2010年07月27日
行政書士の1答2。
中央大学真法会編 新司法試験短答式公法系問題集から引用します。
新司法試験、プレテスト第33問を例にしますと、
行政手続法第4章に関する次の各記述についてそれぞれ正しいか、誤っているか、答えなさい。
行政手続法によれば、行政指導を行うに際しては、相手方から求めがなくても、同法の定める例外に該当しない限りは、行政指導の趣旨及び内容並びに責任者を記載した書面を行政指導の相手方に交付しなければならない。
誤り。
行政手続法35条2項は、「行政指導が口頭でされた場合において、その相手方から前項に規定する事項を記載した書面の交付を求められたときは、当該行政指導に携わる者は、行政上特別の支障がない限り、これを交付しなければならない。」として、相手方の求めがない場合には行政指導を口頭ですることが認められている。
よって、本肢は誤り。
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投稿者:kotukotuiku|14:48
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