一匹狼のアニメゲーム咆哮

2016年01月19日

ライ麦畑でつかまえて小説感想

著者
J・D・サリンジャー

ジャンル
青春

発売日/ページ数
1984/5/20(339P)新書

物語

インチキ野郎は大嫌い！

おとなの儀礼的な処世術やまやかしに反発し

虚栄と悪の華に飾られた巨大な人工都市ニューヨークの街を

たったひとりでさまよいつづける16歳の少年の目に映じたものは何か？

病める高度文明社会への辛辣な批判を秘めて若い世代の共感を呼ぶ永遠のベストセラー

感想
おすすめ度A⁺

16歳の少年の青春物語

10～20代の若い時に読んでれば、感想は違ってきます

大人になって読んでしまうと微妙かもしれません

ですが、読書が好きなら一度は手に取って見るのもいいかもしれません

個人的に思うのは、訳が堅いし古臭いので

前半から中盤は退屈でしたが、後半からやっと面白くなります

訳によっては面白いかもしれないので判断が難しいです

amazonでは、未だにベストセラー1位なので驚きです

評価は概ね高いようですが、自分にはあまり合いませんでしたが

今でもなおこの本は、多くの人々から愛されているのは確かなようです

ライ麦畑でつかまえて (新書)
楽天ブックスライ麦畑でつかまえて [ ジェローム・デーヴィド・サリンジャー ]

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2016年05月01日

君に舞い降りる白小説感想

著者
関口尚

ジャンル
青春/恋愛

発売日/ページ数
2007/9/20(403P)文庫

物語

もう誰も、好きにならない

鉱石店でアルバイトをする大学生の修二は、そう心に決めていた

しかし、店に来る少女・雪衣のことが少しずつ気になり始める

次第に距離を縮めるふたりだったが、彼女は自分の素性を一切話さない

だが、ついに彼女が隠していた秘密を知っていしまう

その時、修二は

人を深く想うということを描いた、心に響く美しい青春小説

感想
おすすめ度S

過去に恋愛で傷ついた二人が惹かれ合い

傷つき、悩みながら再び歩き出す再生の物語

盛岡にある鉱石店が舞台であるが

鉱石の知識は縁がなかったのですが

この物語を読んでいいなと思えました

色々な鉱石がいくつか出てきて興味深い

どの章にも鉱石の名前が使われているので

どんな石なのか画像を探してみるといいかもしれません

終わり方は綺麗であり、透明感があり好きです

楽天ブックス君に舞い降りる白 [ 関口尚 ]

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2016年05月04日

シグナル小説感想

著者
関口尚

ジャンル
青春ミステリー

発売日/ページ数
2010/10/8 (397P)文庫

物語

映画館でバイトを始めた恵介

そこで出会った映写技師のルカは

一歩も外へ出ることなく映写室で暮らしているらしい

なぜ彼女は三年間も閉じこもったままなのか?

「ルカの過去について質問してはいけない」など

三つの不可解な約束に困惑しながらも

恵介は固く閉ざされたルカの心の扉を押し開いていく

切なく胸を打つ、青春ミステリ感動作

感想
おすすめ度A⁺

この著者の作品は2冊目ですが

終わり方が綺麗である

あるページで出てくる印象的な言葉

「やさしいという生き方ほどつらいものはない」

「人と人はわかり合えないものだけど、わかり合いたいって思った人には、必死に心の手を伸ばすんだ」

例えそれで傷つく事があっても、手を伸ばさなければ何も始まりませんよね

恵介とルカの距離が段々近づいていく描写はいいですね

何といっても映写室の描写がとても丁寧で想像がしやすい

ミステリー要素はあまり強くはなく

どちらかというと、恋愛+青春のが強かったです

タイトルのシグナルにはぴったりですね

映画は原作とラストが違います

楽天ブックスシグナル [ 関口尚 ]

楽天ブックスシグナル月曜日のルカ [ 三根梓 ]

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2016年05月11日

天翔る小説感想

著者
村山由佳

ジャンル
感動長編

発売日/ページ数
2015/8/12(528P)文庫

物語

不登校になったまりもは

看護師の貴子から誘われた石狩湾の志渡銀二郎の牧場で

乗馬の楽しさを知った

そして人と馬が一体となりゴールを目指す耐久レース・エンデュランスと出合う

まりもを見守る大人たちも皆、痛みを抱え生きていた

世界最高峰デヴィス・カップ・ライドへのはるかなる道のりを描く

感想
おすすめ度A⁺

傷つき不登校になってしまった少女が

エンデュランスという競技に出会い

馬と触れ合いながら、再生していく物語である

まりもとサイファは徐々に信頼を築きながら

夢へ向かって成長していく過程が良い

エンデュランス描写は、細かく丁寧に描かれており

臨場感があると思います

特にエピローグは良かったです

楽天ブックス天翔る [ 村山由佳 ]

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2016年08月31日

翼 -cry for the moon- 小説感想

著者
村山由佳

ジャンル
青春/恋愛/感動

発売日/ページ数
2002/6/20(560P)文庫

物語

父の自殺、学校での苛め、母には徹底的に拒まれて

N.Y.大学の学生、篠崎真冬は心に深い傷を抱えて生きてきた

恋人、ラリーの幼い息子ティムも

実の母親から虐待を受けて育った子供だった

自分の居場所を求めて模索し幸せを掴みかけたその時

真冬にさらなる過酷な運命が襲いかかる

舞台は広大なアリゾナの地へ

傷ついた魂は再び羽ばたくことができるのか

自由と再生を求める感動長編

感想
おすすめ度A⁺

虐待、人種差別など

色々な問題を取り上げ描かれている

傷ついた少女が再生をしていく感動長編である

真冬に襲い掛かる悲しい展開が多く

途中で辛くなってしまいますが

最後まで読むことをおすすめします

傷つきすぎた翼は飛ぶことができなくなってしまう

だけど、いつかは再生する日がやってきて

再び飛ぶ日がやってくる

傷つきすぎた真冬こそ幸せになってほしい

楽天ブックス翼 [ 村山由佳 ]

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2016年09月01日

夜明けまで1マイル-Somebody loves you- 小説感想

著者
村山由佳

ジャンル
青春/恋愛

発売日/ページ数
2005/1/20(288P)文庫

物語

憧れの先生と仲良くなってしまった大学生の僕

先生と生徒

おおっぴらにできないのは、それだけじゃない

マリコさんには夫がいるってこと

さらに問題は僕はマリコさんに恋をしてるけど

彼女はどうなのかってことだ

一方、バンド仲間で幼馴染のうさぎは

恋をしては泣きを見る恋愛下手

傷つくうさぎが僕には気になる

不器用でひたむきな青春の恋

感想
おすすめ度A

禁断の恋をする涯と恋愛下手なうさぎの青春物語

個人的には、うさぎと涯の距離感がとても良いなと感じた

二人の葛藤や悩みは繊細に表現されています

バンドメンバーもいい演出をしている

うさぎが語る運命論ぽいシーンは好きです

ある意味ベストな終わり方ではあったと思います

楽天ブックス夜明けまで1マイル [ 村山由佳 ]

posted by managarmr at 20:22 | Comment(0) | TrackBack(0) | 青春小説

一匹狼のアニメゲーム咆哮

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2016年01月19日

ライ麦畑でつかまえて 小説 感想

2016年05月01日

君に舞い降りる白 小説 感想