2021年08月31日
探偵はもう、死んでいる。第９話
BS日ﾃﾚ「探偵はもう、死んでいる。」ですアリシアを取り戻す為、シエスタ、君塚、シャルの3人はSPESの拠点へ向かう。
シャルの頭を撫でていたシエスタが…
「助手。頭でも撫でてあげようか？」「頭を撫でるにしては大袈裟なポージングだな」「せっかくだから抱きしめてあげようかと」「当たり前のように男に胸を押し当てようとするな」「君の表現は独特だなぁ
まぁいいや。それじゃあまたいつかね」「そんないつかが来るかよ」
SPESの拠点に辿り着くと、二手に分かれて行動する。シャルと共に行動していた君塚は、SPESの親玉である『シード』と対峙する。
『シード』は、宇宙からこの星に飛来した植物だった！
「答えろシード！SPESは何の為にテロなんか起こしてる！？」「生き残る為だ。俺達の目的はこの惑星を種で埋めつくす…それだけだ」
君塚たちの前にカメレオンが現われる。シエスタはどうなった？その場をシャルに任せ、駆けつけた君塚が見たものは…心肺停止状態のシエスタ！
君塚は慌てて心臓マッサージするが…
「君がここに来る事は想定してなかったんだけどな」心臓を止めて死んだふり！？
「まいったな…予定が狂った。君の私に対する愛が想定よりはるかに重かったのが原因かな…どうしよう。やっぱり頭を撫でてあげようか？」「断固拒否する！」「抱きしめる？」「あり得るか！」
シエスタと君塚はヘルと対峙する。SPESの実験の苦痛に耐えかねたアリシアが作り出した裏人格。それがヘル！
ヘルは人を操る赤い眼でシエスタと君塚を同士討ちさせようとするが…効かない！
「な 何で？」「簡単な事だよ。私は誰よりも…自分よりも助手の事を信じてるから」「互いが自分よりも相手の事を信じる…ただそれだけの事だ」「何だよそれ…そんな事で僕の力が効かないとかご都合主義にも程が…」「せめて絆と呼んでもらおうか」
暴走したペテルギウスが出現！君塚を救おうとしたシエスタが地面に叩きつけられる！ペテルギウスを斃したものの血を流し過ぎたヘルは、新しい心臓を…シエスタの心臓を奪い自分のものにしてしまった！君塚は心臓を取り戻そうと赤い眼に抗う！
「その怒りはどこから湧く？君は彼女の一体何だったの？」「俺がシエスタをどんな風に思っていたのかだって？そんなの最初からわかりきってる！世界で一番大切に思ってるに決まってるだろ！」
だが、君塚の拳はヘルには届かなかった…
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