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2010年02月06日
ヨーロピアン・エンベディッド・バリュー
また間が空きました。
この時期は確定申告の準備もあり、つい慌ただしくなってしまいます。
売上は激減し、入金が滞っても、事務手続きの手間は変わらないのですから気が滅入ります。
まぁ、それでも生きていくしかないんですけど。

そんなわけで、つい書きそびれてしまっていました。
もうだいぶん日が経つのですが、第一生命のオバチャンが、こんな紙をよこしてくれました。
どうせいつものどうでもいいチラシだろうと、注意を払っていなかったので、改めて見て驚きました。





つい分かりやすいところ「21年3月時点で一株あたり17万円程度」なんてのに目が向いてしまいますが、それで読み流すのをぐっと我慢して、第一生命のホームページを探してみましょう。
2009年度のニュースリリースのページに、詳細について書かれた文書がありました。
2009/12/14『平成21年9月末ヨーロピアン・エンベディッド・バリューの開示について(111KB)』というのがそれです。

ヨーロピアン・エンベディッド・バリューというのが、そもそも耳慣れない言葉です。
それももっともなことで、欧州の大手保険会社のCFO(最高財務責任者)から構成される「CFOフォーラム」によりガイダンスが制定されたのが2004年5月のこと。
それもまだ模索を続けている最中で、今回第一生命が発表したEEVの基準となる「市場整合的エンベディッド・バリュー原則」が制定されたのは、ちょうどリーマンショックが露見する直前、2008年6月のことだそうです。

そんな不安定なものが、そもそも参考になるのかと疑わしく考えてしまいますが、紐解いてみると意外に興味深い。
とくにポンと膝を打ったのは、EEVの感応度の例として、株式や金利の「インプライド・ボラティリティ」が挙げられていることです。
つまり彼らはオプション取引の大きな買い手であって、IVが上がるだけで(実際に資産価値が下落せずとも)全体資産が若干毀損するのだと分かります。


こうして改めて見ると、保険会社というのは金融機関、それもバリバリの投資会社であるとしみじみ思い知らされます。
現在、投資銀行業務を行う金融機関としてゴールドマンなどが散々やり玉に上がっていますが、銀行だけを責めても意味がない。
AIGの例を見るまでもなく、別の犠牲者の血を見るだけ、そして公的資金の注入先が変わるだけでしょう。
もし規制の網を掛けるのであれば、こうした保険会社なども含めたすべての投資家にかけるべきです。
しかし近代経済(とくに米国民の借金消費に牽引されてきた世界経済)が、そもそもこうした投機的資金に支えられて謳歌してきたことを考えると、これを止めろと言われても決断するのは難しいでしょうね…

ちょうど私が、酒は止められないのによく似ています。(タバコは止められたのに…)
呑んでもそんなに酔えなくなったし、翌日の寝覚めも悪いし、止めてしまったほうが健康にいいことは間違いないんですけどね、
これだけ長く習慣づいてしまったものを、止めるのは容易ではないです、、、、
とくに美味しいものを食べたとき、つい呑みたくなってしまうのは何でなんでしょうねぇ、、、、、

私が大病を患って医者に止められるまで止められないように、、、、、
世界経済ももう一撃を喰らって、多くの人が職を失い、急激なインフレに見まわれてそれまでの貯蓄が水泡にでもならない限り、見境の無い自由経済と決別できないのかもしれません。、、、、、、


そして、そんな社会がやってくるまでに、どんな備えが出来るのか、考えなくてはならないと思います。
とりあえず家庭菜園は重要だと思っているのですが、妻は賛成してくれません。
私にまず必要なのは、妻を説得することなのかもしれません(´・ω・`)

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