2016年08月06日
広島原爆投下71年目! 戦争を考える本です=読ませておきたい嫌がらせ本=
安倍晋三首相が6日の広島市原爆死没者慰霊式・平和祈念式(平和記念式典)で述べたあいさつ文
「本日、被爆71周年の広島市原爆死没者慰霊式並びに平和祈念式が執り行われるに当たり、原子爆弾の犠牲となられた数多くの方々の御霊(みたま)に対し、謹んで、哀悼の誠を捧げます。
そして、いまなお被爆の後遺症に苦しまれている方々に、心からお見舞いを申し上げます。
71年前のよく晴れた朝、一発の原子爆弾の投下によって、十数万ともいわれる貴い命が奪われ、広島は一瞬にして焦土と化しました。(以下省略)
今年もこの日が来ましたね。
5月にはオバマアメリカ大統領が現役大統領として初めて広島を訪問!歴史的な訪問で、涙が出るスピーチをしてくれましたね!
人間が戦ってきた歴史の中で一体何が残ったんでしょうね?
そして今も世界のどこかで戦争をしている。
そんな世界でこれからも生きていく子供達に少しでも知っておいて欲しい本です。
ピカドン
だれも知らなかった子どもたちの原爆体験記
|
本書は、2000年に広島県広島市立己斐小学校内のロッカーから約50年ぶりに発見された作文集「原爆の思い出」をもとに編集したものである。文集は5〜6年生の児童が、4〜6歳だった被爆当時の思い出を書いた作文からなっている。
運良く生き残った子供たちが書いた作文!
家族の誰かを亡くした子、家族は幸運にも無事だったけれど地獄のような光景を目の当たりにした子達の
まさにノンフィクションの絵本?です。
言葉は方言も多少有り、当時の丁寧語だったりするので、読みにくい所は多少ありますが、表現も小学生そのもの!自分だったら・・・と子供に問いかけながら読んであげれる本です。
対馬丸 -さよなら沖縄-
戦争・平和のアニメ絵本
|
昭和19年8月21日、沖縄の子どもたち八百数十名を乗せた学童疎開船対馬丸は、本土に向けて出港した。両親や学校の先生たちの不安をよそに、子どもたちは修学旅行にでもでかけるようにはしゃいでいた。仲よしの清、健治、勇もいる。3人はヤマトにふるユキをゆめみていた。22日夜、悪石島付近でアメリカ軍の潜水艦に突然魚雷攻撃をうけた…。小学校低・中学生向き。
長男が小学生の時に読書感想文用に買って読ませました。
年齢もちょうど自分と同じぐらいの子供達に起きた悲劇の実話!
どうしても読んで欲しくて・・・
戦争さえなければ・・・なんで子供なのに攻撃を受けたのか・・・
疎開の意味は?この本が言いたい事の意味をたくさん考えて欲しいです!
かわいそうな ぞう
おはなしノンフィクション絵本
|
戦争中、上野動物園で三頭のゾウが殺されました。これは本当にあった悲しいお話です。毎年終戦記念日に評論家の秋山ちえ子氏が平和への願いをこめてラジオで朗読し、テレビでも紹介された名作。
戦争の犠牲者は何も人間だけではない!
戦後のデーターには犠牲者数や被害状況は公表されてるけど、どれだけ沢山の動物達も犠牲になったのか誰にもわからないでしょう・・・
このぞうたちは、動物園で可愛がられてました。なのに、戦争のせいで殺処分されてしまいます!
仕方のない選択だと思う反面、人間の勝手に起こした戦争のせいで・・・
ことばを言えない動物たちは本当の犠牲者だと思います。
永遠に語り継いで欲しい絵本です!
エリカ 奇跡のいのち
ホロコーストを生き延びた奇跡の女性のストーリー
|
わたしが1944年に生まれたことはたしかです。でも、誕生日がいつであるのかはわかりません。生まれたときにつけられた名まえもわかりません…。お母さまは、じぶんは「死」にむかいながら、わたしを「生」にむかってなげたのです。第2次世界大戦中のドイツで奇跡的に生きのびた、ひとりの女性の物語。小学校中級〜一般。
第2次世界大戦でのもう一つの大きな惨劇!
ヒトラーの命令で大量虐殺されたユダヤ人・ポーランド人・・・(他少数派の人たち)
有り得ない!いや有ってはいけない事実ですね。
生まれてすぐに強制収容所に送られることになった赤ちゃんの両親!
赤ちゃんが生き残る唯一の希望にかけて、列車の柵から投げ捨てた両親の悲しみ・・・
この絵本には顔が書かれてないんです!両親は腕だけです! 何故か・・・それは顔を知らないからなんでしょうね。エリカという名前も拾われた時に付けてもらったもので、誕生日も生まれた場所も知らない!
でも生き延びた!1933-1945年のわずか2年でナチスドイツに虐殺された人は600万人と言われてます!
先日起きた「相模原市緑区の障害者施設、津久井やまゆり園で起きた未曾有の凶悪事件」
この犯人もヒトラーの思想に感化されたみたいだけど、子供達にはそれがどういう事かをこの本を通して話しています。
どれも夏休みに読んでみて損はない絵本ですよ
にほんブログ村
人気ブログランキングへ
タグ:絵本・書籍
【このカテゴリーの最新記事】
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/5311875
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック