2016年06月17日

内臓脂肪を減らしメタボを予防・改善する

体重はさほど増えたわけでなく、お腹だけが大きくなってしまう。それって皮下脂肪ではなく、内臓脂肪が原因である可能性が高いのです。

メタボと呼ばれる「メタボリックシンドローム」とは内臓周りについた内臓脂肪のことです。

メタボは糖尿病や高血圧症、動脈硬化や痛風などの生活習慣病にかかりやすくなる原因です。


内臓脂肪の特徴
•エネルギーを一時的に貯蔵
•内臓周りの腸間膜に蓄積
•内臓の固定と衝撃を和らげる役割
•蓄積もされやすく落としやすい

内臓脂肪は、自分でもある程度チェックできます。該当項目が多いほど要注意です。

1.甘い物を毎日摂取
2.朝食は食べない
3.お酒を毎日飲む
4.食事は外食やインスタント食品
5.脂っこいものをよく食べる
6.運動不足
7.タバコを吸う
8.夕食は遅い時間帯


実はあまり知られていない、内臓脂肪と皮下脂肪の違いについてです。

脂肪には、内臓脂肪と皮下脂肪があります。女性につきやすいのが皮下脂肪で、皮膚のすぐ下につきます。男性につきやすいのが内臓脂肪で、内臓の周りにつきやすい脂肪です。

そもそも体内に蓄積されたエネルギーという意味では、内臓脂肪はいつでも出し入れができるエネルギーで、皮下脂肪のほうは万が一のエネルギーです。内臓脂肪は出し入れが簡単な分、減らすのも皮下脂肪に比べて減らしやすいようです。

また自分の体脂肪を知ることが大事です。
体脂肪という言葉は今では一般的に使われていますが、皮膚や筋肉、骨や血液、内臓など体のあらゆるところに存在する脂肪のことで、体温を維持したり、エネルギーを蓄えたり、ホルモンバランスを整えるといった重要な働きをしています。体脂肪は蓄積される場所により、皮下脂肪と内臓脂肪に分類されます。


体脂肪の適正範囲


体脂肪率とは、体重に占める脂肪の割合を表したもので、一般的に肥満かどうかの目安とする“BMI”が適正であっても、体脂肪率が一定以上あれば医学的な肥満とみなされ、内臓脂肪による危険が隠されています。

では、ここであなたのBMI値と体脂肪率を出してみましょう!

BMIの計算式

※BMI=Body Mass Index(ボディ・マス・インデックス)の略。疫学調査に基づいたもっとも病気になりにくい体重の国際的な計算方式。

●BMI=体重(kg)÷身長(m)の2乗

(例) 身長160p、体重60kgの場合:60kg ÷ (1.6m×1.6m) = 23.5(標準)

•18.5未満・・・痩せている
•18.5〜25・・・標準
•25〜30・・・やや肥満(レベル1)
•30〜35・・・肥満(レベル2)
•35〜40・・・かなり肥満(レベル3)
•40〜・・・危険な肥満(レベル4)

体脂肪率の計算式

体脂肪率(%)=体脂肪量(kg)÷体重(kg)×100

●女性の目安
•〜19.9%・・・痩せている
•20〜24.9%・・・適正
•25〜29.9%・・・やや肥満
•30%〜・・・肥満

●男性の目安
•〜14.9%・・・痩せている
•15〜19.9%・・・適正
•20〜24.9%・・・やや肥満
•25%〜・・・肥満

女性ならば体脂肪30%以上、男性ならば25%以上の人は内臓脂肪型肥満ということになり、高血圧や動脈硬化、糖尿病などにかかりやすくなります。
ただし、体脂肪は低すぎても問題があります。特に女性の場合、17%以下になると婦人科系のトラブルが発生しやすくなるため要注意とされています。

内臓脂肪が原因となる病気

怖い病気といえば「ガン」です。

実際、日本人の死因の第1位にもなっていますので、ガン=死ぬというイメージが強いのでしょう。2位は脳卒中(脳梗塞や脳出血)、3位が心臓病(心筋梗塞や狭心症)となっています。

ここで注目となるのが、2位も3位も動脈硬化や高血圧、脂質異常症などが危険因子となっていて、メタボが大きく影響していることが明らかになっていることです。つまり、内臓脂肪が増えてメタボになると、死因の2位、3位の脳卒中や心臓病になる確率も高くなるということです。

メタボは男性に多いという印象がありますが、最近では女性のメタボが増えていることが懸念されています。メタボを予防するには体重や体脂肪の変化だけでなく、特に40歳を過ぎたら女性も定期健診(特定健診)で血糖値などをチェックした方が良いでしょう。

さて今回の記事を読んで、メタボは非常に怖いということがお分かり頂けましたでしょうか。
体重が増え過ぎていると感じたら、健康的な身体づくりを心がけましょう。

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