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2010年01月22日
今度も愛妻家?
妻と映画を見に行ったのは、ずいぶん久々のことだったようです。
今度は愛妻家」を見てきました。

見終わって、まず最初に思ったのは「もったいない!!」の一言です。
あれだけの名優、あれだけの名演、あれだけのプロットを持ちながら、どうしてこんな佳作になってしまうのか?!
編集権を正しく行使するだけで、この作品は2倍も3倍も良くなることは間違いありません。
ディテールを練り直せば、5倍10倍はもちろん、米アカデミーも夢ではないはず。

映画に素人同然である私ですらそう思うのですから、現場の考えはさらにシビアなはず。
原作者である中谷まゆみ氏へ再映画化のオファーや、もっと厚かましいと、この作品を「原案」とした再構成のオファーは殺到するでしょう。
しかし「この作品そのものを欲しい」という海外のバイヤーは、全く存在しないか、あっても非常にディスカウントされたものであるに違いありません。本当にもったいない。

おそらく最も大きな原因は、つまらない政治力のたまものだと思います(「沈まぬ太陽」の影響受けすぎ?)。
とくに某女優のシーンは、スッパリと全部カットすべきだった。それだけでも作品の価値は5%ほど増したに違いありません。
本当に残念です。


とはいえ、佳作に入れてあげるには十分の作品だと思いました。
もちろんここでネタバレをするわけにはいきませんから、ストーリーの子細に触れませんが…

男性である私の目から見て、妻さくら役の薬師丸ひろ子は「怪演」というほかありません。
女性に年齢を聞くのは野暮なのは承知していますが、つい調べてみると御年45歳?!
設定を抜きにして、目尻のシワも目立つ女性が、こんな魅力的に映る機会はあまり無いように思います。
妻は、この点は、あまりピンと来なかったようですけれども。
でも、その存在感こそが、彼女をとりまく人たちの悲喜こもごもを引き立ててくれていると思うのですけど…?


残念ながらというか、館内はガラガラ。平日午後ということを差し引いても惨憺たる状況。
ちょっとこのままだとレンタルDVD化も危ぶまれそうでした。
決して悪い作品ではないと思うので、興味があったら、お財布や上映館の割引デーを睨みながらぜひ見に行ってください。
見たあとで「つまらんかった金返せ!!」と言われても責任はとれませんので悪しからずm(_ _)m


そしてやっぱり、やっぱりですけれども。
見終わったあとで、お互いの夫婦関係をあらためて考えさせられました(;´Д`)
うちではお互いが「居てあたりまえで、ぞんざいな存在」と考えることは無いとは思っています。
けれども甘えがあったり、逆におせっかいだったりすることは、やっぱりあると思う。

妻さくらと、夫の俊介とのエピソードを、私たち夫婦の間に起きたエピソードに照らして、思いました。
これからも大切にしなくてね。

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