。今作もあらゐけいいちワールド全開の内容です。
街もキャラクターも一見普通なんだけど、動き出すとちょっと変わった出来事ばかりが巻き起こり、読んでると不思議な感覚に陥らせてくれる作品。

冒頭は岩に突き刺さって石造になった意味不明な鳥の話から始まったかと思ったら、次の展開では「その鳥と全く関係ない あるCITYのお話」と来たからすごい。驚きよりも作者さんらしさを感じてなんか納得。

前作「日常」では学校に通う少女たちの小さなグループ内での話しがメインでしたが、本作は街1つがメインの舞台になり、そこで暮らす人々の出来事や関係を描いた内容。そして紹介文を読む限りでは、恐らくひとつひとつの出来事は全て歯車のように繋がっているのだと思います。

1話の中にも多数のキャラが登場し、皆バラバラにそれぞれの生活リズムで暮らしていますが、南雲が走り回ってる間にいつの間にか1つ1つが繋がり出し、最後には集結・収束しているというのは見事でしたね。

相変わらず意味不明なことが多いんですが、考えても無駄だろうと思ってるので素直にスルーできる不思議。でも、セリフや絵を隅々まで観察したら、何かを発見できそうな気にもさせてもらえて楽しい。

キャラクターは可愛いですけど皆クセが強そう。そのなかでは、南雲の知り合いらしい「にーくら」さんというキャラは常識人ぽかったです。まあ、何か秘されている特性を持つ可能性はありますけど。登場人物が本領を発揮させるのはこれからでしょうが、1話だけでもにじみ出るクセ者感に期待を煽られました。

『日常』のノリが好きな人なら楽しめると思います。

試し読みはモーニングさんの公式サイトで1話を配信しています。(こちら

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posted by ハネ吉 at 15:56 | Comment(0) | TrackBack(0) | 新刊情報

2017年03月17日

【鬼灯の冷徹】マンガ 感想&あらすじ どこかたのしげな地獄の日常とドSな主人公の姿を描いた日常系コメディ漫画

モーニング。2011年14号から連載中。既刊23巻
著者:江口夏実



あらすじ

あの世にある天国と地獄、2つを比べると、地獄は広い。地獄は八大地獄と八寒地獄の2つに分かれ、さらにそれぞれ合わせて十六の小地獄があり、そのなかには272の部署が存在した。

戦後の人口爆発により亡者が溢れ、さらに悪霊の凶暴化などにより、地獄は仕事の増加、人材不足、財政の逼迫にあえぎ、前代未聞の混乱を極めていた。

そんな中、頼りないアホな閻魔大王になにかと仕事を回され、膨大な仕事を抱えながらも適切に処理し、272の部署を見事な手腕で取り仕切る1人の鬼神がいた。――其の名は、鬼灯。

閻魔大王の第一補佐官を勤める地獄を陰から支える鬼灯は、上司であるはずの閻魔も容赦なく叩きつつ、亡者のみならず地獄の職員たちからも恐れられながら、日々の業務に勤しんでいた。

冷徹でドSな鬼灯をはじめ、地獄の様々な住人たちは、わりかし楽しげな地獄の日々を送っている。
人にとっての地獄、それは鬼にとっての日常なのです。

主要登場人物

・鬼灯(ほおずき)
主人公。閻魔大王の第一補佐官。鬼の中でもトップの地位にいる一本角の鬼神。強靭な肉体と精神力を持ち合わせ、非常に真面目で有能な万能官吏ですが、冷徹で超ドSな性格。直属の上司にあたる閻魔大王にすら一切容赦なく金棒と毒舌で叩きのめし、イザナミやサタンにすら怯むことなく相対するため、亡者のみならずあの世関係者の多くに恐れられています。その反面有能な仕事ぶりから人望は高く、整った容姿によって女性からはモテ、桃太郎ブラザーズなどの動物獄卒や座敷童子などに懐かれてもいます。趣味は金魚草の育成・品種改良。視察のため現世へ赴くことも度々あります。

・閻魔大王(えんまだいおう)
日本における地獄の頂点に立つ存在。見た目だけなら威厳に満ち溢れていますが、のんびりした温和な性格で、かなり抜けてるところもある頼りない王。一応地獄のナンバー1ではありますが、直属の部下である鬼灯からはぞんざいに扱われ、彼に一矢報いようとするもことごとく返り討ちに合っています。その性格から部下に慕われてはいますが、頼られているのは実質ナンバー1の鬼灯。肥満で運動不足のため腰を痛めることもしばしば。溺愛してる孫には非常に甘い。

