いみじのあんちの徒然なるままに

2021年02月25日

回復術士のやり直し第７話

「回復術士のやり直し」です。
怒声が響き渡るコロシアムに、姿を現した【癒】の勇者ケヤル(ガ)。
隊長は次々と兵士を仕留めていくケヤルガを恐れ、村人を人質に彼を制止するが、ケヤルガは動じない。村人が殺されても…
「貴様のせいで四人も死んだぞ」「俺のせい？お前たちが殺した。お前たちのせいだ
俺は大好きな人たちを殺された被害者だ。酷いな。悲しんでいる俺に言いがかりをつけるなんて」切り札の結界も、ケヤルガが仕込んだ罠で兵士が次々に死んでいく！

突如、死んだはずのフレア王女の立体ホログラムが投影される。驚く観衆にフレア王女は『王国の闇を知った王女と【癒】の勇者の脱走劇』を語り【聖女の歌声】と第六階位爆裂魔術【恒星】で本物だと証明する
「もう、私は逃げません。王国の闇と戦います。ですが、私たちだけでは勝てません
立ち上がらなければ、次は貴方方が理不尽に滅ぼされるもかしれません。真の平和を
大事な人を守る為に、どうか皆さんも立ち上がって下さい」フレア王女の演説に酔った観衆がなだれ込み、兵士に襲いかかる…

その報告を受けた第二王女ノルンは…
「全く…揃いも揃って無能ばかりね。のこのこ現れた【癒】の勇者に逃げられるなんて。しかも、あのクズお姉様が生きていて
裏切ったなんて！【癒】の勇者に唆されたのかな？それとも洗脳？どっちにしても王家の面汚しだわ！」「姫様、予定していたブラニッカへの遠征は中止しますか？」「予定を変えないわ…それにしても【癒】の勇者はタダのクズじゃないかもね。でも今回の事でどんなクズか解った。もう私は失敗しない。ウフフ…」

村人は毒を飲まされていた。それを命じたのは恐らくノルン姫…そのノルン姫がブラニッカに大規模な遠征を計画していると聞いて、ケヤルガはブラニッカに向かう。
ノルンのブラニッカ遠征は一巡目にはなかった。歴史が変わりつつあると言う事か
ケヤルガはフレイアとセツナを可愛がる
「お気に入りのセツナがいて、あのフレアを弄び利用する。こんな楽しい事は無い。さて、次の街ではどんな楽しい事が待ってるのだろう。フフフ」