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2015年07月23日

友とBBAとクレーム客奮闘記

友人が経験した実際にあった話しを物語にしていきます

名前は架空のものです

〜BBA go home〜

ぼくはとあるチェーン店のレジをしている

この日も客が多く、忙しかった

丁度、客足は途絶えて静かになった矢先に、それは訪れた

BBA「自転車の鍵失くしたから、鍵壊してほしいんだけど」

現場に行き、その自転車には、防犯登録がされていた

ぼく「すいません、お客様。防犯登録されている自転車は

警察が立ち会っていないと壊しちゃいけないんですよ」

ぼくは、丁寧に説明したはずだったが、BBAの表情は怒りを露わにしていた

「早く、どうにかしてちょうだい!」

そういうと、BBAはキレた

だが、ぼくは諦めないで、警察にいって壊す説明をする

そうこうしてるうちに、鍵がハンドバッグから見つかった

何食わぬ顔で鍵を解除するBBA

BBA「開いたんでもういいわ」

ぼく「」

(このBBAあれだけぼくに怒鳴り散らしたくせに)

BBAは何事もなかったように、謝罪もなしに去って行った

ぼく「この怒りどうすればいい!答えろ!ルドガー!」

続く





2015年07月24日

友とBBAとクレーム客奮闘記2

〜日本語は理解できますか?〜

ぼくの名前は相馬信一

大手チェーン店のレジの仕事をしている

色んな客を毎日見ているが、変な客も多いのも事実

あれは桜が舞う季節の4月の出来事だった

いつものように忙しくレジを打ち込んでいた

次の客がその日常を非常識で壊す

若い男は靴をレジへ持ってきた

ぼく『靴は返品交換出来ませんがサイズ大丈夫でしょうか?』

ぼくは返品交換の部分を強調して言った

男「いいよ」

レジを通し精算したが、1分後に男はやって来た

男「やっぱ小さいから返品するわ」

ぼく『先ほど返品交換出来ませんと…』

男「今買ったんだよ!ふざけんな」

ぼく(なにこいつ)

2015年07月25日

友とBBAとクレーム客奮闘記3

〜時を止めるBBA〜

蝉の声が真夏の始まりを告げる

今日も例年通りの30度を越えて暑い

店内の仕事はこういう時は暑さから救われる

今日は信じられない事件が起きることをぼくはまだ知るよしもなかった

店内は客で溢れかえっていた

レジを通し精算が終わり、男の客が小銭を財布にしまおうとした時に

信じられない光景を目の当たりにした

ぼく「い…今、目の前で起こった事をありのままに話すぜ」

男は小銭を落としてしまった

1mぐらい転がり小銭は、誰かの足にぶつかり止まったが

誰かの足の正体それがBBAだった

男性客も拾おうとしたが、BBAは自分の財布を取り出した

ぼく(ま、まさか!?)

そのまま拾った小銭を財布に入れた

当然、男性客は一部始終を見ていたが!

あまりの衝撃にぼくも男もポカーンとしていた

ぼく「奴は大切なものを奪っていった!それは男性客の小銭です!」

男と苦笑しながら、BBAが去るのを見送るだけだった



2015年07月26日

友とBBAとクレーム客奮闘記4

〜おーまーえーはーあーほーかー〜

あれは確か冬の日の出来事だったと思う

寒い時期だが店内なので関係ない

いつものようにただ作業に忙殺されていった

レジを通し合計金額が出た時それは起きた

BBA「何、これ高い!金額がおかしい!適当に打ってんじゃないわよ」

ぼく(うっさいからもう一度レジを打ちなおすか)

