2014年08月22日
尾瀬探訪記_2
『山の鼻』で一息ついた後は、いよいよ『尾瀬ケ原』の湿原を歩きます。
木道をひたすら歩くのですが、景色に見とれていると足元が覚束きません。
木道が高く下を見ると少し怖いくらいの所もあります。
一度ならず二度も“転けた”亀は高度の有る木道を歩くとき足が竦んでしまいました。
亀と亀子は大きな荷物を背負っているのにゲストの二人は小さなザック。
なんで、こんなにも違うのだろうと思う亀。
大きな荷物。真夏の尾瀬。さぞかし汗塗れになりバテバテの行軍で大変かと思いきや、
天候は目紛しく変わり『至仏山』、『燧ヶ岳』の頂上が雲に隠れたり見えたり。
歩く木道の上も黒い雲が覆ったかと思えば、急に陽の光が矢の様に差したり、
次の瞬間には小雨が降って来るなど忙しい。それが反って大汗をかかずに済んだ原因かも。
所どころにあるベンチや迂回路はビュースポットです。
『逆さ燧』が見られる『池塘』や『ヒツジ草』が浮かぶ『池塘』、
『竜宮の入り口』に『出口』など、写真に撮れば絵≠ノなるところが多くあります。
亀が二度目の“転け”を演じたのは『ヨッピ橋』から『牛首分岐』までの復路の途中。
背中に『燧ヶ岳』を、左手には水草が絵≠描いたように浮いた『池塘』が在り、
その美しい風景に見とれて足を踏み外し「ヒョェー!!」\(◎o◎)/!
「た、助けてくれー!!」「痛っ、て、て」となってしまったのです。
思うに、見とれるだけでなく昨夜寝ていない事も原因だったかも。
少し平衡感覚が、おかしかったようです(美しい風景を見る時は、足元とまわりを良く確認して、
止まって見なくてはとその場で直ぐ反省した亀です)。
尾瀬の湿原と燧ヶ岳
何処を見ても“絵”になる風景が広がる
亀が“転け”た辺り 心に染みる風景が
至る所にある
出発した時は雲に隠れた至仏山の頂きが
復路の木道を歩けばよく見えた