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2015年08月05日

夢を売る男 小説 感想

著者
百田 尚樹

ジャンル
ブラックユーモア

発売日/ページ数
2015/4/3 (315P)文庫

物語

輝かしい自分史を残したい団塊世代の男

スティーブ・ジョブズに憧れるフリーター

自慢の教育論を発表したい主婦

本の出版を夢見る彼らに丸栄社の敏腕編集長牛河原は

「いつもの提案」を持ちかける。「現代では、夢を見るには金がいるんだ」

牛河原がそう嘯くビジネスの中身とは?

感想
おすすめ度S

牛河原というキャラが、腹黒くて面白い

彼の口は巧みで、本を出版したい客を逃さない

皮肉たっぷりのブラックユーモアです

会社のピンチを、彼の手腕で見事乗り切っていく

騙される側はたまったもんじゃないですが、読んでて痛快です

これだけ見ると、彼は悪人に見えてしまいますが

ラストの方では、彼の優しさに好感が持てました

短編連作なので読みやすいです

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2016年10月20日

超・殺人事件 推理作家の苦悩 小説 感想

著者
東野圭吾

ジャンル
ブラックユーモア/ミステリー

発売日/ページ数
2004/4/24(301P)文庫

物語

新刊小説の書評に悩む書評家のもとに届けられた

奇妙な機械「ショヒョックス」

どんな小説に対してもたちどころに書評を作成する

この機械が、推理小説界を一変させる

発表時、現実の出版界を震撼させた

「超読書機械殺人事件」をはじめ

推理小説誕生の舞台裏をブラックに描いた危ない小説8連発

意表を衝くトリック、冴え渡るギャグ、そして怖すぎる結末

激辛クール作品集

感想
おすすめ度A⁺

推理作家の裏舞台を描いたブラックユーモア小説

こういう系は敬遠しがちでしたが

作家の裏側とはどうなっているのか

興味本位で手に取ってみました

結論から言うと意外にも面白いです

各話全部にオチがちゃんとありgood

そのオチも意外なのが多く楽しめます

編集者とのやりとりも面白く

ところどころで笑えます

短編なのでサクサク読めるのも良いですね

そしてじわじわとくる笑い

個人的に超税金対策殺人事件、超高齢化社会殺人事件

超長編小説殺人事件が面白かったです

時には毒舌で時にはギャグで痛快な作品である

それにしてもよくこんなに思いつくなと感心しました


楽天ブックス 超・殺人事件 [ 東野圭吾 ]
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