同じ金額が表示される

ぼく「間違ってないみたいですが?」

BBA「ああ、そう!」

BBAは清算を済ますと去って行った




2015年07月27日

友とBBAとクレーム客奮闘記5

〜この間の定義とは〜

現在昼休み中のぼくは

食事を済ませ少し仮眠をとろうとしていた

石井「よお、相馬君。今日はトラブルはないか?」

ぼくに話しかけてきたのは

商品の返品や修理の担当の石井さんだ

この人もぼくと同じようにたまに変な客からクレームがくるらしい

ぼく「ここ最近はまだないですね」

石井「実は私は、ついさっきあったんだよ」

ぼく「何があったんですか?」

石井「BBAがついこの間バッグを買ったらしく、それが壊れて持ってきたんだよ」

石井さんは、一語一句丁寧に語る

石井「外見は綺麗だったから、この間じゃ曖昧だからいつかったものか聞いたんだ」

ぼく「いつかったものだったんですか?」

石井「20年前」

ぼく「マジですか!?でもついこの間って・・・」

石井「相馬君、BBAにとってはついこの間なんだよ、20年は」

ぼく(そんなバカな!?)

石井「もちろん、保証期間というレベルではない。もちろん返品も無理」

ぼく(当然だな)

石井「有料修理で一件落着だったよ」

休憩時間が終わりを告げる

ぼく「では、休憩終わりなので仕事に戻ります。石井さんまた」

石井「おう、頑張ってな」

ぼくは休憩室を後にした


2015年08月13日

友とBBAとクレーム客奮闘記6

混沌な夏の一日

通勤までの間は、地獄を見る

今年も猛暑で干からびてしまう

朝からご丁寧にアブラゼミの合唱がこだまする

開店は朝10時からだが、事件はその20分前に起こったのだった

何者かが自動ドアをこじ開けたようだ

(不法侵入じゃね?)

(まさか強盗か!?こんな朝から?)

男は、近くにいた井上さんに何やら話しかけている

男は、店内を回り酒を持ってきたようだった

男「会計してよ」

井上「すいません、まだ開店前なので」

井上さんは、困り果てていた

そこで、ぼくは加勢することにした

ぼくはその男に説明する

「1個だしいいじゃん」

(数の問題じゃないんだよ阿保が!)

ぼくはひきつった笑顔で、男にお帰り頂いた

(全く、開店前から先が思いやられる)

開店後、しばらくしてそれは起きた

店内が混みあってきてレジが忙しい

さて、これで全部通し終わったな

クーポン券か、なんか黄ばんでるな嫌な予感がする

日付を見ると、20xx4/13当日有効

え!?暑さで目がおかしくなったのか!?

いやそれは違う!おかしいのはこれを渡した客だ!

JANコードが変わっていて当然通らない

男性客に、当日限りの説明をすると

男「いつでも使えると言ってた!」

商品がない時は、後日商品入荷した時に使えますよ

という説明をすることはあるが

二年は限度を超えてるだろコレ!?

ぽく「限度を超えてるので申し訳ありませんが、使えません」

男は、納得しない顔だったが受け入れて頂いた

それから、昼までは何事もなく時間は過ぎていった

休憩終了後、そこまでやるか?という客を目撃した

ジャストボックスを、一品ずつ会計を四回も繰り返していた

(そこまでして、4円を得したいのかと引いてしまった)

年間、実に1億の損をしている

(こういう客のせいだろう、いつか潰れそうで不安である)

続く













2015年08月14日

友とBBAとクレーム客奮闘記7

混沌な夏の一日(後編)


客足が途切れ始めた昼過ぎに本日4人目が登場

爺さんが、ぼくのレジに向かってきた

爺「自転車担当呼んでくれ」

(自転車売り場に担当は、いるんだが?)

ぼく「どういったご用件でしょうか?」

どうやら自転車の空気入れのポンプについて、だったようだ

それだけで終わるわけではなく

一つ質問しては、何故かこちらのレジにやってくる

(いや、担当の場所教えたでしょうに)

爺「自転車担当呼んでくれ」

ぽく「」

(だから売り場から担当動いてねーから!)

