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2016年05月03日
夏と花火と私の死体 小説 感想
著者
乙一
ジャンル
ホラーミステリー
発売日/ページ数
2000/5/24(223P)文庫
物語
九歳の夏休み、少女は殺された
あまりに無邪気な殺人者によって、あっけなく
こうして、ひとつの死体をめぐる、幼い兄妹の悪夢のような四日間の冒険が始まった
次々に訪れる危機
彼らは大人たちの追及から逃れることができるのか?
死体をどこへ隠せばいいのか?
恐るべき子供たちを描き、斬新な語り口でホラー界を驚愕させた
早熟な才能・乙一のデビュー作、文庫化なる
第六回ジャンプ小説・ノンフィクション大賞受賞作
感想
おすすめ度S
死体が語り手という斬新です
夏に読めればより物語の雰囲気を味わえるでしょう
著者のデビュー作でありますが
驚くべきはこれを書き上げたのが16歳の学生だったという事です
伏線が上手く使われており、ラストには見事などんでん返しです
面白くないわけがない
ページ数は少ないのでさくさく読めると思います
優子という作品も収録されていますが
こちらも伏線が上手く使われており面白いです
楽天ブックス 夏と花火と私の死体 [ 乙一 ]
乙一
ジャンル
ホラーミステリー
発売日/ページ数
2000/5/24(223P)文庫
物語
九歳の夏休み、少女は殺された
あまりに無邪気な殺人者によって、あっけなく
こうして、ひとつの死体をめぐる、幼い兄妹の悪夢のような四日間の冒険が始まった
次々に訪れる危機
彼らは大人たちの追及から逃れることができるのか?
死体をどこへ隠せばいいのか?
恐るべき子供たちを描き、斬新な語り口でホラー界を驚愕させた
早熟な才能・乙一のデビュー作、文庫化なる
第六回ジャンプ小説・ノンフィクション大賞受賞作
感想
おすすめ度S
死体が語り手という斬新です
夏に読めればより物語の雰囲気を味わえるでしょう
著者のデビュー作でありますが
驚くべきはこれを書き上げたのが16歳の学生だったという事です
伏線が上手く使われており、ラストには見事などんでん返しです
面白くないわけがない
ページ数は少ないのでさくさく読めると思います
優子という作品も収録されていますが
こちらも伏線が上手く使われており面白いです
楽天ブックス 夏と花火と私の死体 [ 乙一 ]
2017年05月20日
記憶屋 小説 感想
著者
織守きょうや
ジャンル
ホラー/青春/ミステリー
発売日/ページ数
2015/10/24(302P)文庫
物語
大学生の遼一は、想いを寄せる先輩
杏子の夜道恐怖症を一緒に治そうとしていた
だが杏子は、忘れたい記憶を消してくれるという
都市伝説の怪人「記憶屋」を探しに行き
トラウマと共に遼一のことも忘れてしまう
記憶屋など存在しないと思う遼一
しかし他にも不自然に記憶を失った人がいると知り
真相を探り始めるが
記憶を消すことは悪なのか正義なのか?
泣けるほど切ない、第22回日本ホラー小説大賞・読者賞受賞作
感想
おすすめ度A⁺
都市伝説と噂される怪人記憶屋
噂をたよりに記憶屋を探す主人公
世界観は入りやすく文体も読みやすく惹きこまれます
ホラーとなっていますがその要素はありません
なのでホラー目的で読むより
ちょっと切ない系ミステリーとして読むといいかもしれない
人によると思いますが
泣けるほど切ないとは思えませんでしたが
内容は面白かったです
記憶を消すことは悪なのか善なのか
そのへんのやりとりも良かった
シリーズは3巻まであるので時間が出来たらまた読んでみます