2021年01月28日
回復術士のやり直し 第３話
「回復術士のやり直し」です。身を隠す為、フレイアを連れ王都を離れる事にしたケヤルガは、その道中、勇者たちと過ごした日々の夢を見る…
フレアは薬漬けにしたケヤルを夜な夜なバター犬扱い！それだけならご褒美だが…
「あら？何？このクズ犬、まさか勃起したんですか？汚らわしい平民の分際で、この高貴な私に興奮したんですの？生意気な！お仕置きが必要ですね！」
フレアはケヤルの股間にかかと落とし！
フレアから解放されたケヤルを待っていたのは【剣】の勇者ブレイド。フレアを慕うレズビアンは、ケヤルに嫉妬し暴行する。更に、スキンヘッドの【砲】の勇者ブレットには、歪んだ性欲の捌け口されていた…
虐げられた記憶は、改めてケヤルガの復讐心に火をつけるのだった。
自由都市ラナリッタに辿り着いた二人。この街には原因不明の奇病が蔓延していた
【癒】の勇者であるケヤルガは特効薬を作り、商人から金貨２８枚を受け取る。そのお金で奴隷を買う？
「フレイヤ、嫌なのか？」「だって、可愛そうじゃないですか。自由を奪って無理やり命令を聞かせるなんて」「…お前がそれを言うのか」「え？」
ケアルガは訪れた店で、奇病に侵され廃棄予定の氷狼族の少女を見つける。
美しい宝石の様な蒼い瞳。地獄の底より暗い怨嗟か。何かが憎くて憎くて仕方がないようだな。これは俺の同類だ。「俺がお前を買ってやる。俺についてくれば復讐させてやる。憎いんだろ？殺したいほど憎いんだろ？だったら、ついて来い」
ケヤルガは氷狼族の少女を買った。
この子は俺だ。何かを深く恨んでいる。深く、深く、どもまでも深くな。その深く憎んでいる相手を殺した時、この子は一体どんな表情を見せてくれるのか。それを見るのが、今から楽しみだ。
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