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行政書士の1答。

解答の解説は、伊藤塾編 司法書士過去問 民法から引用します。


実際に例に出しますと、平成7年度第4問の問題ですが、


Aは、何らの権限も無いのに、Bの代理人と称して、Cとの間にB所有の不動産を売り渡す契約を締結した。

この場合におけるBの追認に関する次の記述のうち、正しいか、誤っているか、答えなさい。


AC間の売買が合意された時にAの無権限を知らなかったCがこれを取り消した後においては、Bは追認をすることができない。



正しいです。


相手方Cは、本人Bの追認がない間は、その契約を取り消すことができる。そして、この取消しの意思表示は、契約を確定的に無効とするものであるから、いったんCがこれを取り消した後においては、Bはもはや追認をすることはできない。









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