・唐瓜(からうり)
地獄の公務員にあたる二本角の小鬼の新人獄卒。見た目は子供の姿ですが、「子鬼」ではなく「小鬼」という成長しても小さいままの種族で、茄子同様に彼自身もれっきとした青年。真面目な性格をしたしっかり者で、マイペースな茄子をフォローしながらよく一緒につるんでいます。お香さんにベタ惚れ。性癖はドM。ボケが多い本作では貴重なツッコミ役。

・茄子(なすび)
地獄の公務員にあたる三本角の小鬼の新人獄卒。唐瓜の同期。小鬼の母と朧車の父との間に生まれたハーフで、父譲りの垂れ目以外は母親似。マイペースでうかっり者、物覚えも悪いため、同期で同郷の唐瓜によくフォローされています。独特な感性から生まれるビカソ的な芸術センスを持ち、鬼灯からの依頼を請け仕事にもその才能を生かせるようになりました。

・桃太郎(ももたろう)
日本御伽噺で御馴染みの、桃から生まれた鬼退治の英雄。大義を成したことで死後は天国に召されていましたが、鬼退治という過去の栄光に固執し、地獄へ乗り込んできたところを鬼灯に刀も心もへし折られました。以降は心を改め、桃源郷の仙桃農家で働きながら、白澤から薬学を学んでいます。数少ない常識人でツッコミ役。

・桃太郎ブラザーズ
犬、猿、雉からなる桃太郎の鬼退治にお供した動物たち。桃太郎が地獄に乗り込んできた際に鬼灯によって見出され、鳥獣を殺した者が落ちる不喜処地獄へ就職しました。3匹とも神獣。
犬=シロ・・・白い犬。鬼灯に懐いており、お供をすることも多くあります。素直で好奇心旺盛。
猿=柿助(かきすけ)・・・自称「チームの頭脳(ブレーン)」。猿蟹合戦での過ちによって、蟹から受けた制裁がトラウマ。
雉=ルリオ。・・・自称「ロケットランチャー」。見た目は派手だがチームの中では一番地味ところが悩み。歌が得意。

・お香
二本角の女性獄卒。衆合地獄(殺生・盗み・邪淫の罪)の主任補佐。妖艶な見た目に反して人当たりは良く、少し天然も入った優しい女性。蛇好きで、自室で多くの蛇を飼い、着物の帯代わりに2人の蛇を巻いています。鬼灯によって主任補佐に抜擢されたのは、職場の7割が女性職員であることから、女性にも嫌われない性格という理由が大きい。鬼灯とは神代(神話の時代)からの幼馴染。

・白澤(はくたく)
天国の桃源郷に住む中国の神獣。鬼灯とは顔を合わせるたびに衝突する犬猿の仲。鬼灯から理不尽な嫌がらせを受けることも多々あります。漢方に関する知識への造詣が深く、天国で漢方薬局「極楽満月」を営んでいます。度を超えた女好きで、人型の女の子と遊びたい理由から常に人の姿でいますが、酒に酔うと本来の牛型の姿に戻ってしまいます。芸術センス、ファッションセンスは壊滅的。



【eBookJapan】 鬼灯の冷徹 無料で試し読みできます


感想・見所

閻魔大王の冷徹でドSな第一補佐官を中心に、地獄で働く獄卒や上司たち、そして世界各国の地獄の住人たちを交えて語られる、大忙しだけどそれなりにたのしげな地獄の日常を描いた物語。
地獄の日常風景をコメディで描いた現代の地獄絵巻。元々は2010年「モーニング」にて『地獄の沙汰とあれやこれ』というタイトルで読みきり掲載され、好評を受け『鬼灯の冷徹』に改題され2011年から連載開始された作品。「全国書店員が選んだおすすめコミック2012」において1位を受賞。
2014年には全13話でアニメ化もされ、さらにOVAも3作製作されています。2017年秋には第二期の放送も決定されました。
少女漫画雑誌「なかよし」に『鬼灯の冷徹 シロの足跡』というタイトルで、本編登場キャラの獄卒犬・シロを主人公とした漫画も連載されています。

地獄と言えば残虐・残酷で苦痛に満ち、安らぎなどない最悪・最凶の恐怖しか存在しない場所というイメージ。罪人の断末魔だけが響き渡っていそうな絶対に行きたくない場所ですね。
しかし、この作品『鬼灯の冷徹』にはそんなおどろおどろしさがほとんどなく、拷問シーンは頻繁に描写されているにも関わらず、どこか明るい雰囲気。

