いみじのあんちの徒然なるままに

2021年04月29日

聖女の魔力は万能です４話

BS11の「聖女の魔力は万能です」です。

王宮の執務室で、ジークフリート国王はヨハンとエアハルトからセイの優れた魔力について報告を受ける。一方、当のセイも自らが人並み外れた魔力を持っていることを自覚していた。考えられる理由は本物の「聖女」だから。しかし、それを積極的に喧伝するつもりはなく、できれば普通の人として過ごしたいと思っていた…
第三騎士団の隊舎を訪れたセイは、近々第二騎士団と合同でゴーシュの森に討伐に向かうと聞く。第一騎士団は？カイル王子と「聖女」アイラのお守り…

ある日、ポーションを大量に作りすぎたセイは、ヨハンから強制的に休みを言い渡される。調べ物でもしようと立ち寄った王宮図書館で、とある人物に、わかりやすい回復魔法の本を薦められる。それは、ジークフリート国王！？
「貴女には息子が大変な失礼を働いたと聞いている。愚息のした事大変申し訳ない」「ああ、頭を上げて下さい！その事は気にしてませんから」
国王は、セイの数々の功績に対し恩賞を与えようとするが、セイは断る。

討伐から帰還した騎士たちを見舞いに来たセイは、ヴォルフの腕が失われたと知る…
「セイたちのおかげで命は助かったが、こればっかりはさすがにな…今日は来てくれてありがとう。最後に会えてよかったよ」「え？最後って…」「騎士団辞めて故郷に帰るんだ。退院しても、この腕じゃ騎士を続けられないからな…くやしいな。もっと国の為に、皆の為に戦いたかった…」「もし腕が治るとしたら、治したいですか？」
セイは、学んだばかりの回復魔法でヴォルフの腕を治してしまう！

困っている人を放っておけず、重傷者を治して回るセイ。さすがに疲れが…
最後は軽傷者ばかり…すると、エリアヒールで部屋にいる全員を治してしまう！
奇跡を目の当たりにして呆然とするホーク
「今のは範囲回復か？」「所長…ホーク様…」「ずいぶん派手にやったようだな」「さすがに自分でもやり過ぎたかと思ってます。でも、見て見ぬふりは出来ないですし、期待には応えないと…ごめんなさい」「いや、よくやった」　　ヨハンはセイをいたわり、ホークも微笑んでくれた♡

これまでのヒーラー(回復術士)と言えば…
「無能なナナ」のミチルは、相手を治す代わりに寿命が縮む代償があったが、
最後は自分の命と引き換えにナナを蘇生させた…合掌！