2021年11月09日
月とライカと吸血姫 第６話
BS日テレの「月とライカと吸血姫」です訓練中『パールスヌイ６号』の事故現場を見てしまい、そのショックから自身も実験動物と同じ末路を辿る悪夢を見る様になったイリナ。一切食事も摂れず、ついには訓練中に倒れてしまう！
吸血鬼の彼女を回復させる方法は一つ。それは人間の血を与える事…だが、イリナは誰の血液かわからない輸血用血液を拒否！
すると、レフは自らの血を与えようとする
「本気なの？」「本気だ。宇宙へ行くと言う君の夢を叶えたいから」
レフの腕から血を吸ったイリナ…「イリナ、顔色良くなったし、元気が戻ったんじゃない？」「本当…全身があったかくなって心も軽くなった！」
イリナはレフの横顔をじっと見つめる。
「貴方は不安じゃないの？爆発するかもしれないミサイルで飛ぶ事…」「もちろん不安だよ。だけど、命を懸けてでも叶えたい夢だから」「どうしてそこまで思えるの？」「きっかけは色々あったと思うけど、一つ確かなのは、宇宙に行きたいっていうこの気持ちだ。君も同じだろう？」
打ち上げまであと数日。無事に回復したイリナは訓練に励むが、遠心加速器の訓練で思わぬ事故が起きる。遠心加速器が止まらない！このままではイリナの命が危ない！レフはサガレヴィッチ副長官の制止を振り切って、配電盤を壊し電源を落とす！
機械が壊れたのは穢れが乗ったからだとイリナを足蹴にする副長官にレフは反抗する
「イリナの思いを踏みにじりやがって。どっちが穢れだよ。あんたみたいな心無い人間が彼女を傷つけるんだ。同じ人間として恥ずかしい。イリナに触れないでくれ」
「上官に対する暴言、暴行、訓練機器の破壊、命令違反、軍法会議にかけてやる」レフは騒ぎを聞きつけた衛兵に連行される
「きりもみの単独降下やれなくてごめん。でも、君なら出来る」
打ち上げまで残り４日…
輸送機でアルビナール空港に降り立ったイリナ。その側にレフはいない…
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