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2009年08月27日
投資は天気予報
投機はジャンケン」を書いたときから、どうしても引っかかっていたことがあります。
これだけだと、なんだか市場に否定的だと思われるんじゃないか。

私はトレーディングについて、決して否定的な考えは持っていません。
ずいぶん昔に、そうしたかなり自虐的な考えに陥ったことはありましたが、今は否定的には考えていませんし、むしろ素晴らしいと思っています。

それを説明するために、書かなくてはならないと思いました。
投機がジャンケンなら、じゃぁ投資はなんなのか、と。

市場というのは、実に不思議なものです。
株式市場も、為替市場も、商品市場も、債権市場も、あまり関りを持たない人から見れば、なんだか自然現象のように、日々勝手に動いているように見えます。
ところがこれは、まぎれもなく、人間の手によってなされているものです。
それも単にデキレースをやっているんじゃない。
売ったほうが儲かると考えている人間と、買ったほうが儲かると考えている人間が、ガチンコで売ったり買ったりした記録なんです。
そして数時間もしないうち、同じ場所で、全く別の人間同士が、別の価格で売ったり買ったりしている。
市場によっては、それが数ミリ秒単位で行われている。

どうしてこんなことが起こるのかというと、理由はふたつあります。
ひとつは、それぞれの立場に応じて、有利不利を考える条件が異なるから。
そしてもうひとつは…これはとても大切なこと。
それは「誰も正確な答えを知らないから」です。

分かりやすい市場として、青果市場を例にとってみましょう。
ここには一方的な立場の参加者が常に存在します。
一方は生産者。彼らは常に大量の在庫を抱えていて、これを確実に売り払わなくてはなりません。
一方は小売業者。彼らは常に自らの顧客に対し、市場から商品を調達しなくてはなりません。
でも、ここには各々の「秘密」があります。
ひとつは、どれくらいの商品を売り、あるいは買わなくてはならないのかということ。
もうひとつは、その商品を売り、あるいは買うために、どれくらいの価格なら出してもいいのか、
あるいは「諦めてしまっても構わないのか」ということ。

そんなそれぞれの思惑で、市場では売買が繰り返されています。


さて本題。
投機がジャンケンなら、投資は「天気予報」ではないでしょうか?

市場価格は、ざっくり分けてしまうと「上がる」「下がる」「変わらない」の三通りしかありません。
こうした視点で「予想」をしてしまうと、素人の、相当にいい加減な「予報」でも、そこそこの確率で当たってしまいます。
お天気も「晴れ」「曇り」「雨」という「予測」は、素人でもそこそこ出来てしまいます。
猫が顔を洗っているだけでも、田んぼでウシガエルがゲコゲコ鳴いているだけでも。

ですが、お天気を、より正確に予測し「予報」するには、気象についての専門知識が不可欠です。
地域特性、気圧の変化から、偏西風やエルニーニョ現象、未だ立証に至らぬ因果関係まで。
残念ながら私は気象の専門家ではありませんので、このことについて詳しく述べることはできません。
ですが「新しいタイプの専門家」が常に台頭する可能性については指摘することができます。

日本で1986年に、不思議な民間会社が誕生しました。今では東証一部に上場する、その会社の名は「ウェザーニューズ」といいます。
気象予報を専門に扱うこの会社には、大きな優位性がありました。
綺麗どころの女性キャスターをテレビ局に送り込んだことじゃありませんよ。
気象庁の発表する天気予報よりも、予報の的中確率が高かったことです!!

