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2014年06月25日

2014ゴールデンウイーク

ブログの更新が大幅に遅れてしまい
ノソノソ歩いた日付の順番が後先になってしまいました。
なんと、今回の一編は『ゴールデンウイーク後半のお散歩』報告です。


[ゴールデンウイークの後半は遠出を控える事にした二匹。
外出好きの二匹はウズウズです。]
と、少し前に書き始めた文章の出だし。
「はてさて何を書くつもりだっけ?」と
ボケ始めた脳みそをかき混ぜて記憶の糸の端を探すのですが……

閑話休題

天候が今ひとつ良くなかった事と、
仕事の先が読めなくて近場で過ごす事にした二匹。
北区は飛鳥山に在る『三つの博物館』に行ってみました。

亀子は以前、ここの仕事をした事が有ります。
展示物の撮影を博物館地下のスタジオで行なっていた所、
深夜、スタジオ外の廊下に何かの気配を感じて、
カメラマンは怖くなって亀子を呼んだとか…
ここを建てる際、相次いで建築関係者が亡くなったとか…
いろいろ亀子から話を聞いていたので、足が余り向かなかったのですが、
そのような事はとっくの昔に忘れた亀。ノソノソと2日間に渡り飛鳥山へと赴いたのです。

『三つの博物館』は『紙の博物館、北区飛鳥山博物館、澁澤資料館』で、
なんで紙と地勢、風俗と資産家の三つが並んで有るのかがよくわからない亀なのですが、
訪れた頃は『紙の博物館』で『金唐紙』の展示会が行われていて、
これを見学する為に訪れたのです。

紙の博物館はここ王子が『洋紙発祥の地』とされ『王子製紙紙業資料室』の資料を
一般に公開した『製紙記念館』を前身とした施設です。
小さな博物館ですが洋紙、和紙を問わず『紙』の事に関する資料が展示されています。

『金唐紙』は一度その製法が途絶えてしまった技術です。
元は欧米の『金唐革』と言う皮革工芸品をさし、室内を飾る高級壁装材の事だそうで、
江戸時代は出島を通して国内に持ち込まれ人気を博したそうですが、
なにせ鎖国の真っ最中。極めて貴重かつ入手困難品だった様です。
んで、和紙を代用して国内で制作される様になったものが『金唐革紙』(『擬革紙(ぎかくし)』)で、
明治時代には、大蔵省印刷局が中心となり製造。輸出されてウィーン万博やパリ万博などの博覧会で
好評を得て、欧米の建築物に多く使われたそうなのですが、その多くは消滅し現存するものは僅かで、
貴重な文化財になっているそうです。
技術も衰退して昭和の半ばで完全に無くなってしまったそうですが、
それを上田尚(うえだたかし)氏らが、その技術を甦らせ多くの重要建築物の壁を修復し、
文化財修復の為に必要な伝統的技術として文部大臣が選定する『選定保存技術』の保持者として
氏は認定されています。

と長い説明になってしまいましたが、肝心な展示物は写真撮影が不許可なので
皆さんネットで検索して下さい。

んで、つづく
んで、今回写真はなし














2014年06月18日

横沢入

久々の更新となってしまいました。

梅雨の晴れ間をかいくぐり(6月14日)、
武蔵五日市に在る『横沢入』へ亀子と行ってきました。

『横沢入(よこさわいり)』はJR五日市線の終点『武蔵五日市』と
その手前駅『武蔵増戸(むさしますこ)』の中間点位いに在って
典型的な『谷戸』を形成しています。
ここは東京都の第一号『里山保全地域』の指定を受けた所です。
豊かな生態系が残り「野生動植物保護地区」でもあり
懐かしい里山の風囲気を強く残しています。

五日市線の増戸駅から線路沿い(線路の北側)を五日市方面に15分くらい歩くと
道標が出て来ます。そこから概ね5分も歩けば『横沢入』です。
訪れた時にはNPOの活動で(団体名は失念)生態系の調査や田植え等が行なわれていて、
里山は多くの人で賑わっていました。
横沢入から林道を歩き武蔵五日市へ抜けるコースも有るのですが
今年の大雪や、最近の大雨で通行止めになっていました。

二匹は来た道を引き返し、今度は『大悲願寺』を目指します(横入沢から10分程度)。
『大悲願寺(だいひがんじ)』は1191年に建立された真言宗豊山派のお寺。
『白萩』が有名で『伊達政宗』が大悲願寺に立ち寄った際、見事な萩に感嘆して、
仙台へ帰ってから後に白萩を一株譲ってほしいと『白萩文書』と言われる書状を送ったそうで、
書簡は東京都の有形文化財として、ここに所蔵されているそうです。

本堂は元禄時代に建てられた書院造り風の方丈系本堂で内部は創建当時を
よく保っているらしく、これも東京都の重要文化財に指定されています。
また『観音堂』は『無畏閣』の扁額を掲げ、極楽、地獄の見事な極彩色のレリーフが
施されています。
堂内には国指定の重要文化財『阿弥陀三尊像』が安置されるなど、
他にも多くの文化財が有るらしいのですが、何処の建物の扉も「ピシャリ」と閉じて、
御朱印を戴ける風囲気も有りませんでした。

仁王門の天井絵も見事です。
かっては末寺三十二カ寺を有し、聖徳太子が全国行脚の折、
この地に一宇の草堂を建てたのが寺の起原とされ、
建立は建久二年(1191)に源頼朝の命によったものとか。
仁王門から外へ出ると白壁が両袖に広がり、境内に大杉を観る事が出来ます。

あきる野市のHPからダウンロードした地図を頼りに『五輪坂』『正一位岩走神社』
『五日市ファーマーズセンター』を経由して『武蔵五日市駅』に。
途中、五日市橋の上からは鮎釣りを楽しむ人たちを観て、
梅雨の晴れ間の“暑っ〜い”一日を過ごしたのです。

[亀子が体調を崩して以来どうも疲れ易くなっているようで心配。亀も暫くぶりのウオーキングで
疲れてしまいました。8月には尾瀬ケ原をノソノソ歩く予定だけど大丈夫かな?]


横入沢_2.jpg

横沢入_1.jpg
豊かな緑と湧き出る清水 豊かな生態系が残る『横沢入』


大悲願寺_観音堂.jpg
見事なレリーフが有る大悲願寺 観音堂「無畏閣」


大悲願寺_仁王門.jpg
大悲願寺 仁王門


大悲願寺_白壁.jpg
時代劇に出て来そうな白壁に囲われる大悲願寺







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ハゲの亀
無知蒙昧な亀がノロノロ、ウロウロと徘徊。 知ったか亀の譫言にお付き合い下さい。そして間違え等有りましたら教えて下さいね。よろしく。
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