また一つ質問しては、レジに来ての繰り返し×5回

ようやく帰ったが、もうこれ以上変な客は勘弁して頂きたい

それから数時間は何事もなく平和だったが

当たりを見回すと、目にとんでもないものが映る

ぽくは戦慄した

そいつは上半身裸だったのだ

そして半ズボンだと!?

これで店内を、とういか店まで歩いてきたの?

ちょっと間違えれば、わいせつ罪ですよ?

レジで会計してお金を払う時に半ズボンの中から

お札を取り出したのだが、中ってポケットじゃないよ?内側の方だよ

湿ってるお札で触りたくなかったが、それは避けられない

男は会計を済ますと、袋詰めして歩いて帰りました

いくら夏だからってなんていう格好してるんだか

その客に色んな人が一度はちら見をしていたが

とても迷惑そうな視線でした

目は口ほどに物を言うとは、まさにこのことだ

ふう、後もう少しで勤務時間は終わりを迎える

そんな時、本日最後の面倒くさい客とあたる

レジを通し終わり料金が表示される

通したものは、お菓子10点前後

女性客「中くらいの袋40枚ちょうだい」

ぽく「ん?4枚です?」

女性客「小分けにするからたくさんちょうだい。40枚」

ぽく「お客様、40枚はちょっと」

女性客「けちけちしないで、ちょうだいよ!」

ぽく「でしたら」

商品として売ってる安い袋の束(50枚入り200円)の説明をした

女性客「買うならイラン」

(どっちがケチだよ?そもそも袋の枚数おかしいだろ!?)

妥協して袋は点数分だけ渡した

そして混沌な夏の一日は終わりを告げた












2015年08月15日

友とBBAとクレーム客奮闘記8

〜「釣りよこせよ」〜


今日は、雲一つない快晴である

だが、暑いだけで何一ついいことはない

せめて、平和に一日が終わればいい

そして地獄のレジが始まろとしていた

朝は、忙しなく何事も起こらずに終わったのが幸いだった

休憩も終わり、とっとと時間よ過ぎてくれ

真夏の太陽で外が暑い中、店内は涼しい

レジを通して会計を見ると2000円ジャスト

これはきりが良くて楽で助かる

男「釣りよこせよ」

そいつは今の会計で五千札出して、釣りをもらってないと吠えていた

だが、待ってほしい

ぼくは確かに千円札3枚を渡したはずだ

奴の片手にはしっかりと千円札3枚が握られていた

ぼく「あの、片手に握ってますよ」

男「そうかよ!」

そう捨て台詞を吐き男はレジから去って行った

今日は暑かったからだろうか

夏ですね(笑)


友とBBAとクレーム客奮闘記9

〜アイスが溶けたんじゃない、溶かしたんだろうが〜

レジがそこまで混んでるわけでもないのに

それは前触れもなくやってきた

男「アイスがとけたじゃないか!」

ぽく「そんなに溶けるほど、待たせておりません」

良く見ると、この男は手でアイス全体を持っていた

その事を指摘すると、奴は悪気もなく言った

男「冷たくて気持ちいいから、手で握ってたんだよ」

ぽく「」

相手するのが阿保らしいので交換してやることにした

全く、非常識な客は一向に減る気配がない

それでもぽくは、レジを打ち続けるよ!



2015年08月29日

友とBBAとクレーム客奮闘記10

〜そこまでにして割引したいの?〜


今日も忙しなくレジを打っていたが

流石にここまでやる客がいるとは夢にも思わない

クーポン券を出されたので処理しようとすると

ぽくは目を疑った

な、なんと有効期限が切れてるのを手書きで日付を伸ばしていたのだ!
(※犯罪なので絶対にやってはいけません)

ぽく「あのー、有効期限を手書きでかえてますよねコレ」

男性客「いいがかりだ!責任者呼べ!」

ぽく「券偽造なんで警察呼びますね」

その言葉を聞くと男性客はさっさと帰っていった

(何だアイツ)
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