ホールショットを奪ったのはポールポジションから好スタートを決めた伊藤真一。秋吉耕佑が続く。しかし中須賀克行がオープニングラップで一気に2台をパス、トップに躍り出る。中須賀、伊藤、秋吉の3台が抜け出すかに見えたが、中須賀はタイムが上がらず、徐々にポジションを落としてしまう。5周目あたりから、トップ争いは伊藤と秋吉の一騎打ちとなる。
残り2周を切った24周目の馬の背コーナーで2番手にいた秋吉が痛恨のオーバーランを喫してしまう。すぐにコースへ戻りポジションはキープしたものの、トップの伊藤とは13秒以上の差ができてしまった。
これでトップ独走となった伊藤は地元ファンの声援のなかトップでチェッカーを受け、今シーズン初の勝利を決めた。秋吉が2位、柳川明が3位でゴール。接戦となっていた4位争いは最終ラップで亀谷長純の前に出た高橋巧に軍配が上がった。亀谷は悔しい5位。中須賀は6位でチェッカーを受けている。
混走のJ-GP2クラスは山口辰也がトップで総合では15位。小西良輝が約4秒差で続き16位でゴール。生形秀之が3位表彰台に上がった。