この会社の主たる収益源は、テレビや新聞で天気予報をすることじゃありません。
天気によって利害に大きな影響をもたらす顧客に対し、その顧客が求める気象情報を、より正確に提供することです。
日中の気温が一度違うだけで、売り上げに数割の差が出るアイスクリーム屋さん。
雨が降るか降らないかで客の出足や定着率が劇的に変わるイベント屋さん。

気象に対する並々ならぬ知識を駆使し予報を提供することで、会社は利益を得ました。
ですが、報酬を支払ってでも、その予報に頼ったことで、顧客にはどんな新しい世界が開けたのか。
私にはちょっと想像できません。
その後の法改正もあり、今でこそ民間の気象予報会社は珍しくなくなりましたが、その先鞭を切ったのが、まさに同社でした。


特定の企業の業績や、特定の国の通貨や債権の未来を予測することは、もちろん容易ではありません。
けれども、企業の周囲をとりまく環境、取引先、従業員のモチベーション、業態の将来性、その他無数の知識を駆使して、予測の精度を高めていくことは、十分に可能なことだと思います。

他の参加者が手放したいリスクを引き受け、別の参加者へ引き継いでゆく「市場」は、実需家同士の相対取引だけでは厚みを持つことができません。
英知を駆使した投資家の存在なくして、より正確な「答え」に近づくことは出来ません。

この先どれだけ生活苦になり、どれだけおちぶれても、私は投資家でありつづけたいと思います。
オリンピックに参加するのは容易ではありませんが、投資家として市場に参加することは、わずかばかりのお金と、参加する意思さえあれば可能だからです(^^)v

2009年08月23日
足あと止めました
ファンブログのトップページから、知らない方のブログを見ることがたまにあります。
大半は、クリックはしてみたものの、ちょっと自分には興味がない内容で、がっかりすることが多いですが、ごくごくたまに読んでほのぼのするような記事に出会うことはありました。
コメントをするほどではないけれども、その人に対して「読みました」の励みになればよいなと、足あとを残す設定にしていました。

ですが…やめます…
理由はふたつあって、ひとつは、明らかに反社会的な行為を助長するのを目的とした記事を踏んでしまったこと。
こういう記事の筆者に対し、どんな読者かが特定できる情報を残すのは、ちょっとマズいんじゃないかということ。
そして、もう一つは、その「足あと」コーナーの閲覧を目当てにした巡回者が既に何人も存在していて、私自身が足あとページを見ることが非常に不愉快だからです。

この状態では、足あとの存在は全く励みにはならないですから、それなら自分も残さなくていいや、と思った次第。

せっかくの機能ですから、使わないのはちょっと残念ですが、当面それでやっていこうと思います。
とりあえず、同じ人が毎日、(どうせ読んでもいないのに)足あとを残せる仕組みを何とかして欲しいです。
あとは気が向いたときだけ足あとを残せるような「足あとボタン」みたいなのがあるといいのにね。

2009年08月22日
藤原竜也がカイジ?!
以前、ちょこっとだけ書きました。
ギャンブルで一番警戒しなくてはならないことは何か」について。
大事なので何度でも書きます。

・ギャンブルによってもたらされた結果が恣意的ではないこと、それを保証できること
・ギャンブルによってもたらされた債権・債務が、正しく執行されること


漫画家・福本伸行氏のギャンブル作品は、正直あまり熱をあげる気になれません。
というのは、そのルールやシチュエーションの設定上、どうしても上記の視点が稀薄になりがちだからです。

「アカギ」の鷲津麻雀のように、あんな残虐な発想を持つ人間が、わざわざあんな手のこんだシチュエーションで麻雀を打つでしょうか。
そして万に一つでも自分が負けたとき、それを認めるでしょうか。

「カイジ」では絶対的な帝愛グループの存在を設定することで辛うじてつじつまを合わせましたが、ギャンブルのリアリティとはかけ離れた、別世界の作品に仕上がってしまいました。
「賭博堕天録」で、かろうじて現実に近いところへ引き戻しましたが、それでも大事なところでは兵藤和也という絶対的な存在に頼っています。


「ほんとうの博打」は、もっとずっとずっと汚いものです。
ギャンブルで出来た債務を踏み倒すなんて当たり前のことですし、ゲームそのものの細工だって当たり前です。
「胴元と子」という強者と弱者に立った場合、基本的に弱者に勝ち目は全くありません。ゼロ。

ラスベガスのカジノでは「ゲーミングコントロールボード」という相互監視組織があります。
役割はいろいろありますが、大きなもののひとつに、各々のカジノで恣意的な行為が行われていないか、チェックする機能があります。
こうすることで、「ラスベガスのカジノではインチキなんてしていませんよ、運が良ければ必ず勝たせてあげます」とアピールしています。
それでも、ゼロでなくなっただけ。ラスベガスをレジャーで訪れる客のうち、勝ちを手にして帰ることのできる客は一割程度だそうです。

