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カジヤマ シオリ(@Kindermeer )
元女性アシスタントディレクター。 心は広島とオランダにおいてきぼりですが、名古屋市民です。 いちにんまえのトラベルライター目指し、日々これまでの旅行経験や映画や洋楽、西洋美術や海外ドラマなどについての記事を更新してます。 ネタになるだけ、今までの経験は無駄じゃない!
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2016年05月16日

フランク・シナトラのミュージカルと、素敵な出会い/イギリス・ロンドン

今日は、イギリスでの思い出を更新します。
イギリスの記事少ないじゃんね?イギリスって人気の観光地だもんね?

ロンドンの夜。
スケジュールと気力とお財布に余裕があれば…くらいに、楽しみにしていたミュージカル鑑賞。「必ず」というわけではなく、観たいやつがあれば、というくらい。

でしたが、私、実は大学で演劇部に所属していまして。
周り、みーんな劇団四季とかミュージカルとか舞台演劇とか、やるだけじゃなくて見るのも大好き。
こんな中で演劇やってたので、私も好きになっていきました。
演劇とか好きなのは今も同じ。どうせなら見ておきたい。
しかし3泊5日、ロンドン滞在は土曜日と日曜日のみという、休みなしのアシスタントディレクターらしいスケジュール(笑)
ロンドン中心部の各地の劇場で開演されてるミュージカルですが、だいたいは平日の夜公演。
土日しか時間のない私。土日にやってるミュージカルはかなり数が少ない…
さらに日曜だともっと少ない…
土曜に行くしかない…だけど昼のうちにフェルメール見に行っとかないと…
ということで、土曜の夜、その日に決めました。

なににしようか?
高2の修学旅行で見たライオンキング、テーマが面白そうだけど原作に触れたことがないキンキーブーツ、やたら地下鉄の駅で宣伝されてたClose My Eyes…
悩む。「コレ!」っていう決めてがないんだもん…一番チケット代の安いやつにするか…
そんな中、目についたのが「Sinatra」という文字。「野郎どもと女たち」や「私を野球に連れてって」などの映画に出演、一世風靡した俳優、フランク・シナトラの一生をたどる。ま、他のことでも有名になってますが…
ロンドンに来る前からなんとなくだけど、なんのミュージカルがやってるのかリサーチはしてた。そんな中ミュージカルがやってるのは知ってた。だけど、他のやつみたいにストーリーがあったり演技があったりするのではない。役者は、シナトラの秘蔵映像。オーケストラ演奏とダンサー。だから、英語のヒアリングに自信があって、ある程度シナトラに親しみがないと難しい。加えてライオンキングやレ・ミゼラブルみたいな王道ではないので、観光客向けではない。
それは知ってたけど、わたしはシナトラが出てたようなミュージカル映画が大好き。これが決め手で「シナトラ ザ・マン&ヒッツミュージック」を鑑賞することにしました。
今日は、このミュージカルの感想やら思い出やら、チケットをどうやって手に入れたか、いったいハタチすぎの小娘がどうやってシナトラというミュージカルを楽しんだのか?というところを書きます。

(なお、このミュージカル、シナトラ生誕100周年記念に、2015年に行われてたもの。65年前、彼が初めてイギリスで立った舞台と全く同じ場所で公演を行う、というもの。だから、2016年現在は行われていないよう。でも、何年か前にもロンドンでシナトラのミュージカルがあったようなので、また何かの拍子に行われる可能性もある…かな?)

会場は、オックスフォード・ストリート近く、超街中です。
こちら↓

IMG_0561.PNG

(公式ホームページの画面をスクショしたものがまだのこってた!)
近くのTOPSHOPで(これめっちゃ大きかったし、DJさんもいておしゃれだった)お買い物してから、会場へ。チケット持ってないけど、ネット情報では売り切れてないみたいだし、きっと現地調達できるだろう!
会場のパラディウムシアターは、でかでかとシナトラの青い看板が掲げてあったのですぐわかりました。すっごくぴかぴかしてて。入り口が2つあり、何も持ってない人は左側の小さなほうから入り、チケットカウンターへ。
チケットも何種類かあったのですが、2番目に安い€33.25のチケットにしました。会場の規模もよくわかってないし、そんないい席買うお金もないし。かといって1番安いのって…せっかくなので。購入。「私はチケットがほしいです」と伝われば、「どれ?」って価格表を指さしてくれたので、「これ」と値段のとこを指したら、ちゃんと購入できた。
シアター入り口は、カウンター前の廊下を奥にすすんだところ。階段を下りて、ちょっと地下に入ってました。シアター入り口もいくつかあります。そこでチケット切られました。

IMG_0563.JPG

これが、開演前の雰囲気。笑顔が素敵なシナトラが、スクリーンに映し出されてます。
この雰囲気だけでも、もうごちそうさま、ってなってしまいそう( ´艸`)
歴史あるシアターで、内装も、よりミュージカルを際立てるようなすばらしさ。

