丸親商會×親文

琵琶湖で釣りするようになってから

もっぱら

ハイバックシートメインでやってきました

メリットとしては、背もたれがあるので長時間の釣りでは体が楽？

デメリットとしては、ボートクッションより体の可動範囲が制限される？

釣りしてる中で、時にその可動範囲のギリギリのとこで、デカイ奴来て、アワセ効かずとか経験はないでしょうか？

今一度、ボートクッションで釣りしよかな？

思ったんが、6月頃

長年使ってきたボートクッションも表地ボロボロ、クッション変形？

そろそろ買い替え時

色々新調する為に調べたんやけど

こんなん作れるんちゃうん？

なんて思ってしまったのが

私の悪い病気？

”買う”から”作る”にシフトしてしまいました

自分用で作る

けど、どうせ作るんなら、売れるかどうかわからんけど、もうちょっと数増やして作ってみよか？

という、ノリで妄想だけが膨らみます

じゃー、いっぱい世の中に出回っているボートクッション

今更同じような物作っても、誰も買ってくれやんやろし、俺も自分用にわざわざ作らんでも買うほうが安くつく？

じゃー

いくら掛かるかわからんけど、金のこと言わんだらどの生地使う？

どのファスナー使う？

てなことになりまして

値段も知らんのに

ある生地が目にとまる

アメリカでは防弾チョッキ用、軍用では対空砲火手のチョッキ用にも使用されている高密度繊維超強力ナイロン？

私の場合、防弾チョッキ用と謳われている時点でノックダウン？

強いに越したことはない

ヤワなクッションいらんやろ

これしかない!!

値段もわからないのに、既にこの生地に心を奪われ？

この生地以外のマテリアルが考えられなくなった訳です

そこから縫製工場探し

色んな方に、色んな業者を紹介してもらいましたが、ウチとこのミシンでは縫えない？

もしくは、一応生地は取り寄せて作業に掛かるけど、縫えない場合もあるので、取り寄せた生地代はよこせとか？

キャビテーションプレートと同じく、一個人小ロット激高コストの方程式は、ここでも私を苦しめました

ようやく見つけた一つの縫製工場

生地の値段、縫製代、ファスナー代、タグ代、一体幾らのクッションなんや？

見積もり見て沈黙（汗）

高い

高すぎる

誰も買わんちゃうん？

でも

もうこの生地以外で作る気すらなくなっていた私は

作ると決めてしまいました

そして

3ヵ月経ち

本日、商品が届きました



画像は変な模様みたいなん出てますが、カメラの画像によるもので、実際は、そのような模様はありません

サイズ：420mm×320mm×100mm

マテリアル:バリスターナイロン

カラー　グリーン

カラー　ベージュ


●引っ張り強力　縦420kg×横349kg
●800℃/30秒の防融性(タバコ押し当て)があります
●対水圧780mm
●引裂強力は従来の420ナイロンオックスに比べ約5倍の強力度を持っています

持ち手：ポリプロピレン繊維

ファスナー：アクアシール（極太）

クッション：ウレタンチップ

どうでしょう？

最強に強いと思うんですが？

価格：￥16,800（税込み）

送料：一律￥1,000

補足としまして

救命胴衣にはなりません

沈みます

対水圧がそこそこなので、少々の雨ではしみ込みませんが、完全防水ではありません

長時間水が溜まればしみ込みます

ナイロンコートのスプレーをすれば、さらに撥水します

ファスナーも防水のくくりですが、完全防水ではありません

タバコ押し当てテストも自分用で試しました

10秒4セット？

10秒くらいでは問題ありませんでした

10時間程度の座りっぱなしでも、私のケツはどうもありませんでした

そやそや、人気のカヤック？サウンド10.5にもジャストフィットでした

2色ともに少量生産です

まさかの即完売？

なんてのはないとは思いますが、何ゆえ少量の為、時間差による売り切れがあるかもしれません

その場合は、ご了承下さい

高いか高ないかは、その人の価値観

最初で最後のボートクッション？

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