ですから基本的に、私はギャンブルはやりません。
やるときは、娯楽として支払ってよい程度の額で、それは投機に注ぎ込む額とは比較にならないほどの可愛い額です。


もちろん福本作品には、心の弱さや自惚れや慢心など、博打打ちにはウンウンと頷きたくなるような心理描写が所狭しと出てきます。
これが楽しいと思えるかは人それぞれだと思いますが、ハナタレの博打打ちでもある自分にとっても、ここだけは面白いと思います。

しかし、しかし、、、、
妻が「映画版カイジ」のパンフレットを持って嬉々として帰ってきたときはビックリしました。
それも藤原竜也が主演のカイジ、遠藤役には天海祐希だって?!
Eカードあたりまでをやるみたいですが…
わざわざ時間とお金を払って見るようなものでは…

妻は「これなら夫も見るかも」と思って期待してたみたいです。
なんだか最近、謝ってばっかりです、ごめんね。

2009年08月19日
ドル建て最強のカード!!
この記事はアフェリエイトです☆

業務の都合上でドル建ての支払いをする必要が生じました。
通常、日本の円建てクレジットカードで外貨建ての支払いをする場合、1.6%程度の為替手数料がかかりますし、それどころかタイミングの悪い為替レートでの支払いを余儀なくされることがよくあります。
それまで調べた限りでは、一番使い甲斐のあるカードは日興のプラチナデビットカードでしたが、年会費が安くなく、何千ドルものドル払い需要があるわけではないので、諦めていました。

毎度無駄な抵抗とは思いつつ、今回も調べてみたところ!!!
新しいサービスがありました。
それはSBIカードです。
年会費無料のレギュラーカードでも、住信SBI銀行のドル建て口座から、為替手数料なしで支払いできるそうです。
ちなみに住信SBI銀行のドル円の為替手数料は現在40銭でした。
すごいぜSBI!!

残念ながら、エーハチネットのアフェリエイトプログラムは無いようでしたが…
よく調べれば、申込みセルフバックにはあります。
けっこうなキャッシュバックあります!!

プログやサイトをお持ちでない方は、このセルフバックを得るためだけでも、エーハチネットに登録する価値があると思います!!!

ぜひエーハチネットに登録しましょう!!!


以上、がらにもなくアフェリエイトでした(^^ゞ

2009年08月17日
ディーラーの頭の中
ユロ円は、いつから殺人通貨となってしまったのか!!(゜∀゜)
怖くて触れないです。
サブプライム問題のあたりから、世界のマネーが実に慌ただしく右往左往しているなと思いますが、とても軽くは触れられないのでいずれ…

ところで明日は火曜日です。
岡三オンライン証券の『ディーラーの頭の中』コンテンツの更新が17:00にあります。

実はこのコンテンツ、私が知ったのは今年の春先を過ぎてからでした。
どうせ個人投資家をカモとして育成する、しょーもないコンテンツのひとつにすぎないだろうと思って、長いこと視界にすら入っていませんでした。
それが何の気まぐれか何かで、たまたま見てみて目から鱗がポロポロ落ちました。
というか、こんなん流して大丈夫ですか?!(;^_^A

講師として語るのは、岡三オンライン証券の常務取締役である藤江 信哉氏です。
氏が債権ディーラーであったときの経験を中心に語られてゆくのですが…
歯に衣着せぬというか、もうなんというか、すでに市場から「取れる」人たちに対して語ることを前提にしてます((((;゜Д゜)))
なので精神論とか神社仏閣の話とか、「なんやそれ〜」と言いたくなるような話ばかりが出てきます(;^_^A