2番目に安い席でしたが、そんなに悪くなかった!真ん中の列の通路から2番目、前から20列目くらい。もっと後ろにも席が。
開演まであと15分くらいという時、隣にお父さんと同い年くらい?の男性が。おひとりさまって私だけじゃないのか、と思ってると、「英語わかる?」と話しかけられました。「ちょっとだけ」と答えると、どこからきたの、とか、なんでこのミュージカルを見に来たの?とか、お話しすることに。おじさまは、オーストラリアから出張で来ているのだそう。「学生?」と聞かれて、いや、テレビ局のスタッフなんだ、というと、意外そうな顔された。あ、やっぱり学生に見えるよな。日本人で、童顔で。23歳というと驚かれた。私の父がシナトラ大好きで、私もシナトラの歌が好きなんだ、というと、シナトラはすごいよ、という話に。おじさまは英語ちゃんと話せるんだろうけど、私があんまりなので、ゆっくりしゃべってくれたり、答えやすいように話題を振ってくれたり。初めての海外ひとり旅ですごく緊張してたし、心細かったので、これがうれしかった。休憩時間もお話ししましたよ。2人の娘さんが超天使みたいで、かわいかった。プレゼントを買って帰るんだって。

ミュージカルはとっても見ごたえのあるものでした。シナトラの歌う映像とともに、当時さながらのダンサーたちとオーケストラ。ファンにはたまりませんね。「フライ・ミー・トゥー・ザ・ムーン」が好きだったので、その曲があったのもうれしかった。あんまり知らなかった、晩年の歌う姿も印象的。ダンサーさんたちの衣装も、映画の中からそのまんま出てきたみたいにリアル。オーケストラの演奏も、当時の舞台が想像できるくらい、すばらしい。シナトラの肉声で、彼の生い立ちについて語るところは、もちろん字幕なしですが、ある程度シナトラ作品を見たことあったり、ウィキペディアでも予習しておけば、まあ理解できるかなと。

舞台終了後すぐ、足早に帰っていった先ほどのおじさま。
まわりを見渡すと、アジア人はどうやら私だけのよう。観光客っぽい人も少なくて、みんな紳士淑女の雰囲気で、会場も落ち着いてました。でも、みなさん舞台を楽しんでいました。
観光客で、あんまりミュージカルに行き慣れてない人はこういうのを選ばないのかな?観光ガイドでも紹介されてないし、日本人よりも欧米人のほうが、シナトラの映画や音楽に親しみがあるっていうのもあるのかも。シナトラの映画や音楽の最盛期って、日本では私の父親とかそれ以前の世代だもんなあ。だから、私みたいな若者があんまり見に来なかったのかも。それがめずらしくて、素敵なおじさまが話しかけてきたのかもしれない。

もっと英語ができるようになりたい!と思わせてくれた、いい経験となりました。
エンターテイメントの本場、ロンドンで観るミュージカルに圧倒されてみては?

IMG_2435.JPG

シナトラの瞳の色と同じ、鮮やかな青を基調としたパンフレット。
一部ですが、日本語訳付きで概要ものっかってました。
(なぜ画像がさかさまなのだ…ぐぬう)

ハロルドが笑う その日まで/ありふれた日常に起こるクレイジー、だけどほっこり

今日は、最近見た映画について。

「ハロルドが笑う その日まで」

harold.jpg

北欧の映画です。
ノルウェーの田舎町を舞台にした映画。

またまた、ネタバレにならない程度のあらすじです。

何十年も、地元に根付いていた家具店のオーナー、ハロルド。
しかし、家具店の向かいにIKEAができます。
IKEAの人気に押され、経営難でお店をたたむまでに追い込まれたハロルド。
とうとう、IKEAの経営者の誘拐を企てます。

北欧の映画って、なんだか眠たくなるイメージでした。
しかし、ちゃんとぜんぶ見れましたよ。
なんなんだろうなあ。淡々としてるからかなあ。

ハロルド役のおじさま、すごく味があるというか…
誘拐とか経営難とか、人生お先真っ暗な人のストーリーなのに、とても人間らしいからか、クスリとくる。
淡々とはしているものの、暗いオーラのない映画です。
登場人物それぞれが抱える問題、悩み、葛藤。それぞれに共感できること間違いなし。
だから、すっと作品に入り込めるのです。
コメディ映画じゃないのに、どこかユーモラスなのです。
みんなめちゃくちゃだから、淡々としてるのに退屈せず、クスリと笑えたのかも。

誘拐に加担する、エバという少女。
このこもいい演技してますよ。
彼女もいろんな問題抱えてるんだけど、ティーンエイジャーらしくて、必死に日々を生きてる。
すっごい美人じゃなくて、どこにでもいそうなかわいいこだったのも好きなポイントです。

ゆったり、自分の時間を過ごしたいという人にもおすすめな映画かも。
ありふれた生活とか、大切な人とか、日常のエッセンスがいろいろ盛り込まれているから。

予告編はこちら。



これだけで、なんだかノスタルジーな感じがする…(笑)


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