この作品の主な舞台はもちろん日本の地獄。それ以外にも天国や各国の地獄も舞台とされることも多くあり、さらにあの世だけではなく現世でのエピソードも少し存在します。
作者さんによると元ネタは「正法念処経」とのこと。鬼灯が取り仕切る八大地獄と八寒地獄の2つに分けられ、等活地獄・衆合地獄・焦熱地獄などの十六小地獄がその周囲に存在し、全体で272もの部署からなるなるのがここでの地獄。
しかも、かなりのごちゃまぜ観ある地獄になってます。最高責任者の閻魔大王など地獄の裁判官である十王や、彼らを補佐して地獄を管理する鬼をはじめ、妖怪、神話の神々、神獣、英雄、御伽噺など、多種多様な存在があの世で働いています。EU地獄やエジプト冥界など、日本以外の地獄も多く登場し、サタンをはじめ視察がてらお互いの地獄を見て回ることもあり、この辺のごちゃまぜ宗教観は実に日本人らしいつくり。
結構詳しく地獄や天国について語られているので、いろいろな事を知ることができるのも楽しいですね。

基本は1話完結型の構成。どんな話かと言うと、そんなごちゃまぜで亡者が溢れて大忙しな地獄を舞台に、主人公・鬼灯とあの世の住人たちの日常を、時事ネタやパロディ、プラックジョークを交え、ギャグ・コメディで愉快に描いた作品。爆笑を狙ったギャグではなく、シュールな笑いで「クスっ」と楽しませてくれる内容ですね。
パロディは誰もが知る有名作品から、あまり万人受けしていコアなファン向けのネタまで様々。お笑い、アニメ、ドラマ、それとミステリーハンターが世界の不思議を発見しに行く某局の長寿番組など幅広く取り上げています。そもそもこの作品自体がパロディみたいなものなんですけどね。

魅力はなんといっても主人公・鬼灯様のドSっぷりでしょう。鬼らしく片手に携えたトゲの付いた金棒で容赦なく制裁を加えることもありますが、それ以上に直属の上司である閻魔大王、神であるイザナミ、EU地獄のサタンなど、格上を相手にしても一切容赦なく吐き捨てる凶悪な毒舌ですね。クールな表情を崩すことなく淡々とした口調で、手厳しく、辛辣に、痛烈に、情け容赦なく心を打ち砕き、ときに傷をえぐりながら恐怖を伝染させていくのが鬼灯という存在。亡者だろうと同じ鬼であろうとも、部下も上司も分け隔てなく、男女平等にばっさり切り伏せていきます。
ただ、動物と子供には結構甘く、何の落ち度もないレディへの対応も紳士的。その手厳しい普段のドSな姿に反し、座敷童子やシロに懐かれてる光景は微笑ましくもありますね。

また、登場キャラが非常に多いのもこの漫画の特徴で、作品を収集つかなくなりそうなほど賑やかにしてる要因でもあります。
閻魔大王や地蔵菩薩などの日本の地獄や天国の住人達はもちろんのこと、日本・世界の神話、妖怪、御伽噺の登場人物や、実在した過去の偉人も多く登場しています。
例を上げると、イザナミ、桃太郎とそのお供や金太郎、座敷童子や猫又、サタンやアヌビス、源義経に清少納言、さらには日本中を恐怖させたテレビから這いずって出てくる貞子まで様々。
ネタが尽きる心配だけはなさそうですね。

絵は非常にクセが強いので好き嫌い分かれそうですが、私的には個性的で他にはない画風なので結構お気に入りです。
キャラクターの特徴がわかり易く、地獄という作品世界観にもマッチしてると感じ、人の造詣も丸みを帯びた顔だちなので、日本的な雰囲気が出ていて良かったと思います。

一話一話安定した面白さを提供してくれる良作。一話完結モノなので読みやすく、個性的なキャラクターが数多く登場し、ネタも豊富なので飽きがないですね。ただ、ネタの内容や絵柄で読者を選びそうではあります。
私は1巻を読んだ時点ではそれほど強くハマったわけではありませんでしたが、2巻、3巻と読み進めていくうちにこのシュールさがどんどんクセになってしまいました。
鬼灯様と閻魔大王や白澤とのやりとりなど面白い絡みは多くあり、その中でも個人的には地獄でアイドルやってるミキちゃんと鬼灯のやりとり、いたずら好きな座敷童子たちの話が特にて好きですね。登場人物が多いのでお気に入りになるキャラが1人は見つかるかもしれません。
万人受けはしそうにありませんが、他作品にはないクセになる味わいある作品なので、この笑いがハマった人には非常に面白い作品だと思います。よければ読んでみてください。アニメ共々強くおすすめさせていただきます。



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ハネ吉
とにかく漫画が大好きです。愛してるといっても過言ではありません。どんなジャンルにも手を出しますね。正直、文章力にはあまり自信はありませんが、なるべくうまく伝えられるようにがんばります。ちょっとだけでも読んでもらえたらうれしいです。 ちなみに、甘い物とネコも大好きです。
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