ですが、こうした語り口になるのは当然なんです。
つい先日も書きました、「投機はジャンケンです」と。
「ジャンケンの勝ち方を教えてくれ」なんて言う輩に、ジャンケンの勝ち方を教えられるでしょうか。
人の心の強さ、弱さ、揺れ、観察力、一般常識、第六感、その他すべての能力を駆使して勝つんだと、口では何とでもいえます。
しかし知識がいくらあっても、手が動かなくては相場では勝てません。
イチローにヒットの打ち方を教わっても、体の動かない奴は一生打てませんヽ(`Д´)ノ

これらを踏まえて、あらためて藤江氏の話に耳を傾けると、本当に面白いものが見えてきます。
正直、(どういうわけか)岡三オンライン証券さんとは相性がよくないのか、口座を移した時期が悪いのか、手数料もロクに落とせていないし儲かってないんですが…
藤江氏のお話を聞けただけでも得るものはあったなと思います(^^ゞ

岡三オンライン証券に口座をお持ちの方であれば、いつでも最新版のパスワードを知ることができるはずです。
まだ口座をお持ちで無い方は、それだけでも口座を開く価値があります!!
残念ながら、今はアフェリエイトはやってないみたいです^^;

p.s.
追記: 結局この日は更新お休みでした。最近お休み多いですね、ネタ切れでしょうか(^^ゞ

2009年08月16日
人の行かない裏道
人の行く裏に道あり花の山』という相場格言があります。
人と違う投資行動をすることで大儲けできる「かも」って、けっこういいかげんな格言です^^;

とはいえ、日本人はとくに、人と違う行動をすることが苦手なようです。
子供の頃から協調性を重んじるよう教育をされてきているせいもあるかも。
そして、失敗した曉には、ここぞとばかりに批判の集中砲火を浴びます。
人と違うことをすることに、極端に怯えたくなる気持ちは、よく分かります。

けど、誰もがどこかで、人の行かない道を選んでいると思います。
高速道路のETC限定バーゲンのおかげで大混雑の高速道路、お盆のラッシュを避けたり、混みやすい日中を避けて深夜に移動するのもそうです。
暦どおりのお盆休みやゴールデンウィークを避けて、すこしずれた時期にゆったりした長期休暇をとるのもそうです。
飛行機なんかは閑散期を見越して年中バーゲンやってますし、これを利用して安価な旅行を楽しんだ人は相当数にのぼるのではないでしょうか。

…と。
突然ですが、今日は私たち夫婦の結婚記念日なんです。
私たちの結婚もまた、裏道のようなものでした。
さすがにここで詳しく書くわけにはいかないですけど、この風変わりな結婚を、半ば呆れ顔で見守っている人は大勢いるだろうなと思います。
くじけそうになったことも何度もありますし、今でもときどき「この結婚は失敗だったかな」なんて思うこともあります。

それでも思うのです。
世間一般の常識にとらわれていたら、妻と出会うことも、妻と結婚することも無かったな、と。
あとは自分の気持ち次第。裏道だろうとなんだろうと、進む以外に道は無い。

今日はこれから、ささやかなお祝いをしてきます。
ちょうど衆院選の公示直前で、街宣カーが騒がしくなっているので、世間の喧噪から離れたところに行きたいな。

2009年08月15日
クックパッドは、もうイラネ
たまには個別銘柄の話でも書こうかな。
アクセス履歴を見ていたら目についたので、2193クックパッドを。

そこそこ自分でも料理はするので、クックパッドのサイトは以前より知っていました。
いわゆるF1層にここまでウケの良いサイトは早々あるもんじゃないので、人気化することは想像できましたし、多少割高でも収益はあとからついてくると思われました。
ですのでローンチが発表され、単位100株と聞いて、こんなん考えました。

「こういう市場環境だから、まさかそんなに無茶はしないよなぁ、EPS278円ということは、PER30倍程度の8000円前半だったら公募割れしても長期保有したくなる水準かなぁ」

それでも既に1単位80万オーバーです、ちょっとイヤな予感はしていました。
さて注目の仮条件は8500-9500円。キタコレ上場ゴール!!
倍加スタートの初値売りコースなら安全にボロ儲けでしょうが、その先は大博打、本尊がどこで降りるか次第の天国と地獄です。
資金ゼロのイートレじゃなかったSBIに、なけなしの95万円をかき集め入金、249P突っ込んだけどもちろんハズレ。
それどころか嫌がらせの補欠当選で拘束され、よっぽどポイント捨てて辞退しようかと思いました。
こんなことならオウケイウェイヴでいいからもっと昔に貰っときゃよかった。

