2010年08月22日
行政書士の1答2。
解答の解説は、伊藤塾編 司法書士過去問 民法から引用します。
実際に例に出しますと、平成20年度第18問の問題ですが、
詐害行為取消訴訟に関する次の記述のうち、判例の趣旨に照らし正しいか、誤っているか、答えなさい。
抵当権が設定された不動産についてされた譲渡担保契約を詐害行為として取り消す場合には、債権者は、不動産の価格から抵当権の被担保債権の額を控除した額の価格賠償を請求することはできるが、不動産の返還を請求することはできない。
誤りです。
抵当権が設定された不動産についてされた譲渡担保契約を詐害行為として取り消す場合において、不動産の価格から抵当権の被担保債権の額を控除した額が取消権者の債権額を下回っているときは、譲渡担保契約の全部を取り消して不動産の返還を請求することができる。
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誤りです。
抵当権が設定された不動産についてされた譲渡担保契約を詐害行為として取り消す場合において、不動産の価格から抵当権の被担保債権の額を控除した額が取消権者の債権額を下回っているときは、譲渡担保契約の全部を取り消して不動産の返還を請求することができる。
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投稿者:kotukotuiku|17:02
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