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リーマンの破綻、米金融の崩壊


田中宇の国際ニュース解説
2008年9月15日
http://tanakanews.com/

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★リーマンの破綻、米金融の崩壊
━━━━━━━━━━━━━━━━

から引用。


 今年6月10日、イギリス銀行協会のグリーン会長が「(投資銀行の)レバ
レッジ金融モデルは破綻した。今後は(預金集めの)伝統的銀行経営に戻らざ
るを得ない」と宣言し、私は7月にそのことを記事にした。リーマンが破綻し、
メリルリンチがバンカメに買収される事態は、まさにグリーンの宣言が当を得
ていたことを示している。
http://tanakanews.com/080708bank.htm

 米国の金融システムは、預金集めの伝統的システムが10兆ドル、レバレッ
ジを使った投資銀行的な「影の銀行システム」も10兆ドルの、合わせて20
兆ドルあまりだ。このうちレバレッジ金融の方が、急速に崩壊している。その
崩壊速度は、私が予測していたよりもずっと速い。私は、米当局は10年ぐら
いかけてレバレッジ金融を延命させて少しずつ損切りしていき、その間の米金
融は、日本の90年代のような「失われた10年」になり、経済の低成長が続
くのではないかと書いた。
http://tanakanews.com/080708bank.htm

 しかし現実には、投資銀行は延命できず、次々に破綻している。米の事態は、
日本が経験した「失われた10年」よりはるかに悪く、突然死に近い。これま
で「米当局は、少なくとも大統領選挙までは、金融を延命させるだろう」との
予測が日本でも多かったが、それらもはずれである。このまま行くとブッシュ
の任期中に、米の金融システムは不可逆的に破綻する。金融破綻論で有名にな
ったニューヨーク大学のロウビニ教授は、リーマン破綻を見て「影の銀行シス
テムの全崩壊が始まった」と書いている。
http://www.businessspectator.com.au/bs.nsf/Article/Lehman-end-game-JGSNJ

リーマン・ブラザーズ、連邦破産法第11条の適用申請

リーマン・ブラザーズ、連邦破産法第11条の適用申請(105.60)/ドル・円東京市場概況 9月15日 13時38分
[ドル・円東京市場概況]

*13:37JST
「リーマン・ブラザーズ、連邦破産法第11条の適用申請(105.60)」
リーマン・ブラザーズ・ホールディングスは、連邦破産法第11条の適用を申請した。ドル・円は106円90銭から105円26銭まで下落後、105円60-70銭へ反発。
ユーロ・ドルは、1.4255ドルから1.4482ドルまで上昇後、1.4400-10ドルまで反落。
《MY》

欧米主要金融、リーマン向けデリバティブ取引を整理 破綻申請に備え

欧米主要金融、リーマン向けデリバティブ取引を整理 破綻申請に備え
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20080915AT2N1500615092008.html

 【ニューヨーク=財満大介】欧米主要金融機関などは14日午後、米大手証券リーマン・ブラザーズ向けのデリバティブ(金融派生商品)取引を手じまうための緊急取引を行った。業界団体の国際スワップ・デリバティブズ協会(ISDA)が同日、声明を出して明らかにした。

 ISDAは「取引はリーマン・ブラザーズが破産法適用を申請した場合のリスクを回避するため」と説明。リーマンの破綻で、他の金融機関に損失が連鎖する事態を避ける狙いがある。取引は14日午後2時から6時にかけて行われ、株式、債券、金利、為替や商品などすべてのデリバティブ取引について、他の金融機関に取引を移行するなどした。

 ISDAによると、取引はリーマンが14日午後11時59分までに破綻を申請した場合にのみ有効。申請が行われなければ無効になるという。 (07:50)

リーマン・ブラザーズ協議、難航

 リーマン・ブラザーズ協議、難航
/為替市場オープニングコメント 9月15日 7時28分

[為替市場オープニングコメント]
*07:27JST 「リーマン・ブラザーズ協議、難航」

先週末金曜日のドル・円は、東京市場では、106円88銭から107円71銭まで堅調推移、ロンドン市場では、107円57銭から107円12銭まで反落、ニューヨーク市場では、低調な米国経済指標を受けて106円72銭まで続落後、NYダウ反発を受けて107円
99銭まで反発、107円95銭で取引を終えた。
今朝のシドニー市場のドル・円相場は、リーマン・ブラザーズの買収・破産に関す
る協議から英国バークレーズ、米国バンク・オブ・アメリカが撤退し、リーマン・ ブラザーズに関する協議が難航していることが伝えられたことで、105円30銭まで急落している。
テクニカル分析では、ドル・円の9/12(金)の安値が106円72銭であり、本日9/15(月)の高値が106円70銭であることから、2銭の「窓」を空けて105円30銭まで下落しており、この窓が埋まらない限り、下落トレンドが継続することになる。
すなわち、米国金融機関・証券会社に関するクレジット・リスク面では、3月のベ
ア・スターンズ(全米5位)、9月のリーマン・ブラザーズ(全米4位)に続き、さらなる経営不安が継続することになり、米債券運用会社ピムコのグロース最高投資責任者は、リーマン・ブラザーズが破綻した場合、クレジット市場は「リスクの津波」に襲われる、と警告している。
ドル・円は、9月中間期末決算に向けた本邦機関投資家からのレパトリ(外貨建て資
産売却・円買い)、海外投機筋や本邦個人投資家からの円キャリートレードの手仕舞いによる「円買い圧力」が上値を抑える構図が続いている。一方で、信用収縮懸念を受けたリスク回避から、米国投資家によるレパトリ(外貨建て資産売却・ドル買い)が進んでおり、外貨(ユーロ、ポンド、豪ドル、NZドル)や原油などを売却してドルを買い戻す圧力も優勢となりつつあり、外国為替市場の方程式を複雑にしつつある。
本日のドル・円は、リーマン・ブラザーズに関する続報を注視する展開となる。
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