2010年06月15日
行政書士の1答2。
中央大学真法会編 新司法試験短答式公法系問題集から引用します。
新司法試験、平成20年第23問を例にしますと、
次の各記述について、それぞれ正しいか、誤っているか、答えなさい。
行政は、国民の代表によって作られた法律に従って行われなければならないのが原則であるが、行政上の法律関係においても、慣習法の適用が排除されるわけではない。
正しい。
行政法においては、法律による行政の原理からして慣習法は認められないとする説もあるが、行政権限の根拠に関する法ではなく、行政権限行使の対象となる私人の権利自由の根拠に関しては、既存の法律に反しない限り、慣習法の成立の余地を認める見解が多数を占めている。
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投稿者:kotukotuiku|17:37|行政書士
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