2011年07月31日
日本が危ない(435)余震が多いが、日本沈没は大丈夫か?特別篇(137)
1000年に1度、未曾有の大地震来襲
2011年7月31日
地震の謎を探っていたら、「深海探査船・ちきゅう」に行き着いてしまいました。
地震予知では全くダメでしたが、他の分野では思わぬ研究成果を上げていました。
そこで、深海探査船・ちきゅうを運用している、海洋研究開発機構の興味深い研究成果を紹介して見たいと思いました。
昨日に引き続き、「地球の紫外線が増加する可能性」の紹介です。
今世紀後半、紫外線が増加する可能性
ー成層圏を含めた地球環境の長期変動予測シミュレーションによる成果(その2)ー
2011年6月 1日
独立行政法人・海洋研究開発機構
2.研究内容と成果(1/2)
本研究では、気温・降水や海面水位の変化に代表される気候変動だけでなく、気候・生態系および人間活動
が複雑に関与する炭素循環、大気環境や紫外線の変化など、複雑な地球システムの変動を科学的知見に
基づいて予測し、IPCC(※1)等の国際的な取り組みに貢献する事を目的として、従来の気候モデルを構成し
ていた対流圏大気・海洋・海氷・陸面に加え、成層圏大気、海陸生態系、エアロゾル、大気化学を統合した
「地球システムモデル」を構築しました。
本成果は、これを用いて紫外線の散乱・吸収に大きく関与するエアロゾルと、成層圏・対流圏のオゾンを中心
とする大気化学の詳細かつ長期的変化を取り入れ、地表の紫外線量について全球的将来予測シミュレー
ションを行うことにより、低緯度および日本を含む北半球の中緯度で、地表に到達する有害紫外線(※2)が、
今世紀の中盤から後半にかけて増加していく可能性が高く、日本付近では今世紀の終盤に、全国的に平均
10%程度増加する事を世界で初めて明らかにしました。
※1 IPCC:
気候変動に関する政府間パネル。各国が温暖化対策を進める上での科学的な根拠となる評価報告書をまとめている。
※2 有害紫外線:
太陽光のうち、紫色よりも波長の短いものを紫外線と呼ぶ。通常地上に到達する紫外線は波長280-400ナノメートルであるが、このうちとくに波長280-315ナノメートルの紫外線(UV-B)は生物のDNAを直接的に破壊する性質を持つため、有害紫外線と呼ばれる。皮膚がんや白内障の発症を促すことで知られる。
追記:ロシアより、一足早い秋のプレゼントが届きました。
昨日までは何となく夏であったが、すっかり気候が一変してしまいました。
蝉は知っていたのかもね。
☆ 1.かかり易い病気・怪我
(7)結核:日本ではあまり多くありませんが、中国では患者数も非常に多く、未だ死亡原因の上位に位置しています。
(8)鳥インフルエンザ:中国中〜南部で特にヒトへの感染が報告されていますが、今後いつ新型となって大流行するかわかりません。野鳥や鶏舎、生きた鳥を扱う市場などには、なるべく近づかないようにしましょう。
(これは外務省が中国渡航者に出している、安全情報の一部です)
2011年7月31日
地震の謎を探っていたら、「深海探査船・ちきゅう」に行き着いてしまいました。
地震予知では全くダメでしたが、他の分野では思わぬ研究成果を上げていました。
そこで、深海探査船・ちきゅうを運用している、海洋研究開発機構の興味深い研究成果を紹介して見たいと思いました。
昨日に引き続き、「地球の紫外線が増加する可能性」の紹介です。
今世紀後半、紫外線が増加する可能性
ー成層圏を含めた地球環境の長期変動予測シミュレーションによる成果(その2)ー
2011年6月 1日
独立行政法人・海洋研究開発機構
2.研究内容と成果(1/2)
本研究では、気温・降水や海面水位の変化に代表される気候変動だけでなく、気候・生態系および人間活動
が複雑に関与する炭素循環、大気環境や紫外線の変化など、複雑な地球システムの変動を科学的知見に
基づいて予測し、IPCC(※1)等の国際的な取り組みに貢献する事を目的として、従来の気候モデルを構成し
ていた対流圏大気・海洋・海氷・陸面に加え、成層圏大気、海陸生態系、エアロゾル、大気化学を統合した
「地球システムモデル」を構築しました。
本成果は、これを用いて紫外線の散乱・吸収に大きく関与するエアロゾルと、成層圏・対流圏のオゾンを中心
とする大気化学の詳細かつ長期的変化を取り入れ、地表の紫外線量について全球的将来予測シミュレー
ションを行うことにより、低緯度および日本を含む北半球の中緯度で、地表に到達する有害紫外線(※2)が、
今世紀の中盤から後半にかけて増加していく可能性が高く、日本付近では今世紀の終盤に、全国的に平均
10%程度増加する事を世界で初めて明らかにしました。
※1 IPCC:
気候変動に関する政府間パネル。各国が温暖化対策を進める上での科学的な根拠となる評価報告書をまとめている。
※2 有害紫外線:
太陽光のうち、紫色よりも波長の短いものを紫外線と呼ぶ。通常地上に到達する紫外線は波長280-400ナノメートルであるが、このうちとくに波長280-315ナノメートルの紫外線(UV-B)は生物のDNAを直接的に破壊する性質を持つため、有害紫外線と呼ばれる。皮膚がんや白内障の発症を促すことで知られる。
追記:ロシアより、一足早い秋のプレゼントが届きました。
昨日までは何となく夏であったが、すっかり気候が一変してしまいました。
蝉は知っていたのかもね。
☆ 1.かかり易い病気・怪我
(7)結核:日本ではあまり多くありませんが、中国では患者数も非常に多く、未だ死亡原因の上位に位置しています。
(8)鳥インフルエンザ:中国中〜南部で特にヒトへの感染が報告されていますが、今後いつ新型となって大流行するかわかりません。野鳥や鶏舎、生きた鳥を扱う市場などには、なるべく近づかないようにしましょう。
(これは外務省が中国渡航者に出している、安全情報の一部です)
投稿者:がくがく|17:31