さて悔しい想い出話はさておき、現在の大相場です。
大口VCの放出も無く、野村主幹事で初値投げの零細投資家も少ないでしょうから、仕掛ければ値幅は取れるとは思いました。
しかし既に公募の4倍、初値からも2倍、PBR71倍です。
私だったら500株だけ売って、その1500万でアルバイト雇って新規サイト立ち上げますヽ(^o^)ノ
そうでなかったら、公募増資と投資単位の引き下げをやって、市場から早々に資金を吸い上げて冷やすかなぁ。
いずれにしても、たかだか800枚のお手玉ですから、今のプライスは全くアテになりません。
ガンホーだってミクシイだって、それほど時を経ないでまともな水準に戻ってきてますよ。
(ミクシィはまだまだ高いと思うけど)
若い社長は当然そんなの知らないでしょうから、ちゃんと主幹事の野村さんがアドバイスせにゃぁでしょう…
犠牲者を増やして、今後の経営に支障をきたしても知らないよ。

…なんて言ってたら、ジャニーズファンの妻に怒られました。
「10年後に嵐のベスト初回限定版がブックオフで100円で売ってても欲しくないやい!!
今だから1万円越えてでも欲しいんだようぅぅぅぅ…」

私には、ちょっと理解できません。ごめんね。

2009年08月14日
投機はジャンケン
ミもフタも無いタイトルなので、真面目に投機に取り組んでいる人から怒られそうですが…
でも大事なことなので。

まさか日本人でジャンケンを知らない人は居ませんよね。
グー・チョキ・パーのどれかを相手と同時に出し、出したシンボルの優劣で勝敗を競います。
1対1で戦うなら、自分も相手も3つのシンボルのひとつを選びますから、
勝つ確率、負ける確率、あいこの確率はそれぞれ3分の1です。

にもかかわらず、ジャンケンでは、それが「強い」人と「弱い」人がいることに異を唱える人は少ないでしょう。
自分が知る限りでも、ちょっとした必勝法というか、セオリーはあります。

5割を超える勝率を目指したい人は、その相手によって戦略を変えることです。
気の弱い相手とやるときは、変化を好まないので、同じシンボルを出しやすい傾向があるようです。
こちらがチョキ、相手がパーで勝ったあとも「次は勝てるかも」と、同じパーを選んでしまいやすい。
なんだか含み損を抱えながら無限ナンピンを繰り返す個人投資家に似ていますね。

逆に、5割を割らない勝率を目指したい人は、選択に恣意的な要素を一切排除することです。
たとえばサイコロを振って、1,2ならグー、3,4ならチョキ、5,6ならパーという具合。
こんな相手にぶつかったら、上記の必勝法も、まるで役に立ちません。
自分とサシで勝負しても、負けは無いけど勝ちはありません。
無限ナンピン地獄からも逃れられるし、いいことずくめ。
…ではないですよね。これでは一生勝てません。

市場で短期売買を行う場合の必勝法は、このジャンケンの必勝法に似たところが大いにあります。
似たような競技にポーカーや麻雀があります。
麻雀やポーカーには競技プロ制度がありますが、かなり強い人でもトッププロを目指そうという人はあまり居ないのではないでしょうか。
なぜならどうしても運の比重が高いので、そのときの運の流れで、どうしても勝率にばらつきが出るからです。
運のめぐりが悪いところを、負け続け堪え忍ぶことは、かなり精神力の強い人でも容易ではありません。
私なんてとても無理だと思います。

デイトレーダー(あるいはディーラー)の世界でも、強いと言われる人ほど、神棚をまつったりお参りしたりしているそうです。
これは運を引き寄せるためというよりは、不運にみまわれたときでも心のブレを少なくするために違いないと思っています。

