2016年12月06日
「100こめのクリスマス・ケーキ」…暖かい気持ちになれる、優しい刺繍絵本
![]() | 100こめのクリスマス・ケーキ―クリスマス・イブのおはなし2 新品価格 |

長尾 玲子 さく
福音館書店
1995年10月20日 発行
長尾玲子さんのとっても素敵な刺繍絵本です。
このお話は、「クリスマス・イブのおはなし」の中の2番目のお話です。もちろん、この一冊だけでも、十分楽しめます!!
内容は・・・
クリスマスイブの朝、ケーキ屋さんはいつもより早起きです。
今日はケーキを100こ作ります。
ケーキ屋さんは、99個作って、
最後に特別大きなケーキを1つ、作りました。
最後のケーキは、ケーキ屋さんとねこのクロの分です。
さあ、開店です。
ケーキ屋さんは大忙し。
99個のケーキが全部売れました。
しかし、まだ小さな女の子のお客様が1人、残っています。
ケーキ屋さんは、売り切れたことを謝りますが、女の子は泣いてしまいました。
その時、ケーキ屋さんは、100個目のケーキがあることを思い出しました。
ケーキ屋さんは、クロに謝ると、大きなケーキを包んで、女の子に渡しました。
女の子は嬉しそうにかえって行きました。
ケーキ屋さんの仕事が終わりました。
その時、ドアを叩く音が・・・
ケーキ屋さんがドアを開けてみると、ドアの前に小さな箱が置いてあります。
箱の中には、サンタクロースとトナカイと女の子とケーキ屋さんの指人形が入っていました。
ケーキ屋さんは、それが誰からのプレゼントか、すぐに分かりました。
ケーキはないけれど、今年のクリスマスは嬉しいね、とケーキ屋さん。
ケーキ屋さんとクロは楽しいクリスマスの夜を過ごしました。
おしまい。
ケーキ屋さんの想いが温かい、
「クリスマスって、こういう気持ちになるためにあるんだ」と感じるような、
素敵なお話です。
4,5歳くらい〜のお子さんにおすすめします。心が温かくなる、クリスマスにふさわしい絵本です。
★この絵本に関する口コミ等を楽天ブックス・Amazonにてご確認頂くことが出来ます。様々な口コミがありますので、ご参考なるかと思います。
Amazonにて「100こめのクリスマス・ケーキ」の口コミ等をご覧になるかたはこちら

楽天ブックスにて「100こめのクリスマス・ケーキ」の口コミ等をご覧になるかたはこちら

★今回ご紹介した「100こめのクリスマス・ケーキ」は「クリスマス・イブのおはなし」の中の2番目のお話です。1番目と3番目のお話は以下になります。
「あっちゃんとゆびにんぎょう―クリスマス・イブのおはなし1」(1995年10月)
![]() | 新品価格 |

「サンタさんのいちにち―クリスマス・イブのおはなし3」(1995年10月)
![]() | 新品価格 |

「クリスマス・イブのおはなし3冊セット」(1995年10月)
![]() | 新品価格 |

★長尾玲子さんのクリスマス刺繍絵本には、以下のものもあります。
※「サンタさんありがとう」
(当ブログにて「サンタさんありがとう」をご紹介しています)
![]() | サンタさんありがとう―ちいさなクリスマスのものがたり (日本傑作絵本シリーズ) 新品価格 |

※「サンタさんとこいぬ」
(当ブログにて「サンタさんとこいぬ」をご紹介しています)
![]() | 新品価格 |

12月(クリスマス)におすすめの絵本
当ブログにて、12月(クリスマス)におすすめの絵本をまとめてご紹介しています。
12月〜2月(冬の季節・お正月)におすすめの絵本
当ブログにて、12月〜2月(冬の季節・お正月)におすすめの絵本をまとめてご紹介しています。
売れている絵本ランキング
Amazon・楽天ブックスで売れている絵本ランキングはこちら
ミリオンセラーの絵本ランキングはこちら