トレーダーはレバレッジドプレーヤーで、市場で二番目に弱いプレーヤーです。
窮地に立たされたとき、助かる見込みのほとんど無いプレーヤーとも言えます。
出来るだけ危険な立ち位置に回らないよう、常に気を配らなくてはなりませんが、
それでも手のほどこしようがない局面に晒されることは何度かあるでしょう。
自分の不運を呪う前に、まず死なないこと、とどめを刺されないことを考えなくてはなりません。
それが出来ずに周囲を巻き込んでムチャクチャにした例など、ニックリーソンやLTCMをはじめ、市場の歴史を紐解けば枚挙にいとまがありません。

同時に、まっとうな人間であれば、目指してはいけない世界なのではないかとも思います。
十分に満ち足りていて、幸せであるのに、わざわざ不運にまみれた世界に足を踏み入れる必要はないです。
たとえどんな優れたトレーダーになって、危機回避能力が身に付いたとしても、ある日突然人生がボロボロになる確率はゼロではないです。
それは交通事故よりは低いかもしれませんが、飛行機事故に遭う確率よりは高いと思います。

…と、これだけ書いても、足が向いてしまう人は向いてしまうんですけどね…
かくいう私も、その一人です(;^_^A

2009年08月14日
難しい客はいらない
とある証券会社との提携審査に落ちました。

見てのとおり、コテコテの投資投機サイトとブログですので、内容が合致しなかったとは考えにくい。
一部できわどい文言を使っているところはありますが(金融商品業者は広告中で使ってはいけない文言がいっぱいあるそうです)、あくまで記事においての話でありますし、同時に申請した他の証券会社では通してもらっているので、これも考えにくい。
あとは担当者の好みの問題としか考えにくい。

とすると…
自分が既に、多くの証券会社に口座を持ち、各社の良いとこどりをするような「難しい客」として嫌われたのかな?
その証券会社には、まだ口座は開いていません。
それどころか、以前一度資料を取り寄せて、手数料面で他社と比較してちょっと厳しすぎることから開設を見送ったことがありました。
ただ今回、7月からはじまった「大証FX」の、数少ない参加者のひとつであり、ふたたび興味を持ちかけていたところでしたが…
興味も失せてしまいました…。
御縁が無かったとしか言いようがないですね。
そのうち他社も参入するでしょうし、それまで待つことにしようかな。

これはエーハチさんに限ったことではないですけど、どんな提携先であっても、提携審査に落ちるのは本当にへこみます。
正直、審査のあるところはあまり提携申請したくないです。
値踏みするのが好きな人は少なくないと思いますが、値踏みされるのが好きな人はあんまりいないですよね。

なんて書いていたら、とあるタレントが、自分がフラレるのがイヤだからマネージャーに口説きに行かせていたという話を思い出しました。
脱線してきたので、この件ここまでっ。

2009年08月13日
絶対に負けない
売りポジの話に思いを馳せていたら、ちょっとした笑い話を思い出したので紹介します。
元ネタは日経225のオプションの売りに関する話です。


相場師A: もし無限に資金を持っていて、DOTM(遠いアウトオブザマネーのオプション)を大量に売れば、絶対に負けること無いんじゃね?

相場師B: もし無限に資金を持っていたら、それ以上相場にカネ突っ込んで儲ける必要なんて無いよ…



誰が言ったかは忘れてしまったけど、多分2ちゃんねるのオプションスレでの何気ないやりとりったんじゃないかなぁ〜。
当然といえば当然なんだけど、B氏の冷静さに吹くと同時に、そうなんだよなぁとウンウンと頷いたのでした。

今でも自分は、市場で二番目に弱いプレイヤーだという認識を忘れてはいません。
どういうことかというと、レバレッジをかけたプレイヤーは、自分の投資判断を、自分の意思で最後まで貫くことができない危険性を常に備えているということです。
そしてそれはまた、市場で狙われやすい「カモ」の性質を備えています。

「二番目」と書くからには、もちろん一番弱いプレイヤーが存在することを想定していますが…
これは以前の記事にも述べたレポートには、ちゃんと書かれているのですが、いずれあらためて記事にしたいと思います。

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